2017年6月3日土曜日

無能な韓国大統領府国家安保室に高まる懸念の声

報告漏れ、いつもの「ケンチャナヨ」ですか、それともわざと
大問題かして、国民情緒が~~~が!!、などと国民を煽ろうとでも
まず6月の訪米でムンタンの真価が問われます~~~??
THAAD徹収ならば半島から米軍が徹収、半島が赤化すれば、日本は
困るけど、南鮮は北にあれほど事例が有るのにそれほど共産主義に
興味があるのか~~~~??。

【社説】無能な韓国大統領府国家安保室に高まる懸念の声

韓国大統領府が「報告を受けていない」として大きな問題となった
THAAD(米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル」)発射台をめぐる騒動が、今や韓国だけでなく米国と中国を巻き込んで
新たな段階に入った。韓国国防部(省に相当)が大統領府に誠意のない
報告を行ったのか、あるいは軍事用語に対する理解の食い違いによって
起こったハプニングだったのかは今のところわからない。しかし
一連の過程で表面化した大統領府国家安保室の無能さについては
懸念せざるを得ない。
国家安保室は今後5年にわたり韓国の安全保障に責任を持つ。ところが
その安保室が今回のように内部でいくらでも対応可能な問題をあえて
外部に発信し、しかもそれが何か重大な問題であるかのように思わせる
軽率な言動を取ったからだ。

国家安保室に軍事戦略や武器問題などに精通した専門家、あるいは
韓米同盟に詳しい専門家が1人でも入れば、今回のような「報告漏れ」といった問題など最初から起こらなかったのはもちろん、国防部が
報告をする前に一連の内容も把握されていたはずだ。
大統領選挙が行われていた当時、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は
候補者らによる討論会などでTHAAD関連の質問は何度も受けていた。
そのため鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)、
イ・サンチョル第1次長、金基正(キム・ギジョン)第2次長も当然
THAADのシステムについて完全に理解し、その現状についてしっかりと
把握していなければならなかった。ところが今回の一連の騒動をみると、そのような様子はどこにも感じられない。
THAADの発射台が6基で構成されているという基本的な知識さえ
なかったように見受けられるからだ。

THAADレーダーと6基の発射台が4月までに韓国に持ち込まれて
いたことは、少なくとも外交・安全保障政策に詳しい専門家の間では
周知の事実だった。
ところが大統領府が発表した内容によると、今問題となっている4基のTHAAD発射台が韓国に存在することを鄭室長とイ次長が知ったのは
5月27日よりも後だ。しかも
鄭室長はイ次長から報告を受けてはじめて知り、文大統領も5月29日に
鄭室長から報告を受けて知ったそうだ。
大統領府がこのざまで本当に大丈夫なのだろうか。

鄭室長が国防部の報告書に問題があると判断したのであれば、責任者を
呼んで叱責し、修正をさせればすむことだった。ところが
鄭室長はそうしなかっただけでなく、一連の問題を「報告漏れ事件」に
仕立て上げた。もし大統領府の誰かがこのように「事件化」を
提案したのであれば、安保室がとめるべきでもあった。しかも
問題はこれだけにとどまらない。大統領府安保室は今が韓米首脳会談
目前という重要な時期であるという最も基本的かつ重大な点も
考慮できなかった。
米国のトランプ大統領は気候変動枠組条約、いわゆるパリ協定からの
脱退を宣言したことからわかるように、自分の気に入らない問題に
ついてはどのような態度を取ってくるか全く予測のつかない人物だ。
そのトランプ大統領との会談を前に、今回のような騒ぎを起こす
その愚かさにはもう絶句するしかない。

もし大統領府や与党がTHAAD配備に至る手続きを問題視したとしても、
安保室はそれによってもたらされる影響を大統領に報告して
おくべきだったが、事態は真逆の方向に向かっている。
鄭室長は1日、米国でマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)と会談する前にワシントンでインタビューに応じ
「(報告漏れ問題は)非常に重大な問題であり、必ず
正されなければならない」と述べた。
この国家安保室が韓米あるいは韓中関係はもちろん、北朝鮮の
金正恩(キム・ジョンウン)委員長とまともにやり合うことなど
できるだろうか。
あるいは国家レベルでの非常事態が起こった時に、彼らに
安全保障政策を任せられるだろうか。
今から担当者を変えるのが難しければ、大統領府は安全保障問題に
精通した専門家を追加で起用して陣容を補強し、国防長官候補者も
早急に指名して今の不安定な状況を正していかねばならない。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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