2012年5月15日火曜日

山菜 薬草 ワサビ


山菜 薬草 ワサビ

リューマチや神経痛にはおろして外用
生の魚、しょうゆ、ワサビとくれば日本料理の三点セットでそのコンビネーションの
よさは、世界に比類のものだそうだ。旬は冬。

目 : フウチョウソウ目 科 : アブラナ科 属 : ワサビ属 種 : ワサビ
和名 ワサビ   英名Wasabi, Japanese horseradish

ワサビ(根茎、生)[1] 100 g (3.5 oz)あたりの栄養価
エネルギー 368 kJ (88 kcal)、炭水化物 18.4 g、 食物繊維 4.4 g
脂肪 0.2 g、 飽和脂肪酸 0 g、一価不飽和脂肪酸 0 g
多価不飽和脂肪酸 0 g、タンパク質 5.6 g、水分 74.2 g
ビタミンA相当量 1 μg (0%)  βカロテン 7 μg (0%) ビタミンB1 0.06 mg (5%)
ビタミンB2 0.15 mg (10%) ビタミンB3 0.6 mg (4%) パントテン酸(ビタミンB5) 0.20 mg (4%)
ビタミンB6 0.32 mg (25%)
葉酸(ビタミンB9) 50 μg (13%)
ビタミンB12 (0) μg (0%)
ビタミンC 75 mg (90%)
ビタミンD (0) μg (0%)
ビタミンE 1.4 mg (9%)
ビタミンK 49 μg (47%)
カルシウム 100 mg (10%)
鉄分 0.8 mg (6%)
マグネシウム 46 mg (12%)
リン 79 mg (11%)
カリウム 500 mg (11%)
塩分 24 mg (1%)
亜鉛 0.7 mg (7%)
918年の『本草和名』で、「山葵」の和名を和佐比と記している。
同じく平安時代の『和名類聚抄』にも和佐比と記されている。
ワサビの名が付く近縁な植物、特にセイヨウワサビと区別するため本わさびと呼ぶことがある。
地下茎をすり下ろしたすりわさびの事をワサビと呼ぶこともある。
寿司屋の符牒になみだ、さびがある。
寿司や刺身の世界的な普及に伴って、
英語、フランス語、台湾語、広東語、韓国語などでそのままwasabiという発音で借用されている。
ワサビが効きすぎると大人でも涙ぐんでしまうことと、わび・さびを合わせた音が近いこと、
子供は好まずワサビの良さは大人にならないとわからないことから、大人の哀愁のモチーフとして題名等に使われることもある。
歴史 わさびについて記された最古の史料は、奈良県明日香村の飛鳥京跡から出土した、
685年(白鳳14年)に書かれたと思われる木簡である。
「委佐俾三升(わさびさんしょう)」と書かれており、わさびを入れた容器に付けられた札と考えられている。
古くは奈良時代、718年に出された「賦役令」(現代の法人税法施行令に相当)の中に「山葵」(わさび)の名前が見られる。
土地の名産品としてすでに納付され、薬用として使用されていたと考えられる。
室町時代、すでに現代と同じ薬味としての利用が確立されていた。
さらに江戸時代に入ると寿司、蕎麦の普及とあわせ、広く一般に普及・浸透していった。
古くは自生のものを採取、利用していたが、江戸時代に現在の静岡市葵区有東木(うとうぎ)地区に住む村人が、
野生のわさびを栽培したのが栽培普及の初端と伝えられる。
有東木のワサビは、駿府城で大御所政治を執っていた徳川家康に献じられ、
その味が絶賛されたこと、またワサビの葉が徳川家家紋の「葵」に通じることから幕府の庇護を受けることとなった。
一方で門外不出の扱いとなり、その栽培技術を他地区に広げることは禁じられた。
1744年(延享元年)、天城湯ヶ島(現伊豆市)で山守を務めていた
板垣勘四郎は三島代官の命によりシイタケ栽培の技術指導で有東木を訪れた。
板垣はワサビの栽培を天城でも行いたいと懇願し、有東木の住民はシイタケの礼から禁を犯して板垣にワサビの苗を持たせた。
この後、板垣の努力で天城でも栽培が始められることになる。
産地 [編集]日本の主要な産地は静岡県、長野県、東京都(奥多摩)、島根県、山梨県、岩手県等である。
また、台湾南部、ニュージーランド、中国雲南省などでも栽培されている。
ワサビの最高級品種は静岡県産の真妻、甘みと辛味が強いのが特徴である。
ワサビの産地である伊豆市や安曇野市では市の花に指定されている。

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