2017年1月16日月曜日

自国を自国で護れぬ国の自虐ネタ

この記事なんか、まさに韓国民族資質丸出し、強い国にすり寄ると云う、
韓国・朝鮮人特有民族資質~~~、自国を自国で守れぬ民族資質~~、
宗主国・中華の強圧は2千年の歴史、虚飾と虚構で潜り抜けた歴史が、
いまだにDNAとして残るか~~~

【コラム】中国の小国外交

2011年に北京大で研修を受けた時のことだ。
中国語を学んだ8カ国の留学生が演劇を準備中、校内に「八国聯合公演」と
いう文字が入った看板を掲げたところ、異変が起きた。
通りかかった老教授が「なぜこんなものを掲げるのか」と文句を付けて
きたのだ。いわく1900年の義和団の乱に介入した
8カ国連合軍を連想させるとかで、「悪夢のような歴史をなぜ刺激するのか」と責められた。
当時英国、ロシア、ドイツ、フランス、米国、イタリア、オーストリア、
日本の8カ国は義和団の乱で自国民の生命が脅かされるという理由で共同で
出兵し、北京、天津などを攻撃した。
北京が初めて西洋の軍隊に踏みにじられ、西太后は西安へと逃れた。

覇権国による侵略を受けた歴史は、毛沢東や周恩来が「内政不干渉」を
中国外交の基本原則として掲げる背景になった。
周恩来外相(当時)は1955年4月に開かれたアジア・アフリカ会議
(バンドン会議)で内政不干渉などを掲げた非同盟外交で第三世界の国々の
支持を得た。そのおかげで中国は1950-60年代に米ソの狭間で影響力を
確保することができた。

しかし、最近国力を増した中国は内政不干渉という外交原則を忘れたか
捨ててしまったようだ。
王毅外相は2014年1月、アフリカ・南スーダンの内戦について、
「政府軍と反政府軍の仲裁に向け努力している」と述べた。
南スーダンの油田に対する最大の投資国である中国の利益を守るため、
内政に干渉したものだった。
中国は昨年1月、反テロ法を成立させ、中国軍を海外のテロ現場に
派兵することを合法化した。
現在中国軍の海外派兵規模は国連平和維持軍を含め、いつの間にか
3万人に迫るまでになった。

先月会った中国外務省当局者は、韓半島(朝鮮半島)への
終末高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に関連し、
「今年の韓国大統領選はTHAAD問題をひっくり返す機会だ」と語った。
政権奪還の可能性が高まった野党がTHAAD配備の先送りや撤回に
言及している韓国の政治状況を100%活用するという意味だ。
韓国の駐中大使にも会おうとしなかった王外相が最近、韓国の野党訪中団を
歓待し副局長級にすぎない中国外務省幹部がソウル市内を歩き回り、
政財界幹部に「断交レベルの苦痛」などと脅迫したことは、韓国の内政に
干渉する意図としか思えない。
中華民族主義傾向が強い環球時報は「THAAD配備は(韓国の)主権行為では
ない。厳しい報復を加える」と脅迫の度を強めている。
中国軍機10機余りが済州島南方の離於島(中国名・蘇岩礁)周辺の韓国の
防空識別圏を4-5時間にわたり侵犯したこともTHAADをめぐる脅迫の一環だ。

習近平国家主席の家訓は「己の欲せざるところ、人に施すなかれ
(己所不欲勿施於人)だという。
李克強首相も13年3月、内外記者会見で
「中国は覇権国にはならない。近現代史のつらい経験を通じ、深く
感じたことがある」として、同じ文句を引用した。しかし、
今の中国の行動は100年前にやられたことをそのまま隣国に強要するものだ。過去を知らない国は『小国』だ。大国を自認する中国が
『小国外交』を行っていることになる。

アン・ヨンヒョン国際部次長
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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