2018年10月7日日曜日

日韓パートナーシップ宣言から20年 根本的な関係復元は遠く

そうか、来年100年目か、そういえば、韓国には対日への
遺族会なるものがあるけど、これの遺族会っていうのは聞いた事が
ないな・・・・
この国際観艦式の日本の反発が予想外だったのか、それに意外と
きっぱりと不参加を決められたのも予想外か、ムンタンもこれじゃ
のこのこと日本にはこれまいて、いや来るか・・・

日韓パートナーシップ宣言から20年 根本的な関係復元は遠く
 
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【ソウル=名村隆寛】

1998年に小渕恵三元首相と金大中(キム・デジュン)元大統領
(いずれも当時)が発表した
「日韓パートナーシップ宣言」から8日で20周年を迎える。
当時の日韓関係の復元が模索される一方、韓国側での慰安婦問題の
蒸し返しなどで、根本的な関係改善はほど遠い状況にある。

日韓は韓国の金大中政権後の盧武鉉(ノ・ムヒョン)、
李明博(イ・ミョンバク)政権までは、シャトル外交で首脳が
訪問し合う関係だった。その後、
李明博政権末期の2012年8月に慰安婦問題への日本側の対応に
不満を持った李大統領が竹島(島根県隠岐の島町)を訪問し関係は
急激に悪化。続く朴槿恵(パク・クネ)政権では、慰安婦問題を
めぐり最悪の関係となり、朴大統領は就任中、一度も訪日しなかった。

昨年5月発足した文在寅(ムン・ジェイン)政権は金大中政権の
流れをくみ、日韓宣言当時の対日関係を理想としている。しかし、
朴政権で日韓が合意した慰安婦問題の解決を認めず、合意に基づき
韓国が設立した元慰安婦のための財団の解散を示唆。
日本政府が財団に拠出した10億円を韓国政府が肩代わりすることも
一方的に決めた。

安倍晋三首相は2月に平昌五輪の開会式出席のため訪韓した。
文大統領は5月の日中韓首脳会談で、就任後初めて訪日した。
先月ニューヨークで行われた国連総会をはじめ、両首脳は国際舞台で
何度も会談を重ねた。
第三国での「告げ口外交」に加え、安倍首相を避け続けた
朴政権当時に比べれば、日韓関係は表向き改善に向かっている。

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今月1日、ソウルでは日韓宣言20年の記念式典が開催された。
「日韓が北東アジアの新展開の軸になるよう期待」
(額賀福志郎日韓議員連盟会長)、
「金大中・小渕両首脳の決断が最良の関係を作った」
(李洛淵=イ・ナギョン=首相)と双方が関係の重要性を確認した。

ただ、関係改善ムードの一方で、20周年記念日の文氏の訪日は
なくなった。
日本側は「いつでも歓迎する」(日本政府関係者)との姿勢だが、
韓国側は「文大統領の日程の都合がつかない」(韓国政府関係者)と
いう状態だ。

そんな中、韓国南部の済州島(チェジュド)で10日から開かれる
国際観艦式で、海上自衛隊の艦旗「旭日旗」が掲揚されることに対し
韓国内で反発が起き、韓国政府は「国民感情への配慮」を理由に、
日本に掲揚自粛を求めた。結局、
海自は観艦式への護衛艦派遣見送りを決めた。

韓国海軍は日本側の対応に
「遺憾」を表明したが、韓国側からは、日本の反発と予想以上に
さっぱりと派遣中止を決めた態度に、当惑やバツの悪さがうかがえる。

韓国側は日韓宣言20年を節目に未来志向の関係発展を
志向しているが、今年も残り3カ月を切った。来年、
日本からの独立運動「3・1運動」から百年の節目を迎える韓国は、
北朝鮮との共同行事も計画している。
来年は日韓友好どころではなくなる可能性もある。

 文氏の5月の訪日は日中韓首脳会談への出席で日帰りだった。単独での訪日と首脳会談が、年内に実現するかが今後の日韓関係を微妙に左右しそうだ。

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