2016年2月14日日曜日

外貨稼ぎに奔走、北朝鮮

韓国人、韓国は北朝鮮に慈善事業でもしているつもりか、支払う金が、
共産党に吸い上げられるのは承知だろう。
北は李朝末期よりも最悪だ~~な。

哀れ北労働者、給与70%を党に上納 開城、韓国政府が確認 
一部は金氏秘密資金に


2013年12月、北朝鮮・開城工業団地の韓国企業工場で働く北朝鮮労働者(聯

合=共同)

韓国統一省は14日、南北経済協力事業の開城工業団地で韓国企業が
北朝鮮労働者に支払う給与の約70%が、朝鮮労働党に上納されていることを
把握していると発表した。
韓国政府は10日、北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイル発射を受け、
開城団地の稼働を中断した。

開城団地の給与をめぐっては、洪容杓統一相が12日、核開発などに
使われたとの見方を示したほか、13日の韓国各紙は金正恩第1書記の
秘密資金を管理するとされる朝鮮労働党39号室に流れていた可能性を伝えた。

統一省は14日、朝鮮労働党や朝鮮人民軍などが外貨稼ぎに取り組んでおり
「外貨は39号室と朝鮮労働党書記室に保管され、核・ミサイル開発や
ぜいたく品購入などに充てられている」と指摘。
開城団地の給与も「労働者ではなく当局に渡り、他の外貨と同じ流れを経ている」と説明した。

労働者には、北朝鮮貨幣や、生活必需品と交換する券の形で一部が
支払われているという。(共同)

どんな野心があるにせよ、金正恩第1書記の末路は詰んでいる 
2月14日 [産経抄]

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〈へぼ将棋王より飛車をかわいがり〉と古川柳にある。
飛車は盤面の縦横ににらみが利く。使い勝手がよい-と重宝するあまり、肝心の
王将が丸裸になっていた。
道理をわきまえぬ素人考えを、蔑(さげす)んだ一句である。

 ▼民の守りを放置し、武威を頼んで核・ミサイルの開発に寄りかかる。
砲口を国際社会に向ける北朝鮮にはどの道、締め付けが必要だった。
拉致問題は「特別調査委員会」を設置した一昨年7月から進展がない。
この一事だけでも、日本の独自制裁には裏打ちがある。

 ▼「行動対行動」「対話と圧力」の原則を淡々と守った日本の指し手は、
痛いところを突いたと見える。
制裁を強めたことへの対抗措置として、北は拉致問題の特別調査委を
解体するという。将棋は手詰まり、
いっそのこと盤面を崩してしまえという素人考えに近い。

(2/3ページ)

 ▼北は拉致被害者の情報を管理していよう。はなから調査は必要なかった。
今回のご破算も、体裁を繕う口実だろう。
兵器の開発が進む裏で、国力は衰運をたどっている。
拉致被害者や自国民の苦悩を顧みない独善の愚かさを、国際社会は制裁で
知らしめるほかない。

(3/3ページ)

 ▼北と関係の冷え込む中国に
「夸父(かふ)、日影(にちえい)を追う」の格言がある。夸父は地の果てまで
太陽を追い、喉の渇きで力尽きた中国の古人という。
身の程知らずの大事業を企て、未完のまま自滅することを指す。
どんな野心があるにせよ、金正恩第1書記の末路は詰んでいる。

 ▼自身は太陽のつもりかもしれないが、先祖2代の七光に照らされた月が
関の山である。
〈月満ちては欠け、物盛りにしては衰ふ。万(よろず)の事、先の詰まりたるは、

破れに近き道なり〉と『徒然草』にある。
粛清と軍拡に明け暮れる独裁者が、いずれ身をもって知る戒めであろう。

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