2016年1月31日日曜日

韓国産業界の実態、韓国

韓国大手の日本語電子版もつ新聞社もさすがに今日の日本語版には載せることは
できなかったか~~~、
日本は韓国の優勝自動販売機とか吹きに吹きまくっていたが、それとも不味い
経済状況のため、何かの時のため日本への自制か・・・
インドネシアで膨大な赤字を出しブラジルにも手をだして~~~
浅はかなんだよ~~~。

ポスコは初の赤字、東部製鉄は売却めど立たず
韓国鉄鋼業界に大寒波
   
前例ない不況にあえぐ韓国鉄鋼業界はますます苦境に陥っている。
業界5位の東部製鉄の売却が難航する中、業界トップのポスコは昨年、
初の赤字に転落した。
東国製鋼はブラジルの一貫製鉄所の建設遅延に加え、ブラジルの通貨レアルの
暴落で財務リスクが拡大している。

東部製鉄に買い手付かず

禹惟哲(ウ・ユチョル)現代製鉄副会長
「東部製鉄買収を公式に検討したことはない」

韓国鉄鋼各社の経営者は最近、東部製鉄を買収する意思はないと公言した。
相乗効果が望めない上、現在のような不景気で生産設備を増やすのは無理だと
判断したためだ。
東部製鉄の売却主幹事である韓国産業銀行と野村証券は、中国、
インドの鉄鋼メーカーにも打診したが、関心を示す企業は全くないという。
世界的に鉄鋼製品は供給過剰で、海外の鉄鋼メーカーも東部製鉄買収には
後ろ向きだ。

ある鉄鋼メーカーの幹部は
「今年鉄鋼メーカーが最も重視すべきなのはキャッシュフローであり、
一歩間違えば会社の存立自体が危うくなる。
そうした状況で負債が3兆ウォン(約2970億円)に達する東部製鉄を安易に
買収する会社はないのではないか」と話した。

資金難に苦しむ東部製鉄は2014年7月、債権団による共同管理下に置かれた後、昨

年10月に債権団主導の経営再建を開始した。
業界では東部製鉄が大宇造船海洋のように、長期にわたり債権団を
大株主にするのではないかという観測も浮上している。
大宇造船海洋は2001年に公的資金2兆9000億ウォン(約2880億円)の投入を
受け、産業銀が筆頭株主となっており、15年にわたり売却先が見つかっていない。

ポスコは赤字転落、子会社売却推進

ポスコは昨年、連結ベースで赤字に転落した。
これまで四半期ベースでの赤字はあったが、通期での赤字は1968年の設立以来
47年間で初めてだ。
ポスコグループの純利益は2013年に1兆3500億ウォン(約1340億円)あったが、
14年に5567億ウォン(約552億円)に落ち込み、昨年には赤字に転落した。
先月には設立以来初めて、国内子会社が経営破綻した。
法定管理(会社更生法適用に相当)中のポスコの孫会社、ポスコハイアルは、
売却先がなく、破産手続きが進んでいる。

こうした中、ポスコは昨年から韓国国内で経営状態が悪い系列企業を再編し、
来年までに子会社を半減させる計画を立てた。
昨年までに19社を売却・清算したのに続き、今年は35社を売却または清算する
方針だ。
投資銀行関係者は「整理対象の系列企業は大半が赤字で、業績も悪いため、
投資家の立場では買いたい企業がない。適正価値で売却するのは難しい状況だ」と
指摘した。

昨年、世亜グループに抜かれ、業界4位に転落した東国製鋼は、グループの
財務構造を改善し、債権団の出資転換を解消するため、子会社の国際綜合機械の
売却を進めている。
国際綜合機械は東国製鋼が50.82%を出資し、2014年には
売上高2094億ウォン(約207億円)、営業利益49億ウォン(約4億8500万円)を
挙げた健全な子会社だ。
東国製鋼はこれまで業績に貢献してきた厚板部門まで収益性が悪化し、
浦項の第2厚板工場を閉鎖。本社社屋であるソウル中心部の
「フェラムタワー」とポスコ株式(0.23%)を全て売却した。しかし、
ブラジルの一貫製鉄所建設事業が遅れ、ブラジルレアルの暴落などで
財務リスクが依然大きい。

韓国鉄鋼協会の宋在彬(ソン・ジェビン)副会長は
「鉄鋼業界が直面する試練はあまりに深刻だ。
イランなど新興市場を積極的に開拓するとともに、設備の統廃合など業界の
構造調整も避けられない」と指摘した。

辛殷珍(シン・ウンジン)記者 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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