2020年2月13日木曜日

『パラサイト 半地下の家族』はフィクションだが「半地下」は現実…

パラサイトとは、寄生虫の事だが韓国には地下住居がほんとうにある。
窓もあるらしいが、それが地表面と同じ位置にあり通行人が覗き込んだりするらしい。
夜は、酔っ払いが小便したりもするらしいが・・・・
韓国は人口5千万人、その五分の一以上がソウル在住、日本は東京や
大都市・県庁所在地の郊外には団地があるが、韓国では団地といえば工業団地しか
きいたことがない。

英BBC「『パラサイト 半地下の家族』はフィクションだが「半地下」は現実…
南北対立の産物」
中央日報/中央日報日本語版2020.02.11 16:5816

第92回アカデミー授賞式を席巻したポン・ジュノ監督の映画
『パラサイト 半地下の家族』の背景となっている「半地下」が海外メディアから
注目されている。

英国放送BBCは10日(現地時間)、「ソウルの半地下に住む本当の人々」という
記事で、ソウルの半地下に居住している人々のインタビューと彼らの家の内部の
写真を公開した。

BBCは「映画『パラサイト 半地下の家族』はフィクションだが、半地下は
そうではない。ソウルには数千人もの人々が半地下に住んでいる」と伝えた。

半地下に住んでいるAさんはBBCに
「半地下は光がほとんど入らず、植物が育ちにくい。
他人が窓から家の中を見ることができ、10代達は時々その前で
タバコを吸うこともある。
夏は湿気に苦しみカビが育ちやすく、トイレの天井はとても低くてかがまなければ
ならない」と吐露した。

しかし、Aさんは「もう半地下に慣れた」と話した。
Aさんは「私はお金を節約するために半地下を選択し、多くの貯金をしている。
しかし、人々が私を憐れむのは止めようがない。
私は半地下が貧困を象徴していると考える」と述べた。

別の半地下居住者Bさんは
「経済性と空間のために半地下を選択した。
半地下に移動してから映画『パラサイト 半地下の家族』を見た。映画を見た後、
アパートをあちこち修繕するようになった。私は他の人に同情されたくない」と
述べた。

BBCは半地下が韓国の建築で偶然できたものではなく、南北対立の歴史」が
起源だと説明した。

BBCによると、1968年に北朝鮮の青瓦台(チョンワデ、大統領府)
襲撃事件などをきっかけに高まった南北間の緊張の中で、韓国政府が1970年に
建築法を改正し、国家非常事態時にすべての新築低層マンションの地下を
避難用シェルターとして使用することを義務付けた。
このような半地下を賃貸にすることは違法だったが、1980年代に住宅危機が訪れ、政府はこの空間を居住施設とすることを合法化した。

0 件のコメント:

コメントを投稿