2014年10月30日木曜日

韓国製造業崩壊か!?

韓国、苦しんでますね。韓国には核心技術がない、サムスンのスマートフォンも
リンゴのパクリだということを認識することだ。
パクっても次はそれ以上物を作らねば駄目だということだ。其れさえも出来ない
そういう概念もない。サムスンが日本にスマートフォンの技術供与を頼み、日本に
拒絶され、主力を半導体に転換しても日本の素材が80%以上なければ、
製品が出来ないだろう。

復調日本に引き離され沈む韓国製造業 躍進中国にも挟まれ“深刻な憂鬱”
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韓国では携帯電話端末、自動車など5大産業の業績が急落している。
写真はサムスン電子のスマートフォン(AP)

韓国の製造業が“凋落”の危機にひんしている。
韓国銀行が16日発表した2013年の企業経営分析によると、韓国製造業者の
売上高増加率は前年比でわずか0.5%にとどまった。通貨危機直後の
1998年の0.7%より低く、統計を取り始めた61年以来、最も低いという。
中央日報電子版によると、徐英京(ソ・ヨンギョン)韓銀副総裁は
「まだ予断するのは難しいが、今年の製造業の売上高増加率は過去初めて
マイナスになる可能性がある」とコメント、
さらに業績が悪化する可能性を示唆した。業績反転のきっかけをつかめずにいる
韓国製造業。日本の製造業を追い詰めたかつての勢いは完全に失われている。

売上高わずか0.5%増

10月16日、韓国の産業界に衝撃が走った。
現代重工業グループが造船3社の現代重工業、現代尾浦造船、現代三湖重工業の
全役員262人の31%に相当する81人を退任させる電撃人事を発表したのだ。
これほど大幅な役員削減は通貨危機以降、韓国の大企業では例がないという。
朝鮮日報電子版が伝えた。

日本の経済団体連合会(経団連)にあたる韓国の全国経済人連合会(全経連)の
業績分析によると、12年に前年比2.1%増だった韓国造船業の売上高伸び率は、13年が1.3%、今年上期は前年同期比でマイナス0.9%と減少に転じた。
営業利益率に至っては13年が2.0だったが、今年上期はマイナス3.6%と
大幅に悪化した。

現代重工業の営業赤字は、今年上期だけで1兆3000億ウォン(約1310億円)に達した。
朝鮮日報電子版によると、今回の人事は「世界一流の造船所」の業績悪化の責任を
問う性格が強い。
韓国は9月の国別船舶受注量で中国、日本に次ぐ3位に転落した。世界首位だった
韓国の造船業の栄華は終焉(しゅうえん)を迎えているのではないかとの懸念も
聞かれるという。

5大産業、相次ぎ急落

中央日報電子版によると、全経連の業績分析で造船のほか韓国経済を支えていた
携帯電話端末、石油化学、自動車、テレビなどの5大産業の13年の売上高や
営業利益率がいずれも急落した。また、韓国貿易協会の調査として
韓国10大輸出品目のうち、鉄鋼板、ディスプレー、造船、石油製品の4品目が
マイナス成長になったと伝えている。

韓国製造業の凋落は、内需不振が長期化する中、グローバル景気の低迷で頼みの
輸出も失速していることが大きい。
朝鮮日報電子版はこうした要因に加え「経済が復活する日本と躍進する中国に
挟まれた『サンドイッチ効果』なども原因」と報じた。
さらに、11年以降は30大企業グループ入りを果たす中堅企業がなく、
経済的な躍動性が低下していることも影響しているという。

通貨危機当時より厳しい局面

通貨危機当時よりも韓国製造業が厳しい局面に立たされているのは疑いようもない。世界景気の低迷や円安など外部要因だけでなく、製品の競争力低下など内部要因に
負うところも大きいとの指摘もある。今後も浮上に向けた“次の一手”が
見つからず、このまま下降曲線をたどるとの見方も出ている。

中央日報電子版は「韓国製造業、危機乗り越える成長動力探さなければ」との
社説を掲載。この中で「大企業もこれまでの経営方式に安住することなく、自ら
再飛躍のための転機を積極的に用意するときだ。かつてケインズは、不確実性を
甘受しても投資を決める企業家の直感を野性的衝動(アニマルスピリッツ)と
表現した。今こそ、野性的衝動が必要なときだ」と論じている。

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