2018年3月29日木曜日

初の金正恩-習近平会談、 コリアパッシングに向かうのか

韓国の特使が北朝鮮に行った時特使は金正恩の話す事を
メモ書きしていたとか、今度の刈り上げの訪中で習皇帝の
話を刈り上げはメモしてたとか、今度の南北首脳会談で
どちらがメモするのか、刈り上げと米国の首脳会談、
トランプ大統領はメモなどするわけないし、刈り上げは
メモするのか~~~おもろい状況である。
惨めや~ね、可哀そうな民族

【時論】初の金正恩-習近平会談、
コリアパッシングに向かうのか(1)
2018年03月29日08時03分 [中央日報/中央日報日本語版]

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の
電撃的な中国訪問で韓半島(朝鮮半島)非核化問題をめぐる
状況が揺れている。
北朝鮮最高指導者の訪中は金正日(キム・ジョンイル)
総書記の生前最後の訪中(2011年)以来であり、
2012年に金正恩委員長が執権してから初めてだ。

金正恩委員長が北京に滞在した時間は24時間にすぎないが、南北首脳会談および米朝首脳会談を控えた敏感な時期という
点で世界の注目を集めるのに十分だった。執権後、
中国の対北朝鮮制裁参加を非難し、中朝首脳会談を
拒否してきた金正恩委員長がこのように突然中国を訪問する
ことになった背景と思惑は何か。

金正恩委員長と習近平国家主席の会談は両国の利害の一致が
最も大きな背景だ。
急変する韓半島情勢でいわゆる「チャイナパッシング」の
ため疎外感を感じた中国としては、なんとか中朝首脳会談を
通じて影響力と存在感を回復する必要があった。
遠ざかった北朝鮮をまた自国の影響圏に引き込むだけでなく、4月の南北首脳会談、5月の米朝首脳会談を推進する
金正恩委員長の考えを直接把握しなければならなかった。
また、3月に2期目の1人支配体制を固めた習主席としては、外交領域でもより積極的な役割の空間を必要とする
時期だった。

金正恩委員長としては米朝首脳会談を控えて
ポンペオ国務長官、ボルトン大統領補佐官
(国家安全保障問題担当)など米国安保ラインに超強硬派が
登場すると、不安を感じて中朝連帯回復の必要性を
痛感したようだ。韓国政府だけを眺めるには米朝首脳会談へ
進む道に不確実性が多いと判断したのだろう。
中朝関係を正常化して米朝首脳会談前に対米交渉のテコを
確保しようとしたと考えられる。

また、米朝会談が決裂したり失敗する場合、さらに
強化されることが確実な米国の対北朝鮮制裁に
対応するためにも中国という保護膜が必要だったのかも
しれない。
金正恩委員長としては米中葛藤が深まる機会を利用して
対北朝鮮制裁の弛緩のきっかけを作り、非核化交渉の
主導権を米国に奪われまいという考えが作用した。

金正恩委員長の訪中による中朝関係改善は、非核化をめぐる
「韓半島ゲーム」で主要プレーヤーに中国がまた
追加されることで「合従連衡」の複合方程式に戻ることを
意味する。
中朝首脳会談で約束されたある種の合意を土台に北朝鮮が
米朝協議に臨む場合、非核化交渉はもちろん今後の
北東アジア秩序の枠が変わる。
経済制裁と軍事的圧力を通じて北朝鮮を条件のない核廃棄の
道に導こうとしていた米国の構想にも支障が生じかねない。
もし中国がまた北朝鮮の後援者になれば、米国の制裁と圧力の効果は弱まるしかないからだ。

【時論】初の金正恩-習近平会談、(2)

その間、中国が金正恩委員長の訪中を受け入れなかったのは、非核化に対する北朝鮮の誠意ある返答がなかったからだ。
したがって今回の中朝首脳会談の核心ポイントの一つは、
金正恩委員長が中国に非核化の意志を伝えたかという点だ。
これは今後の南北首脳会談、米朝首脳会談の成功の最も
重要なポイントになる。
中国側の説明によると、金正恩委員長が先代の遺訓に
基づいて韓半島非核化の実現に注力するという立場を
明らかにしたが、韓国と米国には平和実現のための
段階的措置を条件に出した。

南北首脳会談が実現する前に行われた金正恩-習近平会談は、韓国政府に少なくない負担と宿題を与える。
韓国としては南北首脳会談を踏んで米朝首脳会談という
世紀のイベントを仲裁することで韓半島問題解決の
ハンドルを確実に握ろうとした。しかしこうした
文在寅(ムン・ジェイン)政権の野心に満ちた計画と意図に
中国という変数が割り込むことになり、金正恩委員長は
決して主導権を奪われまいと苦心している。

7年ぶりに再開された中朝首脳会談により
「コリアパッシング」を心配しなければいけない状況に
なった。さらに
中国が訪中をきっかけに北朝鮮を包容するような態度を
取れば、これは北朝鮮に誤った信号を与えて非核化の旅程に
マイナスの効果を招く余地がある。

結局、韓国政府としては韓半島問題を解決していく過程で
中国が疎外感を感じないように管理し、中国を
韓半島非核化と平和実現の助力者として引き込む、より
いっそう精巧な接近法が必要だ。昨年12月の
韓中首脳会談で双方はホットラインの開設を約束し、
両国間の戦略的疎通を強化することに合意した。
文大統領が習近平主席からホットラインを通じて
中朝首脳会談の内容を把握し、今後の非核化旅程で
共同協力の意志を改めて強調することが必要な時だ。

 パク・ビョングァン/国家安保戦略研究院責任研究委員

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