2019年3月23日土曜日

【時視各角】経済よ、帰ってこい=韓国(1)

最初の安部政権の時の安部首相ならば加入も可能だったかも・・・
韓国の経済危機のとき、何処の国が助けてくれる、中華か、北朝鮮か
この記事も無駄に長く無意味、何を変えなければいけないのか
指摘しろや、手っ取り早いのが大統領を変えることだ、蝋燭デモとか
弾劾とかいらない、民衆が辞任を要求、もうそんな覇気もないか



【時視各角】経済よ、帰ってこい=韓国(1)
2019年03月22日15時17分 [中央日報/中央日報日本語版]

女性の「結婚しない」という言葉、高齢者の「早く死にたい」という

言葉、商売人の「損をして売る」という言葉は嘘だという話を聞いた。

ところが必ずしもそうではないようだ。

「結婚が必須」というソウルの未婚女性は3%にすぎないという
政府研究所の発表があった。
「子どもは必ずいなければいけない」という回答は6%だった。
子どもは幸せに暮らせないはずという考えが一番の原因だ。
貧困が連鎖するのならいっそのこと産まないということだ。

最近の韓国社会の雰囲気だ。
結婚をするには仕事がなければいけないが、就職は戦場だ。
2月の就職を詳細に見てみると、ほとんどが60歳以上の職場だ。
65歳を過ぎると増加幅ははるかに大きい。一方、
青年層は4人に1人は仕事がなく、史上最悪だ。一言でいうと、
税金を注いで数字だけを作っているということだ。
大統領選挙の文在寅(ムン・ジェイン)陣営の人たちの職場と
就労事業だけが好況の雇用政府だ。

それでも現執権層は「就業者が大きく増えた」とし
「今年の経済は堅調だ」と自慢する。
人口要因などと複合的に絡んでいる雇用の不振はそうだとしよう。
「商売にならず廃業したい」という自営業者の悲鳴を大統領は
「大げさ」として報告を受けているのかもしれない。
そうでなければ「経済失敗フレームのため成果が国民によく
伝わらない」という発言が出てくるわけがない。

盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領は執権3年目が始まると、
ジョセフ・ナイ氏など12人のハーバード大教授の共著
『なぜ政府は信頼されないのか』という本を取り出して
青瓦台(チョンワデ、大統領府)首席秘書官会議で討論させた。
統計的技法で確かめた結果、
「政府の不信は客観的な成果より国民がこれをどう認識するかに
かかっている」というのが核心内容だ。
研究結果を得た盧武鉉政権の青瓦台は冷たい民心を
「いつも足を引っ張るメディアのせい」にした。



【時視各角】経済よ、帰ってこい=韓国(2)

もうすぐ3年目を迎える文在寅政権が熱心にその道を追う姿だ。
「経済危機論はフェイクニュース」というフェイクニュースで
突き進んだ。

だからといって若者が就職できない現実、自営業者が生業を放棄する
問題が変わったりはしない。
1年間ずっと急降下中という歴代最長期間の景気指数下落に
急ブレーキがかかるようでもない。
これが政府を信頼せず結婚を避ける本当の理由だ。いったいなぜ
「我々の問題」に目を向けないのかに対する挫折感だ。

もちろんどのように認識するかは重要だ。
しかしだからといって強引にして信頼を生じるわけではない。
「一に経済、二に経済」を前に出して
「失われた20年」から抜け出している安倍首相の政治を見れば
分かる。
最初の執権当時の安倍内閣は今と正反対だった。
盧武鉉元大統領と首脳会談をした当時も安倍首相は親韓派政治家で
あり右翼色がなかった。さらには米国に
「ノーと言うべき」という側だった。

一言で「価値観外交の坊ちゃん」に経済は後まわしだった。
そして1年で政権を返上した。
「強い日本」を強調する今の安倍首相とは違う状況だ。
長期執権の秘訣を問う質問に
「最初の執権当時の挫折と経験が生きている」とためらいなく
答える。
経済が回復してこそ支持の基盤も回復する。たとえ成果と支持が
別だとしても、成果なく支持を要求するのは間違いだ。

これほど憎い安倍首相からも学ぶ点は多い。
経済から政治を除けというのが現在の安倍首相が過去の安倍首相から
学んだ教訓だ。そうしてこそ家を出て行った経済が帰ってくる。
脱原発がそうで、粒子状物質がそうで、所得主導成長がそうだ。
そうでなければ「我々は陣営論理に忠実だ」と告白するのが
正直なことだ。
少なくとも政治不信と政治嫌悪は防げる。
「我々は違う」と話すためには何かが変わらなければいけないのでは。

  チェ・サンヨン論説委員

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