2015年5月23日土曜日

朝鮮事情、現代と数世紀前

샤를·【다레】(김 유토리권 이유(번역)) 『조선 사정』평범사 동양문고, 1979.  [첫 출현=1874년] <.>조선인은, 과학연구의 분야에 있어서 대부분 진보의 뒤를 보이지 않고 있지만, 산업의 지식에 있어서는, 더욱 늦고 있다. 이 나라에서는, 몇세기나 되는 사이, 유용한 기술은 완전히 진보하지 않고 있다. (p.  309) <.>상거래에 있어서의 또하나의 장해는, 교통로가 비참한 상태다. 항행이 가능한 하천은 대단히 적고, 단지 몇 가지의 하천만이 배를 통과시키지만, 그것도 지극히 제한된 구역의 항행이 용서되고 있는 것 뿐이다. 이 나라는, 산악이나 협곡이 많은데, 도로를 만드는 기술은 대부분 알려져 있지 않다. 따라서 대부분 모든 운반이, 소이나 말,혹은 사람의 키(등)에 의해 행하여지고 있다. (pp.  314-315) 

シャルル・ダレ(金容権訳)『朝鮮事情』平凡社東洋文庫,1979. [初出=1874年]
朝鮮人は、科学研究の分野においてほとんど進歩のあとを見せていないが、
産業の知識においては、なおさら遅れている。この国では、
数世紀もの間、有用な技術はまったく進歩していない。(p. 309)
商取り引きにおけるもう一つの障害は、交通路のみじめな状態である。
航行の可能な河川は非常に少なく、ただいくつかの河川だけが船を通すが、
それもごく制限された区域の航行が許されているだけである。この国は、
山岳や峡谷が多いのに、道路を作る技術はほとんど知られていない。
したがってほとんどすべての運搬が、牛か馬、もしくは人の背によって
行われている。(pp. 314-315)

つまり、向上心の概念が無い訳だ。

ソウルからヨボセヨ もう一つの日韓協力

沈没大惨事で世界中に名前が知られた旅客船「セウォル号」は日本の中古船を
輸入し改造したものだった。筆者が先年、
韓国からロシアや中国に海路で旅行したときの客船もいずれも日本の
中古船だった。韓国は造船王国だが大型客船の建造はまだ難しいのだ。

昔は韓国の漁船も日本から安く買い入れた中古船が多く、そのおかげで
韓国漁業は発展したというのが双方の業界の定説である。

韓国が1990年代、民主化で左翼思想が解禁された後、それまで
忌避されていた日本のいわゆる進歩的文化人や左翼系知識人たちがよく招かれ、セミナーやインタビューなどでもてはやされた。この時、
筆者は「これも日本の中古品の輸入かな」と皮肉ったことがある。

韓国ではこのところ国際会議やセミナーに日本の政治家が招かれ、しきりに
安倍政権批判を言わされている。いずれも
元首相の村山富市、福田康夫、菅直人氏らでマスコミで大もてだ。

中古品といっては失礼だが彼らも日本では一応、政治的役割を終えている。
ただ考えようによっては韓国でこんなに重宝がられているのはありがたい
ことかもしれない。
昔も今も古くなった日本のものを評価し大事に使ってくれているのだから。
一衣帯水-日韓の交流・協力はこれほど深いのだ。(黒田勝弘)

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