2017年6月8日木曜日

聞けば聞くほど残念、韓国新外相候補・康京和氏の答弁~~

偽証転入、脱税、論文盗用、これで新政権の閣僚になれるとは~~、
日本ならば数年間の公民権停止ダワ~~、巨済市と云えばムンタンの
出身地だろう、本人か夫か、同じ出身地ならば若いころから、
つるんでいるのかもしれないぞ~~~、新政権の先行きがおもろい事に
なるやも~~~~

【社説】聞けば聞くほど残念、韓国新外相候補・康京和氏の答弁 

韓国外交部(省に相当)長官候補に指名されている
康京和(カン・ギョンファ)元国連事務総長特別補佐官に対する国会の
人事聴聞会が7日に開催され、その席で野党の追及は主に道徳的な
観点から康氏個人の過去の行動に集中した。
康氏は韓国初の女性外交長官というシンボル的な側面が重視され
指名されたが、聴聞会で康氏は個人的な疑惑について説明するのに
精いっぱいだった。
康氏は長女を梨花女子高校に進学させるためあるマンションに
偽装転入(実際に住んでいない場所を住所として届け出ること)させた
ことについて「母親として(子供のことを思う気持ちから)やったが、
間違っていた」と述べた。
当初問題のマンションについて「親戚のもの」とうその説明を
したことも謝罪した。
そのマンションは過去数年にわたりさまざまな人物が子供を
梨花女子高に進学させるために利用したものだった。
このような行動は新政権が掲げる人事の方針とはもちろん合わない。
不動産取引の際に脱税を行った問題についても
「心から謝罪する」と頭を下げた。
その後も慶尚南道巨済市内に所有する住宅とその周辺にある
5000坪(約1万6500平方メートル)の土地購入、釜山市海雲台区の
コンドミニアムをめぐる贈与税逃れ、論文盗作疑惑など次から次へと
問題が指摘された。

大韓民国は外交・安全保障問題で二重・三重の危機に直面している。
そのような国の外相になろうとする人物が、国会でこのような
個人的追及ばかり受けるのはあまりにも残念としか言いようがない。
しかも康氏は答弁の中で外交問題について深い知識や見解を
示せたわけでもなかった。
韓米首脳会談で米国の最新鋭地上配備型迎撃システム
「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備が遅れている問題をどう
説明するかとの質問に康氏は「担当部処(省庁)ではないので詳しい
状況を把握できていない。申し訳ない」とまたも謝罪した。現在、
外交部でTHAAD以上の懸案が他に何かあるだろうか。

米国や中国との関係の今後について尋ねる質問に康氏は
「中国が北朝鮮に影響力を行使するよう緊密に協議を行いたい」
「米国とはティラーソン国務長官との電話や直接の会談を通じて協力を
進めていきたい」と述べた。
また韓日慰安婦合意や開城工業団地の再開、北朝鮮に対する
人道支援などについても、誰かが原稿を書いたとしか思えない模範的な
回答、あるいは誰でもできるような話をただ読み上げただけのように
しか感じられず、康氏の考え方、あるいは腹案や知恵、経験などに
ついての説明も全くなかった。

個人の道徳性や能力不足を理由に就任を見送るにしても、
外交、国防、統一など国の重要政策を担う閣僚のうち、現時点で何とか
聴聞会にまでこぎ着けたのは康氏だけで、彼女以外は候補者さえ
見当たらない。
国民をいらつかせるのももういいかげんにしてもらいたい。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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