2012年4月18日水曜日

山菜 薬草 シオデ


科名:ユリ科/属名:シオデ属  和名:牛尾菜/四緒手/学名:Smilax riparia var.ussuriensis
シオデは他に、葉の裏が白いタチシオデ、佐渡に自生するサドシオデがある
日本全土の山地、林縁
山の天然アスパラガスの名に恥じないおいしさ。


見分け方・特徴

日本全土の山地に自生する雌雄異株の多年草つる草
茎は、始めは長く伸びてやがて、葉脈から出る托葉(たくよう)から変化したつるが他のものにからみつく
葉は、卵状楕円形で互生、先端は尖る
花は、7~8月に葉の脇から長い花茎を出して、淡黄緑色の小花を球状につける
秋に、球形の液果が黒く熟す

採集と調整  採取時期 4月~6月 
秋に根茎を掘り起こして、良く洗って泥を落として、天日で乾燥させる、
これを生薬(しょうやく)で馬尾伸筋(ばおしんきん)という

薬効・用い方 
通経、関節炎、リューマチなどの症状には、1日量乾燥した根茎5~10グラムを水約0.4リットルで半量まで煎じて、
1日3回に分けて服用するという
また、血行促進、関節炎、リューマチ、腰痛などには、根茎の粉末を1日量0.3~0.5グラム服用する
食用
新芽、若葉を4~9月ころに採取して、熱湯でかるく茹でて水にさらしてから、
おひたし、あえもの、酢の物、汁の実などや、マヨネーズあえ、サラダ、バター炒めなども癖が無く食べることができる
また、若葉は、薄くころもをつけて天ぷらなどもにもあう
 

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