2018年11月18日日曜日

米中、演説で激しい応酬 APEC首脳会議を前に

中華がいくら気張ろうと、世界の基軸通貨国巨大な経済大国米国には
勝てない。
共産主義国が自由市場主義国の経済と競争しても無駄。

米中、演説で激しい応酬 APEC首脳会議を前に
11/17(土) 12:24配信 朝日新聞デジタル

パプアニューギニアの首都ポートモレスビーで17日、
アジア太平洋経済協力会議(APEC)の関連行事があり、演説する
中国の習近平国家主席=ロイター

中国の習近平(シーチンピン)国家主席と米国のペンス副大統領が
17日午前、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議を
前に、開催地のパプアニューギニアの首都ポートモレスビーで
相次いで演説した。

習主席は「我々は保護主義や一国主義に反対し、多国間貿易体制を
守る」と訴え、貿易をめぐって対立する米国を牽制(けんせい)。
ペンス氏は中国を念頭に、
「独裁主義と侵略はインド太平洋に居場所はない」と述べ、
激しい応酬を繰り広げた。

両氏は、APEC地域の企業経営者らが参加した関連行事
「APEC・CEOサミット」で演説した。

習氏は「米国ファースト」を掲げるトランプ米政権を念頭に、
「保護主義や単独主義は世界経済の成長に影を落とす。
人類は協力か対抗か、開放か閉鎖かの十字路に立っている」と語った。

さらに、
「歴史は開放や協力こそが発展の機会を与えることを証明している」と指摘。
自ら推し進めるシルクロード経済圏構想(一帯一路)について、
「これこそが開放のプラットフォームであり、世界経済を
牽引(けんいん)するものだ。
我々は誰も排除しない」と訴えた。来年4月に、
2回目となる「一帯一路国際協力サミットフォーラム」を開くことも
打ち出した。

ペンス米副大統領は習氏に続き、APECを欠席する
トランプ米大統領に代わって政権を代表して演説。
「米国のこの地域への関与はかつてなく強いものだ」と述べ、
アジア太平洋地域での各国のインフラ整備のため、
600億ドル(約6兆8千億円)を支援する考えを表明した。

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