2019年1月29日火曜日

【緯度経度】日韓疑似戦争の欲求不満 黒田勝弘

日本と戦って自力で独立を成しえなかった、それは途方も無い、
はるかかなたの彷徨の夢だ。
そう半島は日本と戦って勝ったことが無いはるか古代中華・唐の時代
唐と新羅連合軍十万・二十万とも、と日本・百済連合軍四万人と戦った
白村江の戦いだけが勝ったか、13世紀元と高麗連合軍との二度の
日本攻めの博多湾から上陸も出来ず敗れ去る、15世紀李朝時代、
李氏朝鮮が日本の対馬を一万五千人で攻め対馬600人でこれを撃退
以来李氏朝鮮は対馬に年貢米を納めていた。
秀吉の朝鮮出征は30日で鴨緑江まで制圧される始末。
それほど。日本に勝ちたいか、ならば、経済も製造業も自力で
勝ち取れ。

【緯度経度】日韓疑似戦争の欲求不満 黒田勝弘
2019.1.28 12:22国際朝鮮半島

 記者会見する韓国国防省報道官=4日、ソウル(共同)

日本海での日韓の軍事的トラブルが尾を引いているが、日本と今にも
戦争しそうな韓国側の高姿勢や興奮に接しながら,どこか既視感が
あった。
盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代の2005年6月に
似たようなことが起きているのだ。
漁業問題が原因で、軍ではなく巡視船や警備艇による対立だった。

当時、韓国の新聞には「韓日の警備艇13隻が東海(日本海のこと)で対峙(たいじ)!」とか、
「一触即発、緊張高まる蔚山(ウルサン)沖!」といった大見出しが
躍り、いざというときの韓国軍の対応策として海・空軍の
布陣状況などを紹介し、戦争シナリオまで書き立てている。

この時は、日本の排他的経済水域(EEZ)で不法操業していた
韓国漁船を日本の巡視艇が追いかけたところ、韓国の警備艇が
それを妨害しかくまったためで、双方が海上で長時間にらみ合う事態に
なった。
韓国側の不法行為が発端だったから最後は韓国側が謝ってケリが
ついたが、当時の日韓関係は2月に島根県が「竹島の日」を
制定したことに韓国が反発し反日気分が高調していた。

盧武鉉政権は日本に対し「外交戦争」を宣言し、日本とは
「一戦も辞せず」と対日強硬論を展開した。当時、筆者は
「官民挙げて“対日疑似戦争”を楽しんでいる」と書いている。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は盧武鉉の最側近で文政権は
盧政権の再現といわれる。
そして今また「日本に軍事的に断固対応」とか「警告射撃も」などと
いって、マスコミともども対日疑似戦争を楽しんでいるようだ。

韓国では昔から「日韓戦えば」はエンターテインメント小説の定番で
ある。その大方のシナリオは
「日本が武力で独島(日本の竹島)を奪いにくる」ことが仮想戦争の
発端になっている。

1990年代に200万部を超すベストセラーになり映画にもなった
『ムクゲの花が咲きました』はその典型だが、この小説では
日本の侵略に対し韓国が北朝鮮と共同開発した核ミサイルを最後に
東京沖に報復発射するという話だ。

韓国人は酒席で笑いながらよく「日本と一度、戦争し勝ってみたい!」などという。
韓国人にとって日本に対する最大の「恨み(ハン)」は過去、日本に
支配されいじめられたことではない。
日本と戦って自力で解放・独立を勝ち取れなかったことなのだ。

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