2014年8月20日水曜日

彷徨いの南朝鮮、苦悩するけいざい、産業界

前回の韓国経済界の苦痛にも似た記事に続き、今回は韓国産業界、も苦戦してます。
根本的に何が原因なのか、もう遅いかも、李氏朝鮮王朝は500年無駄にした、
大韓民国はもうすでに50年、いや70年か!、無駄にした、何年無駄にすることやら・・・・

中国の追撃に道失う韓国製造業…半導体材料は日本に依存
2014年08月20日08時32分   [中央日報/中央日報日本語版]

 韓国経済とともに40年間成長してきた会社、国内市場シェア88%…。
こうした修飾語にもかかわらず、蔚山(ウルサン)化学企業カプロの
キム・ヒョンギル総務チーム長の表情は暗かった。

 昨年、この会社は1127億ウォン(約113億円)の営業赤字を出した。
中国がもう韓国製品を買わないためだ。キム氏は
「最善を尽くしている。職員の士気が低下しないよう助けてほしい」と強調した。

 取材チームも記事化に慎重だった。しかしこの会社の状況を伝える。
現実であるからだ。韓国経済の素顔を冷静に向き合おうということだ。

1969年当時、朴正熙(パク・ジョンヒ)大統領は
アジア開発銀行(ADB)から融資を受けた。
その資金は京釜(キョンブ)高速道路、安東(アンドン)ダム建設、そして
カプロの前身である韓国カプロラクタムの設立に投入された。
ナイロンを作るには「カプロラクタム」という原料が欠かせない。
軍人が警備するほど同社は重要視された。
ここで作られた原料で服・タイヤ・プラスチックが生産された。96年には
コーロンとヒョソンが株式取得競争を繰り広げた。

 しかし現在は職員の士気を心配しなければならない状況となった。
カプロは輸出が売上高の80%を占める会社だ。
しかし中国がナイロン原料を自給し、状況が急変した。韓国貿易協会によると、
カプロラクタムの中国輸出は2012年の2万9648トンから昨年は32トンに
急減した。今年は5月まで中国輸出がゼロだ。

 輸出がふさがると、同社は昨年10月、3つの工場のうち一つを閉鎖した。
最近は2つ目の工場の稼働率も20%台に落ちた。先月31日、
同社の製品出荷場はトラック1台がぽつんとあるだけで、時々、1、2人の職員が
姿を見せては消えた。

 中国追撃の影響を受けているのはこの会社だけでない。韓国を代表する企業の
サムスン電子にまで暗雲が広がっている。
サムスン電子は4-6月期、中国市場で小米(シャオミ)にスマートフォン1位を
明け渡した。

 中国は韓国企業に直撃弾を飛ばしているが、韓国は日本との競争で「鵜」の
立場だ。日本では、鵜という鳥の首を縛り、魚をのみ込めないようにすることで、
魚を獲る漁法がある。
韓国がいくら物を販売しても、結局、お金は日本が儲けるということだ。
韓国電子企業が生産する液晶画面の核心材料である偏光板保護フィルムは日本の
2社が世界市場の大半を掌握している。
半導体の材料となる薄いシリコンウェハーの10個に7個が日本産だ。

 ウ・チャンハ慶尚大産学協力団教授は「誰もデジタル方式の
移動通信(CDMA)を採択しなかった時期、韓国政府が決断を下したため、
今日のサムスンがある」とし「どうすれば新しい市場を作れるのか政府の悩みが必要だ」と述べた。



ブランドがない韓国…中身が空っぽで薄利多売に陥る製造業(1)
2014年08月20日11時15分  [中央日報/中央日報日本語版]

 #1.ファッションの都市ニューヨーク。
この中でも5番街は最高のファッション中心地だ。有名ブランドでなければ
進出しにくいこの場所に先月17日、スウェーデンのSPAブランドのH&Mが
出店した。
4フロア全体を使った5295平方メートルの大型店舗だ。
ニューヨークのファッション界が見過ごすことはできない一発も準備した。
「世界で最も高いアーティスト」と呼ばれるジェフ・クーンズが売り場を
デザインした。服だけでなく最高の店舗も見にこいというブランド戦略だ。

