2020年7月18日土曜日

大韓民国の首都の市長執務室で「喜び組」を強要されただなんて

国の首都たる都市はその国の顔であるが、韓国の首都ソウル市庁舎6回は
ハーレムか、さすがに親北・主体思想に傾倒するだけの事はある、北の
マネごとをしただけ~~か。

【社説】大韓民国の首都の市長執務室で「喜び組」を強要されただなんて

故・朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長の元秘書が4年間にわたり
受けてきた性暴力の実態を追加で公表した。被害者側は
「朴市長が執務室でシャワーを浴び、脱いで置いておいた下着を
被害者が直接手で取って処理し、新しい下着を持ってくるように
強要された」と言った。
「昼寝している市長を女性秘書が起こすと機嫌が悪くならない」という
理由で、男性の随行秘書の代わりに被害者が「内室」に入って朴市長を
起こさなければならず、朴市長が週末の早朝にジョギングをする時も、
「女性秘書が一緒に走ると記録がいい」という理由で被害者を
出勤させた。
朴市長はまた、被害者に血圧測定をさせて、
「君(Aさん)が血圧を測ると、私の血圧が上がる」というセクハラ
(性的嫌がらせ)発言を続けた。
被害者側はこれを
「北朝鮮(の金日成〈キム・イルソン〉主席、
金正日〈キム・ジョンイル〉総書記、
金正恩〈キム・ジョンウン〉朝鮮労働党委員長一族)の
『喜び組』のような役割」と言った。

大韓民国の首都の市長の執務室で、北朝鮮の平壌の主席宮で起こりそうなことが起こったというのだ。
「女性の人権の守護者」という仮面の下に隠された醜い素顔に、
開いた口がふさがらない。
このような話を聞いても、「清い人」「100兆ウォン(約9兆円)を
かけても作ることができない人」という言葉が出るのだろうか。

朴市長を止めなければならないはずの秘書室組織は、逆に
セクハラ(性的嫌がらせ)・性差別をほう助し加害行為に加わっていた。
「6階の人々」と呼ばれている彼らは、ほとんどが
労働運動・学生運動や市民団体の出身で、朴市長に特別職として
起用された最側近たちだ。
「グル」になるしかない構造だ。
彼らは「市長の機嫌のいい状態を保つため」に被害者に「喜び組」の
役割を強要したというのだ。
彼らは性的労働に耐えられなくなった被害者の人事異動要求を7回も
拒否した。
被害者は人事担当者に「性的問題」を言及したのにもかかわらず、
担当者は状況把握すらしなかったという。
「6階の人々」はまた、被害者が告訴状を提出した後、連絡してきて
「女性団体に巻き込まれるな」「記者会見(をするの)は違うと思う」
「確実な証拠なしには難しいだろう」と懐柔し、
圧力を加えてきたそうだ。
そうしておきながら、問題が明るみに出た後は「全く知らなかった」と
しらを切った。みな共犯だと言っていい。


被害者側によると、ソウル市の別の女性職員たちも
わいせつ行為・セクハラに被害に頻繁に遭っているとのことだ。
会食時にカラオケ店で腰に手を回したり、酔ったふりをしてキスしたり、床に手をつくふりをして脚に触るなど、日常的なわいせつ行為・
セクハラがあったと主張している。
職員の性的暴行事件に口をつぐんでいたものの、メディアで
報道されると、遅ればせながら当事者を職位解除したこともあった。
人口1000万人の都市の行政を担う人々がこの程度のレベルだとは
あきれるばかりだ。
男女平等都市を具現するとして「性暴力ワンストライク・アウト制」
「ジェンダー特別補佐官」の導入をPRしたのは、すべて詐欺劇だった。
このようなソウル市に真相究明を任せれば、自ら免罪符を与えるのは
火を見るよりも明らかだ。
ソウル市は調査の主体ではなく、捜査の対象だ。検察が徹底的に調べ、
すべての疑惑を明らかにして、関係者の責任を厳しく
問わなければならない。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


【独自】ソウル市庁・傘下機関、月に一度の割合で性暴力発生
  
最近3年6カ月間でソウル市庁と傘下機関において、月に一度の割合で
内部的な性暴力が発生していたことが17日、確認された。
これらは男女間の性に対する認識差・性差別を考慮するという
「性認知感受性」を強調していた故・朴元淳(パク・ウォンスン)
ソウル市長在任時代に発生した事件で、特に今年に入って発生頻度が
急増の傾向にある。

野党・未来統合党の皇甫承希(ファンボ・スンヒ)議員がソウル市庁から提出を受けた「性犯罪関連申告および処理内訳」によると、2017年から
今年6月までで計42件の性犯罪が発生したという。
2017年6件、2018年18件、2019年8件と増減を繰り返し、今年は
上半期だけで10件と再び増えている。
最近3年6カ月間で月に一度の割合でソウル市庁と傘下機関の内部で
性暴力事件が起きているという計算になる。
ほとんどは職場内のセクハラ(性的嫌がらせ)で、ソウル市庁だけでなく市立病院、委託機関、福祉施設、投資支援機関、出資・支援機関を
問わず発生している。
セクハラ後に「2次加害」が発生したケースは3回だった。

キム・ヒョンウォン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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