まだ、本は手に入れてないがこのことはよくしってる、つまりネットで
YOUTUBE動画で初めて見たとき、大丈夫かこの教授、あの辞任した法務大臣が
ボロクソに貶したという話も聞いたし、それに韓国の教育学会からの反発や歴史学会の
反発もそれほど出てないみたいだし、あの、「帝国の慰安婦」の二の舞になるのでは
思ってたが、韓国で25万部以上となると、今更取り締まることも不可能だろう。
日本の軍歌が好きでよく歌ってたいう、団体の中でも一人浮いていたいうおばはんの
話もでてくる。
1870年代大飢饉で何十万~百万死んでも知らぬ顔の李朝、李朝は他国から借金を
しては優雅に暮らし、結局は返せない、こんな王朝が500年もつづいたわけだ。
日本の統治は1920年代米国の行政学者が直々に調査して資料に残してるし、これは
韓国では禁止されてるらしいが・・・・
実証研究『反日種族主義』の衝撃 拓殖大学学事顧問・渡辺利夫
2019.11.28
韓国でベストセラーになった『反日種族主義』の編著者で、ソウル大名誉教授の
李栄薫氏=21日午後、東京都千代田区内幸町
≪韓国理解に転機もたらす≫
李栄薫編著『反日種族主義』が韓国でベストセラーとなり、邦訳も出版と同時に版を
重ねているという。本書はひょっとしたら韓国を変えるのかもしれない。
日本人の韓国理解に転機をもたらすのではないか。
本書を読了して得た感想の一文を認(したた)めておきたい。
竹島、慰安婦、いわゆる徴用工などの問題でしばしば噴出する韓国人の反日感情を
みていると、合理を超えた何かもっと深いところにある「原初的な」
情念のようなものを感じることがよくある。
専制主義や恐怖政治の北朝鮮に対する韓国民の心情的な思い入れも、平均的な
日本人の私の理解を超えている。
私はかねて韓国の民族主義のことを「血族的民族主義」と呼んできたのだが、本書に
よればこれは民族主義というより、はるか遠い時代に淵源(えんげん)をもつ
もっと原始的な「種族主義」に由来するらしい。
英語のネーション(nation)、ドイツ語のフォルク(Volk)が日本に
導入されて、これが民族と翻訳され一般化したのは明治中期のことである。
この時代に国語と国民を創出し、日本を一つの民族として意味づけ、そうすることに
より近代主権国家としての社会統合を図ろうという欲求が、それまでには
存在しなかった民族という観念を生み出したのであろう。
雑誌『太陽』の編集主幹・高山樗牛(ちょぎゅう)の翻訳だといわれる。
≪捏造の再生産止める研究≫
李栄薫教授によれば、朝鮮に民族という観念が初めて導入されたのは日本統治時代の
ことであり、日本による抑圧と差別の中で生まれた新しい共同体意識が朝鮮の
民族主義だという。しかし、
朝鮮の民族主義が日本の民族意識と大きく異なっていたのは、それが親族の
拡大形態として受容されたことにあるという。
私が朝鮮の民族主義を血族的民族主義と呼んだこともあながち間違っていたわけでは
なさそうだ。
血族は、たどれば古朝鮮の王・檀君にたどり着く。
「我々はみな檀君の子孫であるという民族意識」である。朝鮮人の、
とりわけ支配階級「両班」においてこの観念は拭いがたく強いものであったらしい。
一代の家計図「族譜」の壮大な拡大バージョン、これが朝鮮民族である。
その観念は、「新しき両班」現代韓国の進歩派・左派エリートの思想を呪縛し、
竹島や慰安婦や徴用工といった架空の新しい捏造(ねつぞう)の記憶を国民に
刻み込むことによってより強固なものへと再生産されている。
盧武鉉政権の登場以降の常軌を逸した反日怨恨(えんこん)の根は相当に
深いもののようだ。李教授は次のようにいう。
〈個人は全体に没我的に包摂され、集団の目標と指導者を没個性的に受容します。
このような集団が種族です。
このような集団を単位にした政治が「種族主義」です。私は、
韓国の政治はこのような種族主義の特徴を強く帯びていると考えます。(中略)
