2012年5月10日木曜日

山菜 薬草 モミジガサ


山菜 薬草 モミジガサ

目 : キク目 科 : キク科 亜科 : キク亜科 属 : コウモリソウ属   モミジガサ

和名 モミジガサ(紅葉笠)
モミジガサ(紅葉笠、学名:Parasenecio delphiniifolius)は、キク科コウモリソウ属の多年草。
別名、シドケ、シトギ、モミジソウ。春、茎が20-30cmに伸び、茎先の葉がまだ展開しないものは山菜として食用にされる。

特徴
茎の高さは60-80cm。葉は長い葉柄をもって茎に互生し、葉柄は茎を抱かない。
葉はモミジ状に裂け、表面は無毛で裏面にはまばらに絹毛がある。葉身は長さ15cm、幅20cmになる。
花期は8-9月、茎の先に円錐花序状にやや紫色を帯びた白色の頭花をつける。
総苞は長さ8-9mmの筒状で淡緑白色、総苞片は5個。頭花は5個の小花からなり、すべて両性の筒状花。
小花の花冠は5裂し、花柱の先は2つに分かれ反り返る。
分布と生育環境
北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の湿り気のある樹林の林床、林縁に自生する。群生することが多い。

食用
堅く閉じたままの、若芽を採取手早く茹でてみずにさらす。
和え物、テンプラ、口に含めばひなびた味がひろがる。

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