2020年1月13日月曜日

トランプが金正恩に親書を送った事実も知らずに仲裁者を自認する青瓦台

韓国の文大統領には認知症疑惑があるが、まだ大統領になる前の映像と思うが、あの、
「アミダくじ」の行動を見ても本物と思うが・・・・・
歴代韓国政府も酷かったが、文政権は歴代でもっとも「無能・間の抜けた政権」だろう
 
トランプが金正恩に親書を送った事実も知らずに仲裁者を自認する青瓦台

韓国大統領府は12日、北朝鮮の金桂寛(キム・ゲグァン)外務省顧問から
「愚か」「ばか」などと侮辱され、「南朝鮮は(米国との交渉に)しゃしゃり出ず
自重せよ」と激しく非難されたことについて、公式のコメントは一切出さなかった。
大統領府のある幹部は「これについて言うべきことはない」としか語らなかった。

しかし大統領府と安保部処(省庁)は困惑する雰囲気を隠せなかった。
米朝の間で親書がやり取りされていることをめぐって韓国大統領府が勝手に
「誕生日を祝うメッセージを伝達する役割を果たした」などと自慢したため、直後に
大恥をかいたからだ。
しかも文在寅(ムン・ジェイン)大統領が今月7日の「新年の辞」の中で
「金正恩(キム・ジョンウン)委員長が韓国を訪問する条件が1日でも早く整うよう、南北が共に努力しよう」として強い意欲を示している金正恩氏のソウル訪問、あるいは南北鉄道連結事業など、いわゆる「5大提案」についても北朝鮮は事実上拒否したと
解釈されている。
文大統領は14日に行う新年会見においても「南北間の協力は何としても必要だ」と
強調する考えだという。北朝鮮が韓国を侮辱し、全ての対話や提案を拒否しているにもかかわらず、それでも北朝鮮に対して一方的な提案を続ける考えのようだ。
野党などからは「北朝鮮に対する文在寅政権の片思いはあまりにもひどい」など
批判の声が上がっている。

■文大統領の新年の辞を足蹴にした北朝鮮

韓国大統領府の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長は10日
「金正恩委員長の誕生日(1月8日)にトランプ大統領は
『お祝いのメッセージを文大統領に送ってほしい』と連絡してきたので、
(9日に北朝鮮に)送った」と述べた。すると北朝鮮の金桂寛・外務省顧問はこれを
直接否定し、文大統領の新年の提案も事実上拒否した。


金桂寛氏は「南朝鮮当局は朝米首脳の間に特別な連絡ルートがあることをまだ
知らないようだ」
「南朝鮮当局は興奮し、全身を震わせながら大緊急通知文として米国大統領からの
誕生日メッセージを送ったと発表したが、われわれは米国大統領から親書として
直接受け取っていた」と明らかにした。
金桂寛氏はさらに
「南朝鮮の軽はずみな行動」
「仲裁者の役割に対する未練」
「元も取れないほど愚か」などと非常に侮辱的な言葉で韓国政府を非難した。

韓国大統領府は当初、鄭室長の発言と関連して
「トランプ大統領は韓国政府にメッセンジャーとしての役割を任せた」と非常に
興奮した雰囲気だった。ところが北朝鮮がこれを即座に否定し、侮辱までしたため
完全に立場を失った。
米国が直接「金正恩氏の誕生日を祝う親書」を北朝鮮に送ったにもかかわらず、その
事実を知らないまま勝手に興奮していたからだ。
ワシントンのある外交筋は「米国がトランプ大統領からの親書を北朝鮮に直接送った
事実を韓国にも知らせていれば、鄭室長の発言はなかっただろう」
「鄭室長が一連の事実を知りながら発言したのであれば、これはもっと大きな問題だ」と指摘した。
非核化交渉において韓国政府の立場がさらに弱まるのはもちろん、米国との連携にも
問題が生じていることを指摘したのだ。

北朝鮮が「でしゃばるな」と侮辱したことで、南北交流と協力に力を入れたかった
文在寅政権の対北朝鮮政策構想もつまづいてしまった。
文大統領が新年の辞を通じて呼びかけた
「開城工業団地と金剛山観光の再開」
「南北鉄道・道路連結」はもちろん、
「軍事境界線付近での協力」
「東京オリンピックの単一チーム構想」
「6・15南北共同宣言20周年記念行事」など全てが難しくなった。
韓国政府のある関係者は「大統領は南北間の交流の幅を広げようとしたが、これでは
力が抜けてしまう」「北朝鮮が韓国に対して抱いている恨みと失望は簡単には
収まらないようだ」などの見方を示した。


■北は「通米封南」、韓国は「一方的なラブコール」

金桂寛氏の談話について外交関係者の間では「韓国政府は希望的な思考に陥り、
トランプ大統領が儀礼的に『誕生日祝い』について語ったことを拡大解釈したのでは
ないか」などの見方もある。
世宗研究所の禹政燁(ウ・ジョンヨプ)研究員は
「ベトナムでの米朝首脳会談が決裂した直後から、韓国政府は
『トランプ大統領は帰国の際、文大統領に何度も仲裁者の役割を要請した』と
主張していたが、米国と北朝鮮の雰囲気はこれとは違っていた」
「南北関係に関して北朝鮮は一切動こうとしないが、それでも韓国は
『米国のメッセンジャー』という役割を望んでいるのだろう」との見方を示した。

北朝鮮が先日「通米封南」の方針を露骨に示したにもかかわらず、韓国政府だけが
一方的な「ラブコール」を今も送っているとの指摘もある。
金正恩氏は昨年4月、文大統領に対し
「差し出がましい仲裁者・促進者のふりをするな」と侮辱し、
10月の金剛山視察の際には「見るだけで気分が悪くなる汚らしい南の施設を全て
撤去せよ」と指示した。北朝鮮の祖国平和統一委員会は昨年8月、文大統領が
かかげる「南北平和経済構想」について「鍋で煮た牛の頭でさえ空を仰いで
大笑いする」と激しく侮辱した。

保守系野党・自由韓国党の全希卿(チョン・フィギョン)報道官はこの日
「一人で『取らぬ狸の皮算用』を続ける政府の片思いもここまで来たら重症だ」
「これほど侮辱され、国民のプライドが踏みにじられても片思いはやめないのか」と
韓国政府を非難した。

アン・ジュンヨン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

0 件のコメント:

コメントを投稿