 #2.昨年9月、新世界本店がリニューアルした。
この時コーロンの中低価格女性服ブランドの「クア」は撤退した。
「シーズミス」「シスリー」のような韓国ブランドも離れなければならなかった。
この場所は海外ブランドが占めた。
韓国が繊維大国であってもブランド品になるには歴史と名声で大きく劣った。
SPA製品でも押され気味だ。
ある有名ブランドの韓国支社長は
「韓国は外見はまねるが、需要を予測して素早く新製品を作らなければならない
SPAブランドの本質には慣れていないようだ」と話した。
韓国ファッション産業研究院のチュ・テジン本部長は「繊維輸出が
うまくいっている時に新製品とブランドを開発し未来に備えるべきだった」と
診断した。

 韓国の製造業の成長は世界がうらやむ。しかし韓国の製造業は依然として
「名前」がない。
サムスン電子や現代自動車程度のブランドを除くと「世界的」という修飾語を
付けられるものはいくつもない。
100年企業の斗山(トゥサン)グループの朴容晩(パク・ヨンマン)会長は
「海外に行ったが斗山というブランドを知っている人はほとんどいなかった」と
話した。
斗山が世界的ゴルフ大会の全英オープンを後援することになった理由でもある。

 代表ランナーも危なっかしい。現代・起亜自動車は世界の自動車販売で5年に
わたり5位を守っている。品質満足度評価でも上位に上がる。しかし
ブランド価値を調査するインターブランドによると現代自動車のブランド価値は
43位、起亜自動車は83位だ。大きく上がったといってもこの程度だ。
日本のトヨタ(10位)、ドイツのメルセデスベンツ(11位)とBMW(12位)との格差は大きい。

 ソウル大学のイ・ギョンムク教授は、「サムスン電子は競合会社である
アップルにはブランド忠誠度の面で押され、価格競争力は中国の電子メーカーに
押されている。中国の中低価格携帯電話の成長がアップルよりもサムスン電子に
とって負担が大きいのもブランドパワーの差のため」と診断した。

 慶尚(キョンサン)大学産業協力団のウ・チャンハ教授は
「ブランドがないということはいつでもそっぽを向かれかねないという意味」と
懸念した。

 企業だけしっかりやればいいものではない。国の品格も伴わなければならない。
第一企画関係者は、「国がブランドとなってこそ、その国で生産する製品も
ブランドになる。フランスやイタリアに
ブランドが多いのは国の品格が製品の地位を高めるためだ」と話す。

 シェア1位という化粧をしているが恥ずかしい素顔をしている分野も多い。
サムスン電子のスマートフォンもグーグルやマイクロソフトの
基本ソフト(OS)がなければ無用の長物だ。
今月1日にマイクロソフトがサムスンを相手取り米国の裁判所に起こした
特許使用料関連訴訟もOSに関するものだ。
サムスンのスマートフォン販売台数は年間3億台を超えており、
マイクロソフトに払わなければならないロイヤルティだけで年間30億ドルに
達する。策を弄すのはサムスン電子で、マイクロソフトは座ったまま
稼ぐというわけだ。

 中身が空っぽの製造業の成績表は貧しい。
たくさん売っても残るものがないということだ。
LG経済研究院によると韓国製造業の2010~2012年の売り上げ増加率は
年平均10.6%で、主要36カ国(平均8.2%)で8位だった。しかし
どれだけ残るかを示す営業利益率は4.9%で18位とどうにか中間水準となった。また、現代経済研究院によると韓国製輸出品の付加価値を100とした時に韓国に
残るものは60%水準だ。これに対し中国は72%、日本は83%が自国に残る。
現代経済研究院のチュ・ウォン首席研究委員は、
「輸出が増えても国内所得が大きく増えない理由は製造業の核心技術力が
低いため。ブランド価値の向上が急がれる」と強調した。


韓国に核心技術はない…内視鏡名医の手には日本製装備だけ(1)
2014年08月20日10時16分  [中央日報/中央日報日本語版]

