2016年8月15日月曜日

韓国は「御しやすい国~~、最大・強烈に同意

「御しやすい・ぎょしやすい」とは、(自分の思うように扱いやすい)。
昨日の記事、「夷を以て夷を制す」につづく記事だ。
韓国は東アジアでの最高の国だぐらいとでも思っているのだろうが、中華が
韓国に対して、「いかに無礼だった」かと、いいかえれば韓国は日本に対して
「いかに無礼か」は、いつもの事だが認識はないのだろう~~な
こんな主張が出来る韓国人は1%、99%は民族資質、扱いやすい国では
あるだろう。
   
【コラム】中国に「韓国は御しやすい国」と思わせるな

2010年11月の北朝鮮による韓国・延坪島砲撃事件の直後、
中国の外交トップだった戴秉国・国務委員(副首相級)が2日間の日程で
韓国を訪れた。
黄海での韓米合同軍事演習を翌日に控えた日だった。
戴氏らは11月27日午後3時「韓国に行くのでソウル空港を空けてほしい」と
伝え、15分後に中国の空港を離陸し、到着直後に
李明博(イ・ミョンバク)大統領との面会を要求した。
韓国の外交長官が訪中直前にこれを通知し、習近平国家主席との面会を
要求することを想像すれば、中国がいかに「無礼」だったかが分かるだろう。

翌日に李大統領と会った戴氏は、1時間ほど歴史の話などの雑談を交わすと、出し抜けに北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の開催を提案した。
戴氏は今年4月に出版した回顧録で、北朝鮮の
故・金正日(キム・ジョンイル)総書記を「友情を分かち合った友人」と
表現し「彼と築いた友情を生涯忘れない」とつづった。

戴氏を通じて中国の「実在」を思い知ったとすれば、中国メディアの有様は
北朝鮮による10年の韓国海軍哨戒艦「天安」爆沈事件直後に
韓国外交部庁舎を訪れた中国報道陣の姿から読み取ることができた。
記者たちは中国共産党機関紙の人民日報、共産党系紙の中国青年報など
複数のメディアに所属していたが、韓国人記者たちが国連の北朝鮮制裁に
反対する中国を批判すると、口々に
「緊張をもたらしているのは米国と韓国だ」と反発した。
人民日報の記者がガイドライン的な発言をすると、他社の記者たちも
同じような意見を口にした。記者というより政府の立場を代弁する
広報担当の役人のようだった。

天安爆沈事件、延坪島砲撃事件という北朝鮮の相次ぐ挑発は、北東アジアの
安全保障の「内情」を露呈した。国際社会はG2と呼ばれていた米国と中国に
責任ある行動を求めたが、中国は制裁レベルの要求さえ無視し、逆に制裁を
妨害した。
中国は、天安爆沈を受けた北朝鮮制裁要求には
「北朝鮮がやったという証拠がない」と主張し、韓米合同軍事演習に
対しては「域内に緊張をもたらす」として猛反発した。

中国が高慢な態度で一貫することができたのは、韓国国内の分裂という
「信じるところ」があったためだ。当時、
政界やメディアの一部は天安爆沈事件をめぐる「陰謀論」を絶えず提起し、
延坪島砲撃事件後も北朝鮮への対応をめぐり韓国国内は四分五裂した。
野党は「戦争か、平和か」という論理で北朝鮮よりも韓国政府を批判の
ターゲットとし、政府と与党は野党を説得するのではなく
「どの国の政党なのか」と非難することで安保問題を内政に利用した。
元外交当局者は「中国にとってみれば、自分たち同士で殴り合う韓国ほど
『御しやすい国』もなかっただろう」と振り返る。

それから約6年がたった。だが、韓国への配備が決まった
米最新鋭地上配備型迎撃システム
「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」をめぐる韓国国内の状況と
中国の姿は、6年前とよく似ている。
自国の利益ばかりを追い求める中国には、しばらくは大国としての責任ある
行動を期待し難いだろう。ならば、
まずは韓国を「御しやすい国」と中国に思わせないようにするところから
変化を目指すべきだ。
韓中関係において中国を高慢で無責任な国にした責任の多くは、
韓国にあるのだから。

鄭佑相(チョン・ウサン)政治部次長
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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