2016年9月3日土曜日

台風12号接近中

勉強・コンブ・공부 、工夫・ヨング・연구、ハングルだけど意味は同じ
勉強なのか・・・
日本の今年の夏は、猛烈な暑さだったが、9月に入り台風10号の影響か、
何かで天気は一変し、空は高く、吹く風は生温くなく涼しさを含み・・
しかし今日は今夜から台風12号が九州に上陸するような気配~~
まねェ~韓国・朝鮮人と日本人を同じにしてもらったらこまるわ~~な。
   
【萬物相】日本の夏、「工夫」の夏

5年前の秋、ある日本人から近況報告のメールを受け取った。
「今年の夏は土曜日に出勤する代わりに、平日に一日休みました。
勤務時間は朝7時から午後3時まで。
扇風機だけで暑さをしのぎました」と書かれていた。
このメールをコラム形式にするようにお願いし、本紙に掲載した。
タイトルは「蒸し暑かったが心温まった東京の今年の夏」。
彼は「困難にぶつかった時、それぞれが小さな目標を達成して大きな成果を
挙げることこそ生きる楽しみだ」と書いた。

その年の3月、日本の東北地方は巨大地震に見舞われた。
福島原発の事故で放射能漏れの恐怖が襲い、各地の原発が全面停止した。
そのころ3回、東京に行った。
官公庁は蒸し暑く、ホテルのロビーは暗かった。
企業の会議室では扇風機ばかり回っていた。街灯は1つおきにともり、
私が子どもだったころの灯火管制訓練を思いだした。
その時から日本の首相は「節電協力要請」として毎年、国民に節電を訴えた。

節電のほかに原発の稼働停止による電力不足を補う方法がなかったのだ。

それから5年が経ち、先週東京に行った。日本の新聞を見たら、
「6年ぶりに節電のない夏に成功した」という記事があった。
今年の夏は首相が節電を呼びかけておらず、それでも電力供給に問題が
生じることなく夏を越せたという。
節電は一度やったらそれで終わりということではないようだ。
8月の消費電力は東日本大震災前より14%減少したという。
今では原発を稼働させなくても電力需給に問題がないというのだから、
大きな災害を克服した国民的忍耐力は素晴らしい。

それぞれの行動に目を向けると、事実、小さな努力の積み重ねだった。
家電メーカーは製品の省電力機能を高めた。
オフィスでは電力消費量が少ない蛍光灯などに切り替えた。
電力会社は太陽光をはじめとする再生可能エネルギーの発電量を大震災前に
比べ25倍に増やした。
これは原発7・8基分に相当するという。各メーカーでは電力を大量に使う
工場を海外に移転させた。
経済成長の面ではマイナスだが、全体として見れば利益になると
判断したのだ。
政府は電力会社の地域独占システムを崩し、競争を取り入れた。
「電気予報」「電力需給警報」など、スマートフォンの通知サービスで
一般の人々が財布の中のお金を気にするように、常に消費電力を
気にするようにした。

日本の人々は「くふう」という言葉をよく使う。
漢字で書けば「工夫」だが、韓国語の「工夫(コンブ=勉強という意味)」とは違う。
何か問題が発生しても、一生懸命考えていい方法を見いだすことを意味する。

原発事故による電力問題についても、日本人は5年間、いろいろと
「工夫」したようだ。
今年の夏は日本でも暑さが厳しかった。しかし、省電力エアコンの風で
室内は涼しく、発光ダイオード(LED)照明で夜の街は明るかった。
このような国民なら国の運営も実にやりやすいだろうと思った。

鮮于鉦(ソンウ・ジョン)論説委員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

0 件のコメント:

コメントを投稿