2017年6月27日火曜日

韓国大使館がデモ隊に包囲されたらどんな気分か

まァ、韓国・朝鮮人やってはいけない事をやったわけだ。
デモの首謀者がどれだけ北朝鮮の真意と信用が有るのか判らぬが、彼らも
やりすぎたとかは思ってはいないだろう。
勝利はもう目の前とか思っているかも、だがムンタンがなぜかぐずぐず
しているよな~~~、米韓会談が韓国の運命を決める~~

【社説】韓国大使館がデモ隊に包囲されたらどんな気分か

全国民主労働組合総連盟(以下、民主労総)や参与連帯など、
90以上の団体からなる
「THAAD(米国の最新鋭地上配備型迎撃システム
「高高度防衛ミサイル」)韓国配備阻止全国行動」の数千人の加盟員が
週末の24日にソウル都心で集会を開き、駐韓米国大使館の周囲を
19分間にわたり取り囲みながらデモ行進を行った。彼らは
「これが同盟か、THAADを持って出ていけ」と書かれた横断幕を持って
行進し「THAAD配備決死反対」などと叫び続けた。

集会を主催した団体はこれまでキャンドル集会を行ってきた主要団体と
ほぼ一致しており、彼らは今回もキャンドル集会の時と同じく
ハン・サンギュン元民主労総委員長の釈放、
国定教科書の撤廃、
全国教職員労働組合(全教組)の合法化などを叫んだ。また

THAAD配備がいわゆる「積弊」の最たるものとも主張し、米国大使館の
建物にレーザービームで「NO THAAD」と照射した。
崔順実(チェ・スンシル)事件の裁判が進行中のためしばらくは
おとなしくしていたが、新政権が発足すると
「キャンドルの要求」として文在寅(ムン・ジェイン)大統領に
「これまでの約束を守れ」と言い出したのだ。

今回の集会で暴力行為などの不祥事は起こらなかったが、他国の
大使館が完全に包囲されたことは極めて異例だ。しかも今回
包囲されたのは韓半島(朝鮮半島)で戦争の抑止と平和維持を唯一担う
重要な同盟国の大使館だ。

THAADは北朝鮮の核兵器やミサイルから在韓米軍と韓国を守る
迎撃ミサイルだ。その配備は誰かが願ったものではなく、どこまでも
やむを得ないもので選択の余地はない。ところが
中国は北朝鮮の核開発にはあいまいな態度を取りながら、韓国に
対してはTHAAD配備に対する報復を今も続けている。しかし
韓国国内で中国に抗議するデモや集会などはほとんど行われていない。

一部の過激かつ極端な思想を持つ団体の妄動とはいえ、米国人が今回の
デモを目の当たりにしたらどう考えるか懸念せざるを得ない。もし
ワシントンや東京の韓国大使館が米国人あるいは日本人によって
包囲されるようなことがあれば、韓国人はそれをどう考えるだろうか。

民主労総は28日から翌8日までをいわゆる「社会的総スト週間」とし、
30日にはソウル市内で大規模集会を開く予定だという。
また先週は建設労組の組合員数千人が通勤時間帯のソウル都心の道路を
占拠し、清渓川周辺で夜を明かして抗議行動を続けた。
今回のTHAADへの抗議集会もこのスト週間を前に雰囲気を盛り上げる
ために行われたようだ。
そもそもストにTHAAD問題がなぜ関わってくるのか理解できないが、
いずれにしても彼らは重要なテーマとして掲げている。
THAADについては韓国国内の議論はもう終わっていなければならないし、実際にそうすることもできたはずだ。しかし、
今の文在寅政権が執拗(しつよう)に問題化し、今や民主労総などの
過激派がTHAADを口実に米国大使館を包囲するまでに至った。
今週には韓米首脳会談が予定されているが、表向きにはどのような
発表が行われたとしても、THAADに対する韓国政府の対応や今回の
デモ行進などが同盟に大きな傷を残したことだけは間違いない。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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