2019年2月12日火曜日

「自宅から300万ドル」…北の迎賓館所長を公開処刑

これで昨年の12月20日のレーダー照射事件の真相が関わってること
よくわかる。
あの、北の船に乗っていた4人は粛清対象者だったかも
知れないって事だ、韓国はそれを知っていて即座に北に返した。
人道主義にも劣る行為、まァ、同類・同族ってことだ。

「自宅から300万ドル」…北の迎賓館所長を公開処刑

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領夫妻が平壌首脳会談の際に
滞在した北朝鮮の迎賓館「百花園招待所」の所長が昨年12月、
不正腐敗の罪などで公開処刑されていたことが11日までに分かった。
金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が昨年末から強調している
「腐敗との戦争」の一環だと解釈されている。
このほかにも最近、労働党や北朝鮮軍の幹部など多数が粛清され、
平壌の雰囲気はざわついていると伝えられている。

平壌の事情に詳しい北朝鮮消息筋によると、百花園招待所の所長は
昨年10月、労働党組織指導部の検閲で不正が発覚した。同招待所は、
金正恩一家や指導部の警護を担当する護衛司令部所属で、所長は
大佐クラスの人物だ。
北朝鮮消息筋は「検閲の結果、所長の家から米ドルで300万ドル
(現在のレートで約3億3000万円)が発見された。
招待所に勤務する女性たちとのスキャンダルも罪名に加えられた」と
語った。
平壌のある街角で執行された公開処刑には、護衛司令部や
北朝鮮軍関係者、労働党や内閣の幹部らが出席したという。

百花園招待所は、北朝鮮を訪れる国賓クラスの人物の宿舎として
使用されてきた。
2000年に金大中(キム・デジュン)大統領(肩書は当時。以下同じ)、07年に盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領、そして昨年文在寅大統領が
首脳会談のため訪朝した際、それぞれ宿舎として使用した。
また00年に米国のマデリーン・オルブライト国務長官、02年に
小泉純一郎首相もここに滞在した。

北朝鮮は昨年の文大統領訪朝前、百花園招待所をリニューアルしたと
伝えられている。
所長の不正はこの過程で起こったという。
消息筋は「百花園招待所の修理費用として巨額の請求書が上がって
くると金正恩は怒り心頭だった、という話がある。
工事費の着服があったかどうか、徹底して検閲せよという指示が下り、組織指導部の検閲へとつながった」と語った。また、
別の消息筋は「百花園招待所は、金氏一家の経済活動に必要な資金を
担当する『錦繍山議事堂経理部』から物資の優先供給を受けるので、
その分、不正もひんぱんにある」と語った。

さらに、この件とほぼ同じ時期に、内閣所属の幹部3人も不正腐敗の
罪で処刑されたといわれている。
昨年12月に東京新聞は、党組織指導部の検閲が行われ、護衛司令部の
高官が粛清されたと報じた。
消息筋は「北朝鮮制裁の長期化により権力内部に動揺があることから、軍紀引き締めの性格を帯びた『血の風』が吹いている」と語った。

キム・ミョンソン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

0 件のコメント:

コメントを投稿