2016年12月24日土曜日

常軌を逸した韓国社会

ふ~ン、目に見えるようだ、ゆるみきった公務員が11時を回れば昼飯に
出かけるとこが、~~~!!
勤務状態違法行為を自分の責任で無く人の、政府の責任にする、あらゆる
事に自分で無く周りが悪いと責任転化は民族資質なり~~~
これが次期大統領が決まるまで続くの~~か・・・

【社説】ゆるみ切った韓国政府機関、国民は誰を頼ればよいのか

朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の弾劾議案が可決された12月9日以降、国の
どの部処(省庁)でも職員は仕事が手につかない状態にあることがわかった。ソウル市中心部、光化門の政府世宗庁舎近くに行くと、職員たちが
昼休み時間の30分以上前から昼食に出かけ、オフィスに戻る時間が通常より
遅くなっている様子などすぐ目につく。
国会関係の番号が表示された電話には出ず、政策に関するアイディアが
あっても次の政権になるまで隠しておく職員もいるようだ。
部下の管理にあたる幹部職員も、人事発令の遅れを言い訳に部下職員らを
放置しているのが実情だ。

世宗市に移転した多くの部処も同様で、こちらは移転直後から職員の緊張が
緩む傾向にあるとの問題が以前から指摘されてきた。
閣僚や次官、局長クラスが何らかの職務でソウルに向かうと、上司が
いないことを理由に職員らが休日のように過ごすのが常態化していると
いうのだ。また
エリート公務員らの間では世宗市への移転後「ガラパゴス島に捉えられた。
そのうち淘汰されるのでは」といった不安の声も高まっていた。しかも
今回弾劾が可決したことでこの傾向は一層ひどくなり、政府職員らの
間からは「もうねじが完全に緩みきった」といった声も聞こえてくる。

職員らが仕事が手につかず、部処間の連携も取れないとなると、その
しわ寄せを受けるのは国民だ。
鳥インフルエンザの感染拡大によって国民を悩ます卵不足も結局はその
しわ寄せだ。鳥インフルエンザの感染拡大は今回がはじめてではなく、
過去13年の間に9回も発生しているが、政府による今回の対応はあまりにも
未熟でずさんだった。
まず殺処分された鶏などの数はすでに2400万匹を上回った。たとえばある
地域では、役所に設置された対策チームが殺処分を行う業者を口コミで探し、対応が20時間も遅れた結果、被害が拡大したケースもあったという。
卵の価格は1カ月前に比べて27%も上昇し、最近は卵が窃盗の被害に
遭うケースも続出している。
インフルエンザ対策も同様だ。特に小中高校に通う児童生徒の間では
インフルエンザの感染が急速に広まっているが、国はこれといった対策は
何もやっていない。その結果、幼児や児童の間でインフルエンザの感染が
疑われる数は1000人あたり153人にまで達し、これは過去最大の数値に
なっている。

大統領職が事実上の空白状態になり、これに政府職員までが仕事への
使命感も責任感も失ってしまえば、この国はいったいどうなるだろうか。
国民はもうこれ以上大きな事件や事故が起きないことを祈るしか
ないのだろうか。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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