2018年6月17日日曜日

「反則の経済大国」中国と渡り合う方法

韓国がこのような記事を書くとは、何韓国は、国内企業に補助金
など出していないのか~~!!
あの大宇造船海洋とか、巨額の税金をつぎ込んで倒産を
防いだのではないのか~~??
あの造船会社が潰れれば韓国に造船業は無くなるから~~な
こんな記事どの口がいう~~か。
 
【コラム】「反則の経済大国」中国と渡り合う方法

中国のスマートフォン部品メーカーで幹部として働いている
韓国人K氏からサムスン電子のスマートフォンが中国で
没落した真の原因を聞くことができた。
中国のスマートフォン市場でサムスンのシェアは一時20%を
超えたが、昨年10-12月期には0.8%にまで低下した。

K氏によると、サムスン製品と中国の国産製品の技術格差は
ほとんどなくなっているのに、価格は2-3倍の差があるから、

サムスン製品を買う人はいないのだという。
ギャラクシーS9が6500~7000元(約11万1800-12万500円)

なのに対し、性能が同クラスの中国製スマートフォンは
2000-3000元だ。コストパフォーマンスでは大差がある。

こうした格差が生まれる原因は何か。
それは政府の補助金だ。K氏は
「中国政府は一定規模以上の売り上げがある自国の
スマートフォンメーカーに補助金を支給するため、
ローカル業者が安価で出荷することができ、政府補助金で
赤字を埋め合わせる」と説明した。

すなわちサムスンがいくらコスト削減で価格を引き下げても、
中国メーカーはそれを下回る価格で販売するため、
競争にならないのだ。
中国政府の補助金は証拠をつかむことが難しく、証拠を
確保しても提訴が困難で、提訴しても勝てる保証はない。
新技術を開発しても、現地メーカーがすぐにコピーするか
追随してくるため、効果が長続きしない。
韓国のスマートフォン業界はこれまで中国企業と競争して
きたのではなく、中国の「政府・企業連合軍」と競争してきた
わけで、今は中国の「反則」の前にひざまずく直前だという。

自国の産業と企業を育成し、外国のライバルの技術を吸収した
後、淘汰(とうた)する中国の反則と差別は今に
始まったことではない。
LG化学とサムスンSDI、SKイノベーションなど韓国の
電気自動車向けバッテリーメーカーは、数千億ウォンを投資し、

中国に工場を建設した。しかし、
中国の補助金差別に直面し、何年も悔しさに耐えている。
外資による投資を誘致しておきながら、外資に不利益を
与える国は世界でも中国だけだ。

半導体世界1-3位のサムスン電子とSKハイニックス、
米マイクロンは先月末から中国の市場監督総局の
反独占法違反調査を受けている。
今回の調査が半導体価格を値下げさせるための外国企業への
圧力であると同時に、中国の半導体業界の崛起(くっき)を
図るための意図的な「いじめ」である疑いを
ぬぐい去ることはできない。

国際的な貿易秩序を踏みにじる中国の横暴は、韓流分野も
例外ではない。
中国のテレビ局、湖南衛視は昨年、韓国tvNの人気番組
「ユン食堂」をコピーした「中餐庁(餐庁は食堂の意)」を
放送し、韓国はもちろん、中国のネットユーザーからも
行き過ぎだという批判を浴びた。

今年4月にフランス・カンヌで開かれた映像コンテンツ見本市
「MIPTV2018」に参加した韓国の放送関係者は中国側の
図々しさに舌を巻いた。
上海東方衛視、江蘇衛視は韓国SBSの
「ボーカル戦争:神の声」、KBS第2テレビの「歌合戦-勝負」

の構成を無断で盗用した番組を中国国内で放映しただけで
飽き足りず、海外に売り込もうとした。

白雲揆(ペク・ウンギュ)産業通商資源部長官は今月初め、
中国を訪問後、「中国の韓国半導体業界に対するけん制が
かなり続きそうだ。
韓国企業の苦難解消を中国に一貫して求めていく」と述べた。
この程度の要求に中国はびくともしないだろう。
終末高高度防衛ミサイル(THAAD)をめぐる対立で目に
したように、中国に慈悲をも求めても何も得られない。中国に
圧力をかけるカードが必要だ。

韓国政府は中国の不公正、反則、差別事例を収集し、
世界貿易機関(WTO)に提訴する準備を進める一方、
主要貿易相手国と連携し、中国に公正な貿易秩序と投資環境を
要求すべきだ。
韓国企業も業種ごとに対中投資戦略を全面的に見直すべき時が
来た。
今のような不公正な環境が改善しない限り、中国との
貿易と投資の未来は決して明るくない。
人件費が中国の4分の1であるベトナムは既に韓国企業による
投資の「第2の聖地」となった。
北朝鮮も代替投資先になり得る。「わがままな隣人」の反則が
通用するのをいつまでも放置するわけにはいかない。

池海範(チ・ヘボム)東北アジア研究所長
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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