セブランス病院のイ・ヨンチャン教授(中)が執刀する内視鏡施術室では
超高画質(HD)で施術を見られるモニター(1)、光学ズーム機能で
毛細血管まで見られる内視鏡(2)、検診と同時にがん細胞を切除できる
デュアルナイフ (3)が使われる。すべて日本のオリンパス製品だ。   
6日午後2時、ソウルのセブランス病院4階内視鏡室。消化器内科の
イ・ヨンチャン教授が60代の食道がん患者のがん細胞を内視鏡で切除する手術を
していた。イ教授は消化器内視鏡治療では世界でも指折りの権威だ。
そんな彼が手にしているのは日本製の装備だ。
世界の内視鏡市場の70%、韓国の内視鏡市場の90%を占めるオリンパスの
内視鏡「イーヴィスルセラGIF-H260Z」だ。
光学素材で日本の技術力が独歩的であるためだ。内視鏡用メスもオリンパス製品だ。 

 イ教授は「国産製品は質も低いが医療装備分野で必要なハードウェアと
ソフトウェアに対するアフターサービスがしっかりできていない」と話した。

 韓国の製造業は基礎が弱い。組み立てを中心にした大量生産はよくやる。だが、
核心素材や材料は依然として海外製品に頼っている。
特に内視鏡のように日本のメーカーがなければ最初から作れなかったり
使えないものばかりだ。

 日本を抜いて世界2位に上がった半導体がそんな製品のひとつだ。
新製品開発は最高水準だが、主材料や製品を作る機器はほとんどが外国製品だ。
日本の経済産業省によると世界の半導体メーカーが使うシリコンウェハーは7割が
日本製だ。ウェハーに塗る感光材は99%、半導体用遮断材は78%のシェアを
日本が握っている。昨年の韓国の半導体装備の国産化率は20.6%にすぎない。 

 韓国科学技術大学院のキム・グァンソン機械工学教授は、
「半導体装備・材料分野が韓国製造業の現住所とみれば良い」と指摘した。

 生活用品も例外ではない。韓国の免税店で中国人観光客は韓国の化粧品を
買いあさっている。しかしこれほど売れている韓国化粧品の原料の80%は
海外から買っている。高価な機能性化粧品であるほど輸入依存度が高い。
1990~2003年に韓国、日本、米国、欧州で登録された美白関連特許は
684件に上り、このうち日本の特許が63%に達する。

 設計能力も大きく劣る。巨済島(コジェド)にはフランス人がとても多い。
450人余りのほとんどがフランスのエンジニアリング会社テクニップの従業員と
家族だ。彼らが巨済島に集まって暮らす理由は、韓国の造船所が作る海洋プラントを設計し
技術アドバイスをするためだ。
世界の造船所建造能力で韓国の造船会社は1~5位を占めている。しかし
その設計能力はフランス人が常駐しなければならないほど後れている。

産業通商資源部によると韓国の造船資材自給率は20%にすぎない。
設計能力は米国の73%水準にしかならない。こうしてみると
10億ドルの海洋プラントを受注しても韓国に残る分は4億2000万ドルに
すぎない。

 高い技術が必要な製品や素材分野だけのことではない。
基礎的な産業それ自体が揺らいでいる。
アップルのiPhoneやマックブックの流麗なデザインは独自の金型技術で
1枚のアルミニウム板から最大限多くの部分を接合しないで作る
「ユニボディ」があるので可能だ。しかし韓国では基礎技術もますます
弱くなっている。京畿道華城(キョンギド・ファソン)のトウソリューションは
日本の家電・自動車メーカーの協力会社から注文を受け金型を作り輸出する
零細金型企業だ。だが、この会社は2階建ての事務所の1階は賃貸に出し、
2階の半分は空いている。中国と東南アジアの企業が成長し受注が急に
途切れたためだ。韓国金型工業協同組合のイム・ヨンテク理事は、
「金型はすべての製造業の根幹になる産業だが、金型会社が厳しいということは製造業の生態系が根底から揺らいでいるもの」と指摘した。

 キム・グァンソン教授は「人材はすでに作られたものを管理する所ではなく、
機械を直接作る企業に行かなければならない。
エンジニアの処遇が良くなり優秀人材が集まる好循環が必要だ」と話している。

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