2016年8月13日土曜日

事故、故障だらけの韓国鉄道

仁川云う都市はかなり財政が豊かなんだな~~、2号線と1号線は、ただ
方向が違うだけか、なんだか仁川市には鉄道ばかり走っている・・・
追突事故、脱線事故、故障事故ばかりの報道ではないか
写真で見る限りそんなに難しい鉄道とはおもわないが・・・・
しかし、全面廃止徹去とは度胸もいいけど、よく決断できた・・・、あとは
何年、放置か見ものだ・・・

巨額投じた韓国モノレール、運行もできず廃棄
2016年08月12日14時44分 [中央日報日本語版] 

試験運行する月尾銀河レール(写真=仁川市)  
853億ウォン(約80億円)の税金が投入された韓国のモノレール車両
10台が撤去される。

2010年6月に完工した仁川市(インチョンシ)の
月尾(ウォルミ)銀河レールは不良施工のために試験運行過程で事故が
続出し、6年間開通が遅れたが結局は運行もできなくなり今月中に全て
撤去される。
仁川交通公社は車両処理案をめぐって苦心しながら結局は廃棄処分を
選択した。
車両基地に移された車両は鉄製部品はくず鉄として売却し、
繊維強化プラスチック(FRP)素材は
廃棄物処理法によって処分する予定だ。

鳴り物入りで開業した韓国・仁川都市鉄道でトラブル続出 
地元メディアは「事故鉄」「故障鉄」と容赦ないが…
 
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テレビニュースも相次いで、仁川都市鉄道2号線で頻発する
トラブルを報じた(youtubeより

鳴り物入りで開業した韓国の仁川都市鉄道2号線が、韓国メディアから
「事故鉄」「故障鉄」と激しいバッシングを受けている。
7月30日の開業当日に6件の運行トラブルが発生。その後も連日のように
運行を停止する事態となり、安全性や技術面での不信感が
高まっているためだ。
折しも夏の観光シーズンの最中。空の玄関口・仁川国際空港に向かう
路線とも連絡する仁川2号線の不具合は、韓国のインフラ技術に対する
国内外の不信にもつながる恐れがある。

トラブル頻発、初日から計1時間以上も運休

「新・旧都心の地域発展とともに駅周辺の開発を促進し、市民の生活の質の
向上にも大きく寄与する」

韓国の国土交通部(省に相当)は7月26日のプレスリリースで、30日に
開業する仁川2号線にこう期待を寄せた。ところが開業1週間あまりで
仁川2号線の評価は地に落ちた。

開業初日の午前中にまず6駅が停電し、18分にわたって運行が中断した
ほか、午後にも電力系統の出力トラブルで20分あまり運行がストップ。
夕方から夜にかけても電力系統や信号トラブル、停止位置不良など
さまざまな理由で運転がストップし、初日だけで6件、
計1時間超にわたり運休となったのだ。

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このため現地紙、京郷新聞は31日、「事故鉄」との見出しで仁川2号線の
トラブルを報道。中央日報や聯合ニュースなども「終日大小の事故が続いた」と報じた。だが、
トラブルはこの日だけで終らなかった。

「何で作ったんだ」…市民ら怒りの声

8月1日にはドアが閉じなくなり10分間運行を中断したほか、2日には
車両と信号機とを結ぶ管制システムの通信が途絶えるトラブルが発生。
3日には駅に到着した車両のドアが開かず、乗客が緊急スイッチを押して
強制的に開放するなど、さまざまなトラブルが相次いだ。

こうした事態に、ニュース専門のケーブルテレビ「毎日放送」も
「『事故鉄』の汚名を着せられた仁川2号線、また故障」と報じたほか、
地方紙中部日報も「これはもはや『故障鉄』」と揶揄した。交流サイト、
フェイスブックには市民らから「毎日事故じゃん」「何で作ったんだ」などの投稿が相次いでおり、悪評にまみれた形だ。

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ゆりかもめと同じも…信頼性は段違い

仁川2号線は、仁川市を南北に貫く約29.2キロの路線だ。
2009年6月の着工で総工費は約
2兆2000億ウォン(約2000億円)。当初は14年の
仁川アジア大会にあわせて開業する予定だったが、工期が延長となり
7年がかりでようやく完成した経緯がある。

無人運転で総合管制室から遠隔操作する仕組みは、新交通ゆりかもめや
神戸新交通ポートアイランド線と同様だ。しかし、
連日のトラブルが頻発する状況は、現在の日本であまり考えにくい。さらに
問題なのは、こうしたトラブルが、試運転期間中にもたびたび
発生していたことだ。

連合ニュースによると、試運転時も管制所から操作してドアを
開けなければならない問題が頻繁していたという。もともと
ホームドアがない場所に停車位置がずれた場合、安全のため車両のドアが
開かなくなる仕組みだが、停車位置が正しくても開かないケースが
あったという。

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テレビニュースも相次いで、仁川都市鉄道2号線で頻発するトラブルを報じた(youtubeより)

試運転で追突事故も 安全確認に疑問符

しかも試運転中だった今年5月21日には、停車中の列車に後続の列車が
追突する事故も起こしている。
中央日報によると、この時は無人運転ではなく、運転していた機関士の
前方不注意が原因だったというが、鉄道の安全性に対する信頼を損なう
重大事故である。

運行主体の仁川交通公社などは6月から40日間にわたって試運転を実施し、7月には国や専門家による最終検査も受けた。その上で
「試運転の結果、99%以上の問題に対処した」(同公社)としていた。

開業以降のトラブルは、安全確認が十分尽くされていないことの表れに
他ならない。
すでに市民団体が官民で組織する「安全検証委員会」の設置を仁川市などに
申し入れたというが、安全管理・審査を行う国や専門家らの責任は重い。

(内田博文)

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