このような韓国の政治文化が、対外的に日本との関係に至ると、非常に強い
種族主義として噴出します〉
〈反日種族主義は一九六〇年代から徐々に成熟し、一九八〇年代に至り爆発しました。
自律の時代に至り、物質主義が花開いたのと軌を一にしました。
反日種族主義に便乗し、韓国の歴史学界は数多くの嘘を作り出しました。
この本が告白したいくつかは、そのほんの一部に過ぎません。嘘はまた
反日種族主義を強化しました。
過ぎし三〇年間、韓国の精神文化はその悪循環でした。その中で韓国の精神文化は、
徐々に低い水準に堕ちて行きました〉
運命の半島という表現が私の頭をよぎる。
この半島にあってまっとうな歴史認識にまで到達しようと格闘する知識人の
文明批評は実に過酷である。
李教授は韓国経済史学会会長を務め、韓国古文書学会を立ち上げた経済史の本格的な
研究者である。
保守派の論客でもある。言説は実に果敢である。フィールドワークによる各地の
資料の収集、これにもとづく徹底的な実証が教授の研究の真骨頂である。
≪憂国の思いに頭を垂れる≫
朝鮮の土地の4割が日本統治時代の土地調査事業を通じて日本に収奪されたとする
往時の韓国歴史学界の通説、現在の中高生の使う教科書のほとんどにそのように
書かれている事実が無根であることを証して、手酷(ひど)い反発を買った研究者が
李教授である。
土地調査事業は、総督府の土地行政を公正化し所有権を確定するための画期的な
試図であったことを立証したのである。
真実に徹底的に向き合うことがアカデミズムのすべてだという教授の信条は、日本の
温和で穏やかなアカデミズムの世界では想像もできないほどの勇気を要する。
李教授ならびに李教授の下に集った執筆グループの憂国の思いに頭を垂れる。
自宅近くのレンタルワンルームマンションの一室に逼塞(ひっそく)して読書と
執筆の単調な日々を送っている私のところに送られてきた本書だが、その衝撃的な
言説に心安らかにはいられない。(わたなべ としお)
YOUTUBE動画で初めて見たとき、大丈夫かこの教授、あの辞任した法務大臣が
ボロクソに貶したという話も聞いたし、それに韓国の教育学会からの反発や歴史学会の
反発もそれほど出てないみたいだし、あの、「帝国の慰安婦」の二の舞になるのでは
思ってたが、韓国で25万部以上となると、今更取り締まることも不可能だろう。
日本の軍歌が好きでよく歌ってたいう、団体の中でも一人浮いていたいうおばはんの
話もでてくる。
1870年代大飢饉で何十万~百万死んでも知らぬ顔の李朝、李朝は他国から借金を
しては優雅に暮らし、結局は返せない、こんな王朝が500年もつづいたわけだ。
日本の統治は1920年代米国の行政学者が直々に調査して資料に残してるし、これは
韓国では禁止されてるらしいが・・・・
実証研究『反日種族主義』の衝撃 拓殖大学学事顧問・渡辺利夫
2019.11.28
韓国でベストセラーになった『反日種族主義』の編著者で、ソウル大名誉教授の
李栄薫氏=21日午後、東京都千代田区内幸町
≪韓国理解に転機もたらす≫
李栄薫編著『反日種族主義』が韓国でベストセラーとなり、邦訳も出版と同時に版を
重ねているという。本書はひょっとしたら韓国を変えるのかもしれない。
日本人の韓国理解に転機をもたらすのではないか。
本書を読了して得た感想の一文を認(したた)めておきたい。
竹島、慰安婦、いわゆる徴用工などの問題でしばしば噴出する韓国人の反日感情を
みていると、合理を超えた何かもっと深いところにある「原初的な」
情念のようなものを感じることがよくある。
専制主義や恐怖政治の北朝鮮に対する韓国民の心情的な思い入れも、平均的な
日本人の私の理解を超えている。
私はかねて韓国の民族主義のことを「血族的民族主義」と呼んできたのだが、本書に
よればこれは民族主義というより、はるか遠い時代に淵源(えんげん)をもつ
もっと原始的な「種族主義」に由来するらしい。
英語のネーション(nation)、ドイツ語のフォルク(Volk)が日本に
