2012年12月15日土曜日

日本人 海上保安官諸君へ

海上保安官諸君へ、日々の労を労いたい。
苦しいだろう、きついだろう、もう少しの辛抱だ!!

国民が、政府がきっと助ける。それまで頑張ってほしい。
今までの苦労は無駄にはしない。



米紙:中国巡視船に海上保安庁が苦悩
タグ: 釣魚島 海上保安庁 中国巡視船 ウォール・ストリート・ジャーナル
発信時間: 2012-12-14 15:50:34 

今まであまり知られていなかった海上保安庁が中国との領土対立における日本の
第一防御線として注目を集めるとともに、新たな圧力にさらされている。
12日付の米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が「島嶼問題で試される日本」との
見出しで伝えた。

海上保安庁の救助員を描いた映画が今年ヒットしている。今年は海上警察への応募者も
昨年に比べ倍以上に増えた。まもなく迎える選挙で政権奪取をねらう主要政党は
海上保安庁の資金と人員の拡大でめずらしく意見が一致している。

しかしスポットライトの陰で、海上保安庁は苦悩している。

中国との最近の領土紛争が4カ月目に入り、人員と予算の少ない海上保安庁は日を追って
疲弊し、現状の配備をこのまま継続できるのか、懸念されている。

海上保安庁の北村隆志長官は11月末、「前線の人員は休日や一般訓練を捨て、
できる限りわが国の領海を巡航している。われわれの行動は大多数の人が極限状態に
達していると感じている」と述べた。

9月、釣魚島をめぐる中国との紛争が激しくなって以来、中国は付近の敏感な水域に
巡視船を頻繁に出動。中国の巡視船を阻止するため、これらの島嶼の実効支配権を
握っている日本は同水域に多くの巡視船を出動するしかない。

日本は中国側との熾烈ないたちごっこに小型武器を持っている海上保安庁が応じる
ことを決めた。これによって国の安全に関する根本的な問題を引き起こし、
そのうちの多くの問題は日本人が数十年来経験したことがないものだ。
日本の緊急事態における自衛能力に疑いを抱く声があり、保守派の政治家や活動家は
軍事力の強化を求めている。

野党自民党の石破茂幹事長は11月、「海上保安庁の船隊は規模が小さく、給油機能も
備えておらず、燃料がなくなる度に港に戻らなければならない。
われわれは必ず新たな法律を制定し、自衛隊がどう参加するかを決める」と述べた。

海上保安庁は戦略的理由から、船隊に関する具体的情況を明かすのを拒否したが、
石垣島の当局者は「保安庁は計120隻の大型船を保有し、同水域には40~50隻を
維持している」と明かした。

海上保安庁の責任者によると、人手が少なく、多くの人員がもう1カ月以上休んでおらず、
2週間の交代勤務に慣れた人員のストレスが増している。射撃などの技能訓練も
棚上げされ、全面的な修理が必要な船舶も応急修理だけですまされているという。

今のところ、同水域で日本と中国の実力は互角と言えるが、数年後の老朽化した
船舶の退役に伴い、日本が保有する船舶数は変わらないか、小幅に増加するとみられる。

海上保安庁の求職者の急増も人員の急増にはつながらない。海上保安庁で若い船員を
訓練する能力に限界があり、団塊世代の多くが退職するためだ。

石垣島の漁協責任者によると、海上保安庁は中国の巡視船追跡のほかに、
別の難題にも直面している。それは政府の禁令を無視して問題の島に上陸しようとする
日本の活動家の存在だという。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年12月14日

0 件のコメント:

コメントを投稿