2016年8月7日日曜日

最低レベル、最高の自虐ネタ、韓国

国家理念の欠如、民族資質のレベルの低さ、なんて云うべきか、言葉も
見つからないほど、最悪にして最高の自虐ネタ・・・
歴史認識の勘違いか、民族資質が強すぎるのか、66年もたってまだ、
この程度の民族資質とは~ね~~~
日本と云う隣国がありながら、70年以上前、日本は米国と戦争をした
国だ、その日本が今強力な「日米同盟」でむすばれている。なぜか・・?
「自由・民主主義・法治」国家の基本理念だよ、
   
【コラム】中国の恐ろしさを思い出した韓国、すでに完全な四面楚歌

大韓民国は今や完全な四面楚歌状態だ。
米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の
韓国配備問題や南シナ海の領有権問題などを通じ、中国はアジアの盟主に
なろうとする本性を隠そうともせず、牙をむき始めた。一方の
米国は大統領選挙に向け保護貿易に回帰しつつあり、日本は安倍首相を
中心に強国となる昔の夢を再び持ち始めている。
英国の欧州連合(EU)離脱により欧州市場も揺らいでいる。

3年前に記者は「韓国人にしか分からない三つの価値」という見出しの
コラムの中で、海外の識者が
「韓国人は中国と日本がいかに恐ろしい国か分かっていない」と
指摘しているのを紹介したことがある。
最近もわれわれは先日ラオスで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)で、中国の王毅・外相がTHAAD問題で韓国に対し非常に
傲慢(ごうまん)かつ傍若無人な態度を取った様子を目の当たりにした。
われわれは王毅氏の目つきと態度から、500年以上前に朝鮮の王が中国の
使者にひざまずいた時の、彼らの嘲笑と嘲弄(ちょうろう)の表情を
想像した。
中国は自国の利害が関わる問題ではいつでも帝国として周辺国に君臨する
「恐ろしい隣人」であることを改めて示したのだ。

われわれの4000年の歴史は中国と日本に対する屈従の歴史であり、同時に
貧困の歳月でもあった。
ところが第2次大戦後、われわれは中国と日本に捕らわれた状態から一気に
開放され、米国の手を取りながら世界に出て民族の歴史上最も豊かな60年を
つくり上げた。
中国と日本に束縛されていた時、われわれは悲惨な国だったが、そこから
逃れた時に初めて住みよい国になったのだ。ところが
今われわれは再び中国と日本の圧力を肌で感じ始めている。
今忘れてはならないことは、彼らに捕らわれている時はわれわれは死んだも
同然となり、そこから逃れた時は豊かになるという歴史的経験だ。
同時にわれわれは中国がいかに恐ろしい国であるかを今やっと思い出した。

われわれが世界に出られるようにしてくれたのは米国だった。
共産主義と戦う戦争でわれわれを支援してくれたのも米国だ。しかし
韓国は今中国と日本から再び包囲されまいと必死になっているが、そこから
助けてくれるはずの米国はもうこれまでの米国ではない。
米国はわれわれだけではなく、米国の善意を利用することに慣れた世界の
国々に背を向け始めた。
中国も日本も欧州も自分の利益を守るために必死だが、今や米国も
そのような行動を取りつつあるのだ。

100年前の旧韓末、国内で政治が乱れた時に先祖たちは
「中国に付くか日本に付くか」を決められなかった。それから1世紀が
過ぎた今、われわれは
「中国に付くか米国に付くか」の選択を突き付けられている。
しかも今の状況は当時よりも一層複雑で多面的だ。
中国の戦略は単に軍事面、外交面だけではなく、韓国の息の根を
止めるかのように経済面での圧力も強めている。
われわれの手を取ってくれるものと期待していた米国も、これ以上
恩恵を与えてくれるわけではなく、状況に応じて態度を変えようとしている。つまりわれわれは西から押し寄せてくる中国の覇権主義と、東で
頭をもたげている米国の新たな保護主義の間で
進退両難の立場に追い込まれているのだ。

米国の著名な政治学者ブレジンスキー氏はその著書
『戦略的ビジョン(Strategic Vision)』の中で、米国がアジアから中国に
追い出された場合韓国が生き残るには三つの道があると指摘した。
一つは中国への従属、
二つ目は核兵器の保有、
三つ目は日本と協力し中国に対抗することだ。ただし
核兵器保有は世界中から止められており、また日本との協力は常に中国を
選択してきた歴史を考えてもわれわれには不可能だ。
だとすればわれわれの選択は中国の属国になることしかない。
韓国がTHAADを配備せず、アジア諸国が中国による南シナ海での力の支配に
あいまいな態度を取り続けたとき、米国はその防衛ラインを日本列島に
後退させ、アジアを中国に差し出すだろうが、それはつまり
韓国を放棄することを同時に意味する。

われわれが米国か中国かという岐路に立たされたとき、中国を
選ぶような素振りを示せば、その瞬間からわれわれは独立した存在とはなり得ず、
中国に隷属する結果がもたらされる。
それがブレジンスキー氏の指摘だ。

目を国内に向けると、状況はさらに悲惨だ。
政界は与野党とも派閥争いに没頭している。今われわれが外交・安全保障の
両面でいかに危険な状況にあるか、またわれわれがいかなる選択を
すべきか考えるどころか、議論さえしていない。
大統領府は米中間の対立にできるだけ本心を出さない
「あいまい戦術」を今なお取り続けている。何を隠そうとしているのか、
無知故にそうしているのか、自信がないのか、意図してそうしているのか
誰にも分からない。
大統領はTHAADに対する内閣の考え方を強調する席で、不正の疑いのある
側近の考え方を織り交ぜながら彼らを激励する様子を演出した。
今大統領には国の将来や安全に関わる重大問題を直接国民に問い、共感を
築き上げる指導者としての態度が求められている。ところが
大統領は国の一大事に関してはスタッフ会議での指示を通じて
下達するだけで、政治的な動きと関係ない会議や、日々懸命に暮らしている
庶民が集まる市場をうろうろしてばかりいる。しかし今、
この国にはそんな余裕などない。

金大中(キム・デジュン)顧問
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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