導入されて、これが民族と翻訳され一般化したのは明治中期のことである。
この時代に国語と国民を創出し、日本を一つの民族として意味づけ、そうすることに
より近代主権国家としての社会統合を図ろうという欲求が、それまでには
存在しなかった民族という観念を生み出したのであろう。
雑誌『太陽』の編集主幹・高山樗牛(ちょぎゅう)の翻訳だといわれる。
≪捏造の再生産止める研究≫
李栄薫教授によれば、朝鮮に民族という観念が初めて導入されたのは日本統治時代の
ことであり、日本による抑圧と差別の中で生まれた新しい共同体意識が朝鮮の
民族主義だという。しかし、
朝鮮の民族主義が日本の民族意識と大きく異なっていたのは、それが親族の
拡大形態として受容されたことにあるという。
私が朝鮮の民族主義を血族的民族主義と呼んだこともあながち間違っていたわけでは
なさそうだ。
血族は、たどれば古朝鮮の王・檀君にたどり着く。
「我々はみな檀君の子孫であるという民族意識」である。朝鮮人の、
とりわけ支配階級「両班」においてこの観念は拭いがたく強いものであったらしい。
一代の家計図「族譜」の壮大な拡大バージョン、これが朝鮮民族である。
その観念は、「新しき両班」現代韓国の進歩派・左派エリートの思想を呪縛し、
竹島や慰安婦や徴用工といった架空の新しい捏造(ねつぞう)の記憶を国民に
刻み込むことによってより強固なものへと再生産されている。
盧武鉉政権の登場以降の常軌を逸した反日怨恨(えんこん)の根は相当に
深いもののようだ。李教授は次のようにいう。
〈個人は全体に没我的に包摂され、集団の目標と指導者を没個性的に受容します。
このような集団が種族です。
このような集団を単位にした政治が「種族主義」です。私は、
韓国の政治はこのような種族主義の特徴を強く帯びていると考えます。(中略)
このような韓国の政治文化が、対外的に日本との関係に至ると、非常に強い
種族主義として噴出します〉
〈反日種族主義は一九六〇年代から徐々に成熟し、一九八〇年代に至り爆発しました。
自律の時代に至り、物質主義が花開いたのと軌を一にしました。
反日種族主義に便乗し、韓国の歴史学界は数多くの嘘を作り出しました。
この本が告白したいくつかは、そのほんの一部に過ぎません。嘘はまた
反日種族主義を強化しました。
過ぎし三〇年間、韓国の精神文化はその悪循環でした。その中で韓国の精神文化は、
徐々に低い水準に堕ちて行きました〉
運命の半島という表現が私の頭をよぎる。
この半島にあってまっとうな歴史認識にまで到達しようと格闘する知識人の
文明批評は実に過酷である。
李教授は韓国経済史学会会長を務め、韓国古文書学会を立ち上げた経済史の本格的な
研究者である。
保守派の論客でもある。言説は実に果敢である。フィールドワークによる各地の
資料の収集、これにもとづく徹底的な実証が教授の研究の真骨頂である。
≪憂国の思いに頭を垂れる≫
朝鮮の土地の4割が日本統治時代の土地調査事業を通じて日本に収奪されたとする
往時の韓国歴史学界の通説、現在の中高生の使う教科書のほとんどにそのように
書かれている事実が無根であることを証して、手酷(ひど)い反発を買った研究者が
李教授である。
土地調査事業は、総督府の土地行政を公正化し所有権を確定するための画期的な
試図であったことを立証したのである。
真実に徹底的に向き合うことがアカデミズムのすべてだという教授の信条は、日本の
温和で穏やかなアカデミズムの世界では想像もできないほどの勇気を要する。
李教授ならびに李教授の下に集った執筆グループの憂国の思いに頭を垂れる。
自宅近くのレンタルワンルームマンションの一室に逼塞(ひっそく)して読書と
執筆の単調な日々を送っている私のところに送られてきた本書だが、その衝撃的な
言説に心安らかにはいられない。(わたなべ としお)
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