2014年9月30日火曜日

”鳴梁" 捏造の歴史は作られる

昨日の日本製の包丁の記事は読んでいないようだな。
何度も、主張するが ”鳴梁”で日本軍に勝ってはいないし、日本を撃退もして
いないし、この海戦の後の ”露梁”で日本は陸上の兵士全てを回収し日本に
徹退を完了するのが歴史の真実・・・  しかも
明水軍の支援なしなど、有りえない話、この第二次朝鮮出兵で鳴梁を含む幾つかの
海戦で明は三人強の将軍が戦死、李氏朝鮮水軍にいたっては、元均、李舜臣、他、
五人ほどの将軍が戦死、日本の著名な戦国武将は誰一人戦死していない。
半島を30日ほどで制圧しているのに、日本を撃退したなど捏造の歴史を作るな・
この30年ほど後、満州 ”清”の初代皇帝 ”ヌルハチ”に45日で
半島全土を制圧されて・・・真実の歴史の話をするべき・・・

【中央時評】忠武公が今の韓国軍を見たら(1)
2014年09月29日16時40分  [中央日報/中央日報日本語版]

12隻の船で300隻余りの倭軍と相対して戦った李舜臣(イ・スンシン)将軍の
勝利記を扱った映画『鳴梁(ミョンリャン)』。
謀略によって漢陽(ハンヤン)に強制連行され、元均(ウォンギュン)が
漆川梁(チルチョンリャン)海戦で大敗するなど最悪の状況でも忠武公は明の
軍事的支援なしに朝鮮水軍だけで鳴梁海戦での奇跡的な大勝を引き出した。
秘訣は「必死則生必生則死」だった。死を覚悟して戦うものは生き、
生きようと思うものは死ぬという将軍の一言が兵士たちの恐れを勇気に
変えて勝利を導いたのだ。

500年余りが過ぎた今、わが韓国軍の現実はどうか。
北朝鮮に比べ少なくても数倍、多ければ数十倍の国防予算をつぎ込んでいるが、
韓米同盟と米軍の支援なしには戦争勝利はさておき対北朝鮮の軍事的抑制さえ
ままならないというのが今日の韓国軍の姿だ。
これを見せる代表的な例が、まさに戦時作戦統制権の返還問題だろう。

2015年に予定された戦作権還収を2020年に遅らせるといっていたが、
最近になって最初から還収時期を固定しない方向で協議を進行中だという話が
聞こえてくる。
北朝鮮体制の安定性と政策決定予測性、北朝鮮の核とミサイル戦力に対する
韓国側の対応能力の構築現況、戦作権還収以後の韓国軍の
韓半島(朝鮮半島)戦区での連合作戦能力などを見ながら還収時期を
最終決定しようというのが韓国軍当局の立場であるようだ。

しかし戦作権還収の本質は何か。一言で要約するなら韓国軍が主力を担って米軍が
支援的役割を受け持つ極めて正常な関係の調整だ。しかしまるで
戦作権の還収が行われれば在韓米軍が撤収して同盟が崩れ、直ちに戦争が
広がると憂慮しながら米国にすがっているような局面だ。

それだけではない。北朝鮮の軍事挑発が頻繁になるとすぐに1992年に
解体された韓米連合野戦軍司令部を22年ぶりに再び韓米連合軍司令部団の形態で
創設し、在韓米軍兵力の一部を漢江(ハンガン)以北に残留させ続けるという
報道が出てくる。それに加えて高高度ミサイル防衛体系(サード、THAAD)の
韓国配置も既定事実化される雰囲気だ。

特に韓国軍主導で戦争を抑制し、北朝鮮の全面戦争に備えるということが
主な目標だった8月の乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン(UFG)
韓米合同軍事演習でも、米軍に対する過度な依存傾向が深刻な問題点と
指摘されたという話も聞こえる。戦作権の還収日程が近づきながら
減らすべき韓国軍の対米依存がむしろ深刻化しているという逆説に注目する
必要がある。

【中央時評】忠武公が今の韓国軍を見たら(2)

堅固な韓米同盟が、韓国の大切な戦略的資産であることは異論の余地がない。
しかし今のような過度な対米依存が、さまざまな副作用を引き起こしていることを
見逃してもいけないだろう。北朝鮮の高圧的な態度だけでもそうだ。
北側が韓国軍を「傀儡(かいらい)軍」と罵倒し、
韓国を排除したまま米国との2国間平和交渉に執着する理由は、まさに
戦作権にある。
北朝鮮が軍事挑発を敢行しても即刻報復打撃を加えることができず、
大規模戦争を独自に遂行することもできない韓国軍を北側の政策決定者が
見くびっているのは、ひょっとしたら当然のことではないのか。
要するに過度な対米軍事依存が平壌(ピョンヤン)の軍事的冒険主義を
そそのかす恐れがあるという点を見逃してはいけないだろう。

さらに韓国軍の対米依存執着が南北関係の改善に障害になりうるのではないかと
いう疑問さえ感じる。8月11日、政府は北朝鮮に第2次高官級接触を
提案した。しかし軍は韓米連合軍司令部団の構成、在韓米軍漢江以北残留、
平沢(ピョンテク)基地のTHAAD配置の妥当性調査完了などを
引き続きメディアに流した。
その上国防部は9月1日付の国防日報を通じて北朝鮮の応援団派遣が
「南北の和解協力の使節ではない色仕掛けを前面に出した対南宣伝の先鋒隊に
過ぎない」という見解まで掲載した。
軍の対北朝鮮警戒心が緩くなってはいけないが、政府の対北朝鮮の政策基調から
外れる歩みは全く違うレベルの問題だ。

ぞろぞろと出てくる韓国軍の危険な様子も、これと関係がなくはない。
GOP銃器乱射、ユン一等兵暴行死亡事件、野戦軍司令官の任地離脱や飲酒醜態、
各種セクハラ・性暴行事件など軍別に関係なく末端兵士から隊長に至るまで
数十件の事件事故で、軍は皮肉と卑下の対象になっている。
こうした規律弛緩が「米国が韓国を守ってくれる」という安易な態度と果たして
関係がないのだろうか。
これまで構造化されてきた対米依存の集団心理が軍規紊乱(びんらん)の日常化の
土台に敷かれていると見ても不思議ではないだろう。 

再び「鳴梁」に戻ってみよう。「1人が要所を守れば、千人を恐れさせることも
できる」という忠武公の決然とした意志を再確認する必要がある。
死を覚悟して戦おうと思うならば、米国が全てを決める変数にはなれない。
むしろ外部の助けにばかり寄り添って国の安全と危機を亡ぼす恐れがあるという
痛恨の自己反省がなければいけない。建軍66周年に寄せる、筆者の希望だ。

  文正仁(ムン・ジョンイン)延世(ヨンセ)大学教授(政治学)

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