2016年12月18日日曜日

韓国社会の善と悪

そうよな、これは韓国・朝鮮人の民族資質やわ~な、善が悪を裁くって事
反対する反対派を徹底的に潰すって事は民族資質よな。
国政がどうのこうのではなく左派野党が与党潰し、与党親朴派を潰したい
与党反朴派の面々、只の政権争い・・・・・
   
【コラム】大統領の下着まではぎとろうとする低俗な韓国

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は2つの財団を設立し、財閥などに
800億ウォン(約80億円)近くを拠出させて友人の
崔順実(チェ・スンシル)被告とその側近に運営を任せた。
国のために財団を設立したのなら、なぜ公職に就く専門家に任せず、
私的な関係の無資格者に委ねたのかが疑問だ。
マッサージセンターの運営者が、国のスポーツ振興を率いることが
できるだろうか。そうした疑念からこの事件は始まった。
崔被告らは財団に拠出された資金のうち、処分が制限される財産の割合を
90%から20%に減らし、処分可能な財産は10%から80%に増やした。
資金を着服しようとしたのだ。
崔被告らは、自分たちで企業からカネをむしり取ることさえしていた。
朴大統領がこれを知っていたかどうかを突き止める必要がある。

崔被告らは閣僚や青瓦台(大統領府)の首席秘書官を「任命」した。
崔被告は大統領の演説草稿を好き勝手に手直しし、閣議や首席秘書官会議の
日程を変更した。
朴大統領は閣僚や首席秘書官とあまり顔を合わせなかっただけでなく、
大統領秘書室長とさえ週に一度も会わないことがあった。
主に官邸で過ごし、執務室にはあまりいなかったことも分かった。そんな
状況で、国政がどう回っていたのかと思う。

ここまでだ。ここまでが「崔順実事件」だ。だが、これをあまりに
超えてしまった。
大統領がどんな注射を打ったのかをめぐり大騒ぎし、さらには青瓦台から
性機能不全治療などに使われるバイアグラが見つかったことを、
何か大きな発見でもしたかのように騒ぎ立てた。
筆者も海抜3000メートルを超す高山地帯に行くとき、高山病の治療薬として
バイアグラを携帯したことがある。高山病は深刻だ。死ぬ人もいる。
実際には、バイアグラは高山病に役立たなかった。
医師の勧めで持って行ったのだ。
青瓦台が高山地帯の訪問に備えたものだと説明したにもかかわらず、
まるで大統領の男女関係でも突き止めたかのごとく皮肉ったり、
あざ笑ったりしている。
韓国人を軽蔑する日本人たちはこれを物笑いの種にし、欧米のメディアも
あきれ返った様子だった。

朴大統領がしわを目立たなくする施術を受けていようといまいと、それが
国政や崔被告の事件と何の関係があるのか。その施術が国政に影響を
与えたという根拠がない限り、問題になり得ない個人的なことにすぎない。
そんなつまらない詮索の中で一つ注目されるのは、睡眠状態で行う
内視鏡検査で使われるという鎮静剤だ。
何も対策を取らずに大統領が少しの間でも意識を失い、
緊急事態が起きた際にすぐ対応できないとなれば、これは困ったことだ。
この部分については真相を突き止める必要があるが、今はまだ
朴大統領がそうした処方を受けたのかどうかさえも不明だ。

検問なしで青瓦台に出入りした人がいたとも騒がれている。
人との付き合いが朴大統領よりもはるかに多かった歴代大統領の政権では、
そんな人はもっといただろう。
検問が必要なのは警護のためだ。警護上の危険のないことが明らかな、
個人的な客がいたとしてもおかしくはない。大統領も人間だ。

崔被告の事件の本質はどこかへいってしまい、注射や美容施術を
あげつらった侮辱がそこに取って代わった。
朴大統領に対する弾劾訴追案が国会で可決されたにもかかわらず、こうした
低俗な攻撃が相変わらず報じられている。
無理やり前後関係をつないだ、でたらめな報道を毎日のように目にする。

朴大統領が2014年4月、旅客船「セウォル号」沈没の一報を受けたとき、
すでに船は90度ほど傾いていた。内部が複雑な旅客船が30度以上傾けば、
脱出は難しいという。だとすれば、犠牲者の数は朴大統領の対処とは関係の
ないことだ。それでも大統領が自身の役割を果たしたかについては確認する
必要があり、特別検察官がこれを捜査する。だが、そうではなく
「朴大統領のせいで乗客が犠牲になった」と責め立てている。
崔被告の事件と何の関係もないこの話が再び俎上(そじょう)に載せられ、
無用な聴聞会まで行われた。沈没事故の際に朴大統領がシャーマニズムの
儀式をしていた、美容施術を受けていたなど、憶測は絶えない。

朴大統領の問題は注射や美容施術ではなく「無能」だ。この4年間、
内閣と秘書陣が存在感を発揮したことはなかった。おかしな人、
資格のない人たちと一緒になり、ままごとのような国政運営をしてきた。
その裏で崔被告のような人が絶大な権力を振りかざし、利益を得ていた
事実までもが明らかになった。

そのため、韓国が今問うべきなのは、国政がどうなっていたのか、
憲法や法律の違反はなかったのかという点だ。この深刻な問題を
差し置いて、人の個人的な隠し事を暴き、罵倒したりそしったりして
面白がるのは、国を前に進めることに少しもつながらない。

このさなかに、ある人からこんなメッセージを送られた。
「朴大統領はお姫様病にかかった低能な人で、韓国をどん底に突き落とし、
すぐにも前大統領になるだろうが、私たちはこの先も韓国国民として
生きていかねばならないのに、大統領をけなすほど国の品格は
落ちてしまう。
全世界が見ています。大統領の下着までもはぎとろうとする低俗な韓国を」

楊相勲(ヤン・サンフン)論説主幹
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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