2019年5月2日木曜日

三種の神器

え~ェ、何いってんだよ、韓国・朝鮮人が日本の天皇家や三種の
神器について講釈たれるんではないよ。



【萬物相】三種の神器

2000年6月に明仁天皇=当時=の母親・良子(ながこ)皇太后
(香淳皇后)が死去した時、17もの行事による葬礼儀式が40日間に
わたり行われた。
日本のメディアはすべての行事を報道したが、神道式の祭祀だけは
報道陣が近寄ることが許可されなかった。
何か秘密めいた儀式が行われたとの推測があっただけだった。
日本の天皇家は数少ない世界の王室の中でも最も秘密に包まれている。

天皇は国の象徴であり、神道という国家宗教の最高の
祭祀(さいし)長だ。
天皇が執り行う数十種類の祭礼の中でも「大嘗祭」と呼ばれる祭祀は
最も謎に包まれた秘儀とされている。
宮の奥の部屋で天皇が1人で一晩を明かし、口伝だけで伝えられて
きた特別な儀式を行うことで知られている。
現人神(あらひとがみ)として君臨していた天皇だが、1946年に
昭和天皇が神格を否定する、いわゆる「人間宣言」をしたことで地に
降りた。だが、それでも今もベールに包まれたままだ。

韓国の檀君神話には、桓雄が天帝から受け取ったという
天符印、すなわち剣・鏡・鈴が出てくる。
韓国では神話的な想像だが、

日本には伝説の「三種の神器」が実物として存在している。

天孫降臨で天照大神が与えたという剣・勾玉(まがたま)・鏡だ。
未来学者アルビン・トフラー氏はこの3つを暴力・富・知識と
解釈したこともある。
天皇家はこれを天孫の証新規拠だとして代々継承してきたと主張している。

昨日即位した新天皇も「三種の神器」を受け継ぐことで皇位継承を
公式化した。明仁上皇の退位式には3つのうち剣と勾玉が登場したが、布に覆われて実物を確認できなかった。数千年間存在しているという
「三種の神器」だが、一度も実物が公開されたことがない。
12世紀の内戦時に水葬されたという推測や、天皇すら見ることが
できないという話まである。
日本の皇室は古代神話と宗教、神秘主義が合わさった
不可思議な存在だ。

あるフランスの学者は、天皇のことを
「すべてがその周囲を回る神聖な無だ」と表現した。
穴のように実権のない存在だが、日本全体が天皇を中心に回って
いるという意味だ。
天皇に対する日本人の忠誠心を想像するのは難しい。
日本人の嫌韓感情が触発されたのも、韓国で天皇に対する謝罪要求が
出てきてからだというのが定説だ。
この秩序整然としながらも、内面が複雑で不思議な国と
うまくやっていくのは決して容易なことではない。

朴正薫(パク・ジョンフン)論説委員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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