2019年6月29日土曜日

G20大阪:ぎこちない対面、日本の「おもてなし」は韓国には例外

米中首脳会談が終わり一応の合意があり決裂はさけられたもよう、韓国はどうする、
米国はロシアとの首脳会談はまだか・・・
中華が譲歩すればせかいの5G戦略もちょっと変わってくるかも~~~




G20大阪:ぎこちない対面、日本の「おもてなし」は韓国には例外
■G20サミットで協議せずぎこちない対面…日中は「永遠の隣国」

28日に大阪で開幕した主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)は韓日関係の現在地を
ありのままに表していた。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領と日本の安倍晋三首相は、首脳会談はもちろん、
略式会談も行わなかった。
2人は同日午前の公式歓迎式会場(大阪国際展示場)入口で8秒間握手しただけで、
その時、英語で簡単なあいさつを交わしたという。
両首脳は、G20首脳の晩さん会が行われた大阪城公園にある迎賓館でも夫婦同伴で
会ったが、同様のシーンを繰り返した。略式の首脳会談すら行われなかったことから、
同日夜、康京和(カン・ギョンファ)外交部(省に相当)長官と河野太郎外相が
代わりに急きょ、会談を行った。

安倍首相は、主催国の首脳として文大統領に儀礼的にあいさつしたのとは異なり、
ドナルド・トランプ米大統領や習近平中国国家主席など主要国の首脳たちには肩に手を
載せたり、顔を近づけ合ったりするなど、最上級の歓待をした。
誠意を尽くして客人を迎えるという日本の接客文化「おもてなし」は韓国に対しては
例外だった。

隣国である国際会議主催国と、略式の首脳会談もしないという奇怪な現象は、
両国政府が「会談の日程が詰まっている」(日本)、「選挙を意識しているようだ」
(韓国)と言った時から予想されていたものだった。国益をかけて、かつての
敵対国とも手を握る「新・合従連衡」(がっしょうれんこう=その時の利害に従い、
結びついたり離れたりするたくみな外交政策)が繰り広げられる激しい外交の場で、
プライドばかりを立たせているのだ。

前日行われた在日同胞懇談会で、出席した在日同胞たちは文大統領に
「韓日関係は我々にとっては死活問題」
「両国の関係悪化が長期化すれば、在日同胞の暮らしに大きな影響を与える」と訴えた。祖国の大統領に対して、両国が経済・社会的に深く絡み合っている状況から目を
そらしてはならないと言ったものだ。

韓国大統領府はG20サミット直前、文大統領が他国首脳と会話を交わす写真を公開したが、そこに安倍首相の写真はなかった。
このように韓日関係が最悪の事態に突き進んでいる一方で、歴史問題や領土問題で
少し前までひどく対立していた中国と日本は、新たな「蜜月関係」に入った。
習近平主席と安倍首相は27日に首脳会談を行い、両国関係を「永遠の隣国」と規定した。しかし、韓国は、これまで友好国だった日本とは遠ざかり、米国と中国からは
安保と経済の両方で「味方になれ」と圧力をかけられている。
ソウル大学国際大学院のパク・チョルヒ教授は27日、崔鍾賢(チェ・ジョンヒョン)
学術院が主催したセミナーで、
「中国は歴史問題で韓国と協力し合って日本を攻撃したが、今は中国が外れた。
韓国ばかりが日本に対して歴史問題を提起している」と語った。そして、
「そのリスクは、日中両国から捨てられる『洛東江のアヒルの卵』になることだ」と
韓国の外交的孤立を懸念した。

安倍首相は同日、議長国代表の歓迎行事で、サウジアラビアの
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子を皮切りに1人ずつ出迎えた。
6番目に登場した文大統領とはかすかにほほ笑んで握手したが、親密さを表す行動は
なかった。しかし、
安倍首相は文大統領の後に現れたフランスのエマニュエル・マクロン大統領とは
ハグしたり、背中を軽くたたいたりして満面の笑みを浮かべた。

大阪=鄭佑相(チョン・ウサン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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