2012年9月15日土曜日

薬効植物 ベンケイソウ



ベンケイソウ

分類 ユキノシタ目 ベンケイソウ科 ベンケイソウ

特徴
多肉質の葉を持ち、水分を貯蔵できる。
分布は世界中に広がっているが、特に北半球と南アフリカに多く、水の乏しい乾燥した
地域に産する。
この科の植物は食用としては重要ではないが、花卉園芸用に多くの種が流通する。
それら品種の多くは特異な魅力を持ち、頑健で育てやすいことから人気が高い。
カネノナルキ(金のなる木)やカランコエもこの科に属する。
多くは属、種間での交雑が容易で、野生、または人為の交雑があり、しばしば分類は容易で
ない。旧来の分類ではベンケイソウ科はバラ目に含まれたが、分子系統解析ではユキノシタ目

に属する結果が得られる。
また、CAM型光合成(Crassulacean Acid Metabolism)という名称は、最初にこの科の
植物からこの代謝経路が発見されたことにちなむ。

利用
はれもの、切り傷には生葉を軽く火で炙り、裏の薄皮を剥いで患部にはる。
オオベンケイソウも、同様にりようしてもよい。

0 件のコメント:

コメントを投稿