2012年6月26日火曜日

山菜 薬草 ヤシャビシャク



山菜 薬草 ヤシャビシャク

葉と果実の煎液は滋養強壮と利尿によい。

分類 ユキノシタ科 ヤシャビシャク 別名 天梅、天の梅とも言う。

分布
本州・九州、中国西部に分布する落葉低木。

形態
ブナなどの温帯林の老木に着生する。
高木に着生するので発見しにくいこともあるのであろうが、少ない種とされている。
ただ単なる着生であり、雨の多い脊梁地帯のブナ林などならではの戦略である。
ヤシャビシャクは高い木に着生するので、幹を伸ばすつもりはないらしい。
ある程度大きくなると短枝を発達させ、同じ場所に葉や花を咲かせる戦略である。
葉は円形から5角形であり、1.5~3cmの葉柄がある。掌状に3~5に浅く分裂し、浅い鈍鋸歯がある。
両面に短毛がある。花は淡緑色で4月~5月に咲き、
果実は長さ7~12mmで表面全体に毛があり、熟しても緑色のままである。

薬用
葉と果実の日干し10g以内を600ccの水で煎じて、半量にした煎液を
飲むと強壮効果や利尿作用がある。

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