2020年7月7日火曜日

青瓦台「崔善姫談話」に沈黙・困惑…

国連制裁の解除に失敗した北朝鮮はこれを韓国のせいにし、韓国は
痛烈な批判・罵詈雑言を北朝鮮から浴びせられるのは国連制裁のせいに
南北朝鮮は同族・同種、自分たちのせいではないとの主張は民族資質の
極み、なぜ国連制裁を受けてるか考えたことないのだろう。

青瓦台「崔善姫談話」に沈黙・困惑…
宋永吉議員「北の反発は対北制裁のせい」 宋永吉議員、
党員とジャガイモ収穫しながら北朝鮮の歌『大紅湍ジャガイモ』歌う

青瓦台と政府は5日、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官の
米朝対話拒否談話について公式見解を出さなかった。しかし、
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の米朝対話提案が公になってから
三日後に北朝鮮がこれを一蹴(いっしゅう)する形となり、
当惑がしている様子だ。
与党・共に民主党では再び
「対北朝鮮制裁をまず解決すべきだ」という主張が出ている。

統一部は同日、崔善姫談話について「韓半島(朝鮮半島)で緊張が
高まるのを防ぎ、恒久的な平和定着のため努力を続けつつ、
北・米(米朝)対話のすみやかな再開が必要で、政府も引き続き
努力していくという見解に変化はない」とコメントした。
崔善姫次官が公に対話を拒否したのにもかかわらず、政府が米朝対話へと導いていくという意味だと解釈できる。
政府関係者は「最近、北朝鮮が韓国側の提案を拒否したり、
激しい言葉を発したりするのが日常のようになってしまった」と語った。
安保専門家らは「北朝鮮通の朴智元(パク・チウォン)前議員を
国家情報院院長に、李仁栄(イ・イニョン)議員を統一部長官に
指名した翌日に北が南の対話提案を蹴った形になった。
新たな安保ラインは対北朝鮮政策の展開で難関にぶつかるかもしれない」と懸念した。

与党関係者の一部は
「北朝鮮のこうした反発は制裁のせいだ」と制裁解除を主張した。
国会外交統一委員長を務める共に民主党の
宋永吉(ソン・ヨンギル)議員はフェイスブックに
「北朝鮮は追加の核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を停止し、
核・経済並進路線を放棄し、経済集中路線で行くと宣言しようとして
いるところだ。
北朝鮮に対する制裁を維持することで、果たして非核化を
説得できるのか。北朝鮮は現在、国連安全保障理事会から十数件の
決議制裁を受けており、それでも行われていた国境地帯の密貿易も
新型コロナウイルスのせいでほとんど遮断されている状況だ。
北朝鮮としては、文字通り息詰まる規制ではないのか。
このような状況を(米国の警察官の暴力的な鎮圧で窒息死した)
ジョージ・フロイドに例えるのがそれほど大きな問題なのか」と
投稿した。

宋永吉議員は4日には、党員と一緒にジャガイモを収穫する時、北朝鮮の
歌『大紅湍ジャガイモ』の一節を歌った。
北朝鮮の体制宣伝の性格を持つ歌だとの指摘に、同議員は
「韓国ドラマに出てきた歌をまねたものだ」と言った。

梁昇植(ヤン・スンシク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

0 件のコメント:

コメントを投稿