2016年4月10日日曜日

この日曜日も「自虐コラム」、韓国

そう、お終いにすべき、だが終わらないだろう・・・
終わればそれは韓国がこの地球上から消滅した時に他ならない・・・
韓国はどうしたのかな・・、先週の日曜日も「自虐コラム」で、あの安重根は
烈士ではないのか、烈士の息子がさびしい生涯を終え、親日の息子たちは
自分たちで稼いだ財産まで没収されれば・・・
愛国、愛国と叫んで同族を傷めつければ・・・韓国人は団結力は
どうとか云っていたが、いざ有事の際はどうなのか~~な・・・

【コラム】親日派問題、韓国人同士でいがみ合う悲劇
     敵は外にいる

ソウル市は今月初め、ホテル新羅が提出していた韓屋(韓国伝統家屋)
様式ホテルの建設案を許可したが、韓屋ホテルの建設予定地は、かつて
朝鮮総督府が伊藤博文を祭るために建立した「博文寺」のあった場所だ。
この地で1939年安重根(アン・ジュングン)の息子、
安俊生(アン・ジュンセン)は伊藤博文の息子に対し
「父に代わり謝罪する」と許しを請い、この一件を機に安俊生は
「変節者(信念・主義・主張を変えた裏切り者)」のレッテルを
貼られることとなった。

その後、安重根の孫娘、ファン・ウンジュ氏は、おじの安俊生について
「伊藤博文を射殺した『殺人者の息子』という呪縛に苦しめられて
つらい人生を送ってきた。また、
あの日の謝罪は日帝(日本帝国主義)の懐柔と圧力によって
強制されたものだった」と主張したが、評価は変わらなかった。どんなに
執拗(しつよう)に懐柔され、残忍な脅迫を受けたとしても、安俊生が
あのとき折れなければ、韓国は民族的英雄の息子が親日反逆者になるという
理不尽な歴史に直面することはなかったはずだ。

今年初め、韓国のガールズグループ「TWICE」の台湾出身メンバー、
ツウィがテレビ番組で台湾(中華民国)の「国旗」を振ったことが波紋を
呼び、ツウィが中国に謝罪するという事態が起きた。いっそのこと
歌手をやめてしまえばいいのに、なぜ謝罪したのだろうと思った。ところが
台湾の人々は、ツウィを集中的に非難することはなかった。逆に動画を
公開した台湾出身の歌手ファン・アンを糾弾する集会を開いた上、謝罪を
強要したとしてツウィの所属事務所JYPエンターテインメントと中国の
ネットユーザーを一様に批判した。
台湾の人々はさらに、ツウィを団結の求心点と考えた。ツウィは
「謝罪事件」の後、台湾の人々の拍手喝采を浴びながら台湾に帰り、
中卒検定試験を受けたが、安俊生は植民地支配からの解放後にひっそりと
(中国から韓国に)帰り、病魔と闘いながら寂しい死を迎えた。

安俊生による1939年の謝罪は、朝鮮総督府の役人が同行したと考えると
「演出されたショー」だったのは明らかだ。従ってわれわれは
安俊生ではなく、彼を脅迫した朝鮮総督府を糾弾すべきだったのだ。しかし、われわれは加害者の前で被害者同士が争うという道を選び、その被害者を
殺そうとまでした。
日帝は安俊生の謝罪を大々的に報道することで、この争いをあおった。一方、中国はそうすることはできなかった。台湾の人々の反応を見守った末、
事態を早急に収拾する道を選んだ。

最近、ソウル市教育庁(教育委員会に相当)が親日人名辞典を市内の学校に

一方的に配布した。ソウル市庁の図書館に行き、3冊からなる分厚い名簿を
読んでみた。4390人にも上る親日の人物のリストを子どもたちが目に
すれば、民族的な侮蔑感を感じるだろう。そう考えると残酷な気がした。

または「親日だったのは事実ではないのでは?」と深く考えるだろう。
果たしてそう言うことはできるだろうか。親日人名辞典の収録対象には
「毎日新報・満鮮日報など(朝鮮総督府の)国策機関紙の局長級以上と、
論説部長、論説委員」が含まれている。このうち毎日新報は
民族紙だったが、庚戌(こうじゅつ)国恥(日本による韓国併合)以降、
一夜にして朝鮮総督府の機関紙になるという悲運を味わった。
同紙の記者の多くはその後、親日の記事を書いた。

しかし、1918年12月8日から12日まで5回にわたって同紙に掲載された
シリーズを読むと、考えが変わってくる。当時、
日帝は英親王と李方子の結婚を機に「日本と朝鮮は一つ」と宣伝するよう
毎日新報に指示した。
記者たちはその指示に従った。しかし記者たちは「朝鮮人たちは日本の女と
結婚し、順調に暮らした」と書いたにとどまらず
「子どもたちも日本語しかしゃべらず、日本人として生きていく」という
事実も報じた。
これは親日の証拠なのか、抗日の証拠なのか。植民地支配下の朝鮮人たちは
この記事を読んで憤る一方、抗日精神を鼓舞するという本心を行間に込めた
記者の意図を見抜いてほほ笑んだ。
親日人名辞典にはこのような陰での奮闘が反映されていない。
歴史の加害者の前でわれわれ被害者同士がかみ付き合うという悲劇は、もう
おしまいにすべきだ。

世論読者部=金泰勲(キム・テフン)部長 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

0 件のコメント:

コメントを投稿