2017年10月2日月曜日

もう一人の「文さん」の思想、韓国

この、文さん、ほぼ米国の留学かなにかでいくつかの大学で教授をして
米国以外で学問はしていない~~~
にも拘らず、自由民主市場主義の欠片もないのと違う~か、
共産・独裁主義の北に傾倒するのか、其れが判らぬ、やはり、朝鮮人の
民族資質~~か

【コラム】韓米同盟を漂流させる韓国大統領特別補佐・文正仁

「大勢の人が、『韓米同盟が解体されることがあっても戦争はいけない』と言っている」

文正仁(ムン・ジョンイン)大統領特別補佐
(統一・外交・安全保障担当)は9月27日、韓国国会の憲政記念館で
開かれた討論会に出席し、
「同盟が戦争をする装置になるとしたら、賛成する人は特に
いないだろう」として、このように発言した。
「大勢の人」とは一体誰なのか、いぶかしかったが、文特補が
そう考えているということだけは明らかに思えた。

文特補の「同盟が崩れてでも」発言は、米国のトランプ大統領が
軍事オプションに言及したことに触れる中でなされた。
トランプ大統領の言動が、どの米国大統領とも異なっているのは事実だ。だとしても、同盟を壊すことが戦争の脅威を減らすだろうか。

第1次北朝鮮核危機が起こった1994年、米国は寧辺の核施設の精密攻撃を
検討した。
ビル・クリントン元大統領は自叙伝に
「私は、戦争を覚悟してでも北朝鮮の核兵器開発を
中止させなければならないと決心した」と記した。このとき、
米国の軍事オプション選択を妨げたのは「同盟韓国」への配慮だった。
クリントン元大統領は「大変な被害規模に関する、はっとわれに返る
報告」を受けて、攻撃ではなく交渉を決定したという。
当時国防長官だったウィリアム・ペリー氏も、回顧録で
「北朝鮮が韓国を攻撃する可能性」があったため、
「外交的方法が最善だと考えた」と記した。
ソウルの安全を心配する必要がなければ、おそらく米国は容易に
行動しただろう。

韓国の金泳三(キム・ヨンサム)元大統領は回顧録に、94年6月に米国が
在韓米軍の家族などを撤収させようとしているという報告を受け、
北爆計画を直感したと記した。
そこで当時、駐韓米国大使を呼んで「韓国軍の統帥権者として、韓国の
軍人60万のうち1人たりとも決して動員しないだろう。
戦争は絶対にいけない」と伝えたという。
クリントン政権の決定は、こうした言葉とは関係なく下されたという
主張もある。しかし
「戦争は絶対にいけない」と語る同盟国大統領の言葉を、米国が
軽々しく扱えないことは明らかだ。
韓国が米国に話をするチャンスがあり、米国が韓国の話に耳を傾けて
くれるのも、結局は同盟があるだからだ。

文特補は討論会で
「韓半島(朝鮮半島)危機の本質は、朝米間の偶発的、もしくは
計画された衝突があり得るということ」だとして、北朝鮮の
核兵器開発について「中心的な動機は、米国の核の脅威に対して
核抑止力を持ちたいということ」だと語った。

北朝鮮の核問題の核心には「米国の脅威」があり、結局戦争を
起こすのも米国だという論理だった。
こうした発想で一番大笑いする人物は、金正恩(キム・ジョンウン)だ。金正恩委員長は8月末、北朝鮮軍特殊部隊による
ペンニョン島・延坪島占領訓練を視察した後、
「ソウルを一気に奪って南半部を平定するという考えを持つべき」と
語った。
さらに、6回目の核実験から3日後、
北朝鮮の朴奉珠(パク・ポンジュ)首相は
「米国は朝鮮半島問題から手を引け」と発言し、北朝鮮軍の
呉琴鉄(オ・グムチョル)副参謀長は
「南半部全域を一気に抑える決戦準備」を口にした。
韓米同盟さえなければ一気にソウルまで押し寄せたいという、こうした
発言が、大統領特別補佐にだけは届いていないらしい。

金真明(キム・ジンミョン)政治部記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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