2012年8月17日金曜日

薬草 薬効植物 トチバニンジン



薬草 薬効植物 トチバニンジン

分類 ウコギ科 トチバニンジン属 トチバニンジン

和名 トチバニンジン(栃葉人参)
トチバニンジン(栃葉人参、学名:Panax japonicus、英名:Japanese Ginseng)は
ウコギ科 トチバニンジン属の多年草。薬用植物。日本原産。

高さは50から80cmほどになる。
葉は5小葉で構成される掌状複葉で、茎に3から5枚輪生する。
花期は6月から8月で、茎の先端に球状に黄緑色の小さい花を多数つける。
秋に赤い果実をつける。節くれ立った根の形状から、チクセツニンジン(竹節人参)とも
呼ばれる。

分布と生育環境
日本では北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の林内に自生する。
中国・四川省にも産するといわれるが、本当に同じ植物であるかどうかは、
いまだ結論が出ていない。

有効成分
数種のジンセノサイドを含むサポニンを含有する他、特有のチクセツサポニンを含む。

効能 効果
オタネニンジン(いわゆる高麗人参)とは異なり、寒性である。
解熱・去痰、健胃薬として利用される。
局所刺激作用があることから、育毛剤に配合されることもある。

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