2017年12月15日金曜日

中華にとって韓国は、格下も格下

13日は中国警護員 文大統領に同行の韓国人カメラマンを集団暴行
http://japanese.yonhapnews.co.kr/society/2017/12/14/0800000000AJP20171214003400882.HTML


「戦争容認できず」 朝鮮半島平和4原則で合意=韓中首脳
http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2017/12/15/0900000000AJP20171215000100882.HTML

中国、文大統領を冷遇 「格下扱い」に懸念広がる韓国メディア
(1/2ページ)【韓国・文在寅政権の行方は】

握手を交わす韓国の文在寅大統領(左)と
中国の習近平国家主席(ロイター)

【北京=藤本欣也】中国を国賓として訪問中の韓国の
文在寅大統領を、習近平政権が冷遇している。
懸案の初訪中を果たした文氏だが、韓国側からは、習氏は今後も
「韓国を格下とみる外交政策を駆使するのでは」
(朝鮮日報)との不安の声が上がっている。

13日、北京の空港で文氏を出迎えたのは中国の
孔鉉佑外務次官補(朝鮮半島問題特別代表)だった。
「昨年秋のフィリピンのドゥテルテ大統領の際は王毅外相が
出迎えた」などと、14日付の韓国各紙はその冷遇ぶりを
驚きをもって伝えた。

空港には駐中国の盧英敏(ノ・ヨンミン)韓国大使の姿もなかった。南京で開かれていた「南京事件」追悼式典に、中国側の招待で
出席していたからだ。
自国の大統領よりも中国の行事を優先したのは「文大統領の指示」とされるが、韓国側のジレンマはそれだけではなかった。

(2/2ページ)【韓国・文在寅政権の行方は】

「われわれ韓国人は、中国人が経た苦しく痛ましい(南京)事件に
深い同質感を持っている」

中韓関係筋によると、北京入り後の文氏のこの言葉も、
「日本への非礼にならないか」との懸念があったものの、中国への
配慮が勝り発言したのだという。

韓国側が中国にここまで気を使うのは、今回の訪中を成功させて、
米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備問題で悪化した
中韓関係の修復をアピールしたい思惑があるためだ。

一方、文氏を迎えた中国側の事情は異なる。
「THAAD問題は区切りがついた」と都合良く解釈する文氏の頭を冷やし、「日米韓の協力を軍事同盟に発展させない」などの
“約束”を守るよう直接、くぎを刺す機会ととらえている。

厚遇する必要のない中国側は、調整されていた李克強首相と文氏の
昼食会も結局受け入れなかったと韓国メディアは伝えている。

習近平氏と会談「半島の戦乱は絶対に許さない」
トランプ政権の軍事行動に“ノー”

【韓国・文在寅政権の行方は】

北京の人民大会堂で会談する
韓国の文在寅大統領(右から2人目)と中国の習近平国家主席
(左から2人目)=14日(共同)

【北京=桜井紀雄】中国の習近平国家主席と
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が14日、北京で会談した。両国政府によると、北朝鮮の核・ミサイル問題をめぐり、両首脳は
「朝鮮半島で戦乱が起きることは絶対に許さない」と強調し、
「対話を通じて平和的に解決する」方針で一致した。
トランプ米政権による軍事行動の可能性に対し、中韓が
足並みをそろえて牽制(けんせい)した形だ。

中韓は10月末に米軍の最新鋭迎撃システム
「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備で悪化した
関係の改善で合意。だが、
会談で習氏が韓国側に適切な処理を求めるなど、溝は
埋まらなかった。

一方、中韓自由貿易協定(FTA)をサービス・投資分野に
拡大する交渉開始で合意するなど、経済協力の促進を確認した。
文氏は日中韓など3カ国協議の活性化も提案したという。

習氏は平昌五輪への北朝鮮の参加や、対話を通じた
南北関係改善への支持も表明。両首脳は国連の対北制裁決議を
忠実に履行し、北朝鮮を対話の場に引き出す上での協力でも
一致したが、具体的解決策の提示は見られなかった。
文氏は15日に李克強首相とも会談する。

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