2018年7月26日木曜日

韓国の歴史歪曲過敏症

この映画の報道が出て、YUTUBEなんかで予告編とか
みたが、まずは韓国映画で時代物を見る時時代考証とか
支離滅裂、映像の戦闘シーンの中に星条旗がでてくるが、
主人公の一人が、おそらく南北戦争だと思うが、これって
1864年前後だ。
南北戦争に従軍した男が1910年前後の抗日運動に年齢に
関係なく出てくる脚本って支離滅裂だろう。

【コラム】韓国の歴史歪曲過敏症
2018年07月25日09時16分 [中央日報/中央日報日本語版]

1955年に公開された映画に『ピアゴル』という反共映画があ

った。
智異山(チリサン)でゲリラ活動をしたパルチザン部隊の
破滅を描いた作品であり、明白な反共映画だ。しかし
『ピアゴル』は反共法違反で上映が禁止されるという
ハプニングがあった。
パルチザンを残忍非道な悪魔ではなく、苦悩する人間として
美化したというのが理由だった。
当代最高の美男俳優キム・ジンギュがパルチザンを演じた点も
禍根になった。
イ・マニ監督の映画『7人の女捕虜』(1965)も似ている。

韓国戦争(朝鮮戦争)中に中国共産軍に強奪される危機に
直面した捕虜を北朝鮮軍が助けた場面が問題になった。
「北朝鮮傀儡軍」を称賛したという容疑で監督は
拘束されたりもした。
「打倒共産党」時代に共産主義者は決して好感や共感の
対象になってはならなかったのだ。

最近のドラマ『ミスター・サンシャイン」に対する歴史歪曲とい

う批判は、半世紀前の映画『ピアゴル』『7人の女捕虜』
騒動と似ていた。『ミスター・サンシャイン』で最も
問題になったキャラクターはク・ドンメ(ユ・ヨンソク)だ。

白丁の息子として生まれたク・ドンメは朝鮮社会の非人間的な
差別を避けて日本に渡り、日本極右団体の支部長となって
帰ってくる。
親日美化という批判は放送の最初の週から出てきた。
日本の手先ク・ドンメの変節に妥当性を付与したという
理由からだ。
結局、制作スタッフは自らスポイラーになって今後のドラマの
展開方向を流した。
「激変の時代に白丁として生まれた悲しみから第一歩を誤って
踏み出した一人の男が義兵によって変貌していく過程を
描こうという意図」と明らかにしたのだ。

ドラマや映画は基本的に虚構だ。
歴史的な背景に基づいて作ったとしても実際の歴史には
ならない。
それでもよく歴史歪曲という批判が出てくる。
ちょうど1年前には映画『軍艦島』がそうだった。
朝鮮人の内部葛藤を強調して日帝の悪辣さを希釈したという
批判が提起され、損益分岐点を越えることができなかった。
これに関しハン・ホング聖公会大教授は
「蓋然性のある虚構だったが、観客の反応があまりにも偏狭で
過敏だった」とし
「二度と強制徴用を素材にした映画を作れないようで残念だ」と

述べた。

歴史歪曲という声は日本関連のコンテンツで特に目立つ。
イ・ヨンミ大衆文化評論家は「善徳女王とキム・ユシンが
恋人関係だったというとんでもない
設定(ドラマ『善徳女王』)にも口を閉じていた視聴者だが、
日本が少しでも美化されるような状況には黙っていない」と
指摘した。
ハンガラム歴史文化研究所のイ・ドクイル所長も
「依然として植民史観が支持され、親日派剔抉が終わらない
状況でやむを得ない」と話した。結局、
現実の反日感情がドラマ・映画に対する

「歴史歪曲過敏症」を呼んでいるのだ。

変わらなければいけないのは制作スタッフではなく世の中なのかもしれない。
最近、北朝鮮軍の美化が批判を招かないのを見ると確実にそうだ。

  イ・ジヨン/アートチーム記者

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