2017年10月4日水曜日

「料理の味はいいが、トイレのせいで気分が台無しだった」

韓国の首都・ソウルで外国人が来るレストランで、トイレの傍に例の
【~~を吹いた・排泄物がついたペーパーを入れるごみ箱】がまだある~
悲しきかな~~朝鮮人の民族資質、もう後冬季五輪まで4カ月切った・・
どうする~~よ
 
韓国の人気料理店、外国人捜査官が潜入調査

 「料理の味はいいが、トイレのせいで気分が台無しだった」

9月14日午後、飲食店が密集するソウル・鍾路の蒸し鶏専門店。
2人前2万8000ウォン(約2700円)の蒸し鶏を注文してから手を洗いに
行ったフランス人男性エリックさん(31)=仮名=はトイレの前で顔を
しかめ、首を左右に振った。
店の奥の狭い通路を歩いていくと男女共用トイレがあった。
便器の近くには使い終わったトイレットペーパーがゴミ箱から
あふれていた。
エリックさんは「トイレから出たところ、女性客が待っていて
気まずかった」と言った。

エリックさんは「私が『ベストメニューは?』と聞いた時、店長が
『ファストメニュー』と聞き間違えたのは我慢できたが、トイレは
本当に耐えがたかった。
メニューにはその店の歴史について英語で書かれていたが、肝心の
料理については写真や英語の説明がなくてもどかしかった」と言った。
エリックさんは40項目ある飲食店チェックリストに評価を入力し、
「どんなにいい点を上げたくても、10点満点で3-4点以上は難しい」と
語った。

エリックさんは韓国観光公社が2018年の平昌冬季五輪を前に、
外国人観光客に人気の飲食店の品質やサービスをチェックするため
「潜入調査」をする「ミステリー・ショッパー(Mystery Shopper)」だ。フランスのボルドー地方出身で、韓国生活は6年目になる。韓国語は
流ちょうだが、初めて韓国を訪れた観光客を装って店の隅々まで
チェックする。
本紙取材陣がミステリー・ショッパー6人に同行取材した。

■外国人向け案内表示がない飲食店

同日午後、ソウル市鍾路区内にあるチゲ(鍋料理)店。
土鍋で煮込んだチゲが有名で、会社員や日本人観光客が多く訪れる
人気店だが、店の外には外国人のための案内表示がなかった。壁に
貼ってあるメニューには、韓国語の下に日本語でチゲの名前があった。

スンドゥブ(寄せ豆腐)チゲを注文した米国人女性
クリスティンさん(29)=仮名=は「店員が台ぶきんでテーブルを
ふいたが、汚くて携帯電話を置くこともできなかった」と言った。
スープのはねを防ぐエプロンは既に多くの人が使ったかのように
汚れていた。
床には客が捨てたティッシュがあちこちに落ちていた。クリスティンさんはチゲをひとさじ口に入れて出してしまった。
「熱すぎて口の中をやけどするほどだったのに、店員は誰も事前に
教えてくれなかった」という。

中国人留学生のピさん(21)さんとリンさん(20)はソウル市江南区に
あるトッポッキ(もちのトウガラシみそいため)屋に行った。
シーフード・トッポッキを注文した2人は「辛さの度合いもメニューに
書かれているといいのに」と言った。
中国の有名ブロガーが紹介したサムギョプサル(豚バラ焼肉)専門店に
行ったところ、ヘムルチム(海鮮蒸し煮)店に変わっていた。
リンさんは「韓国では、有名な店だと聞いて実際に行っても、
閉店になっていることがよくある」と語った。

ミステリー・ショッパーの中には韓国人もいる。外国人が
見過ごしてしまう問題点を見つけるためだ。
大学に復学したチョンさん(27)とキムさん(25)は駅三洞の
中国料理店を訪れた。
2人がいすに座ると、店員はいきなりキムチチゲを出した。
チョンさんが抗議すると、店員は「ランチタイムはメニューが1種類で、
今日はキムチチゲの日だ」と言い返した。
インターネット上で「おいしい」と言われているこの店は、ランチの
売り上げを増やすため、中国料理ではなく近所で働くサラリーマンたちをターゲットにした「定食屋」のような営業をしていたのだ。
店の前には「今日のメニュー」とだけ書いてあり、テーブルには
メニューそのものがなかった。チョンさんは「キムチチゲは酸っぱくて、ご飯と一緒に食べるにはコショウのにおいがきつかった。
外国人の友達がこの店に行こうとしていたら引き止める」と語った。

■訪韓外国人観光客、料理の満足度が最低

政府が昨年発表した「外国人観光客実態調査」によると、韓国観光の
さまざまな分野のうち、料理に対する満足度が特に低かったという。
韓国を訪れた外国人観光客が韓国料理に満足していない最大の理由は
「辛すぎる」(46.1%)=重複回答=だった。
「値段が高い」(29.2%)、
「独特のにおいが嫌い」(20.3%)、
「清潔でない」(19.2%)という回答も多かった。
飲食店を利用する際に不便を感じる点は
「店を見つけるのが難しい」(36.2%)、
「店員と意思疎通がうまくできない」(33.8%)、
「飲食店情報を手に入れにくい」(31.8%)の順に多かった。

韓国観光公社のイ・ステク食品クルーズチーム長は
「昨年の訪韓外国人観光客の半分以上が韓国でグルメ観光を
楽しだことが分かった。
飲食店サービスの質は韓国観光の将来を左右する重要な要因の一つだ」と語った。

韓国観光公社は11月末までに、全国6自治体の飲食店400店を対象に
抜き打ち調査を行う。
各地域の観光協会や中国・香港などのインターネットサイトで
推薦されている有名店が対象だ。
「最優秀」と評価された飲食店には国内外の
オンライン広告・オフライン広告やイベント開催などで支援する一方、
サービスの質が低い店は問題点改善のためコンサルティングを実施する
予定だ。

チェ・ソンジン記者

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