2017年6月9日金曜日

米国の、新中国大使

そう云えば、日本も韓国にも米国大使が不在や~~な、まァ、韓国は
後回しって位は察しが付くが、日本にも適当な人材がいないのか
米国・共和党には日本通がいない~か、其れに、米国には外交官職に
相当する職位は無いみたいだし~~、其れに、
米国には戸籍に相当するものも無いらしいが、

習近平氏のアメリカの「古い友人」が駐中国大使に 一筋縄ではいかない「米中外交」での力量は? 河添恵子
 
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習主席(左)と懇意な、ブランスタッド次期駐中国大使(AP)

習近平国家主席の「古い友人」である、米国中西部アイオワ州知事の
テリー・ブランスタッド氏(70)が、駐中国大使として北京に
いよいよ赴任する。(夕刊フジ)

2人は32年前から面識があるが、両者をつないだのは
「トウモロコシ」だった。
1985年4月、当時、河北省正定県書記だった習氏は
トウモロコシ加工品視察団らを率いて、「コーンベルト」
(トウモロコシ生産地帯」の中心地で、河北省の姉妹州、アイオワ州を
訪問した。
その際、ブランスタッド氏らに手厚くもてなされたという。

ブランスタッド氏は82年、全米最年少の36歳で州知事に初当選し、
4期連続で務めた。
一時は大学の学長に転身したが、2010年から再び知事に返り咲き、
2期目を務めている。
誤解を招く表現でいうと“万年州知事”といえる。ただ、通算6回、
この座を射止めているのは、知事としての実務能力、人格含めて
有権者に評価されてきたからだろう。

アイオワ州は20世紀の後半、農業経済から製造、金融、保険、
バイオテクノロジー、再生可能エネルギーなど、多様な経済分野に
移行した。だが、従来からのトウモロコシ生産量はもちろん、
大豆や豚の生産量も全米トップを占める。
同州には「世界の食糧の首都」の異名もある。

そんなブランスタッド氏の大使就任を中国は歓迎しているが、
気になる点もある。

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アイオワ出身でキャリアも積み古希を迎えた彼が、「米中外交」という
一筋縄ではいかない舞台で、実力を発揮できるのだろうか?

ふと思い出すのは、中国系(3世)のゲイリー・ロック(駱家輝)
元駐中国大使のことだ。
1997年に米国史上初の中国系州知事(ワシントン州)となり、
2009年に第1次オバマ政権下で中国系初の商務長官に就任した。
その後、中国系初の駐中国大使となった人物である。

北京赴任から約2年後の13年11月、ロック氏は突如、大使辞任の
意向を発表して翌年に帰国する。
さまざまな憶測を呼ぶなか、本人が語った理由は
「米国で子供たちの教育を受けさせたい。家族と過ごしたい」だった。

ロック氏には中国系米国人の妻との間に、当時10歳に満たない子供を
含む3人がいた。
若くて美人な妻と可愛い子供たちの姿が、写真などで時々公開され、
ロック大使はまさに中国系移民社会を代表する成功者だった。

ところが今年4月、複数の米メディアが「ロック夫妻は帰国後の
14年から離婚協議に入り、15年4月に離婚していた」と報じたのだ。夫婦は、個別に離婚の事実を認めている。

すると、多維新聞網や、星島新聞、聯合早報など複数の
中国語メディアが、ロック氏の大使辞任の背景について
「特務機関に所属する、中国の著名キャスターらのハニートラップに
かかり、オバマ大統領からの帰国命令が出ていた」との説を
再燃させたのだ。

ロック夫妻の“祖国”で、一体何が起きていたのか? 
そして新大使となるブランスタッド氏の晩年は“有終の美”を
飾れるだろうか? 
(ノンフィクション作家・河添恵子)

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