2017年3月14日火曜日

韓国大統領選:「米国にノー」文在寅氏に対する米国の見方

そりゃ、ノムタンの首席秘書官だろう、思考回路はおなじだろうよ、
最悪の場合は北朝鮮に吸収されてしまうよ~~~、それとも「なあなあ」
づくしで数年、最後はノムタンと同じ運命かな~~~
   
韓国大統領選:「米国にノー」文在寅氏に対する米国の見方

米紙ニューヨーク・タイムズは11日(現地時間)、共に民主党の
大統領候補予備選挙に出馬する同党前代表・文在寅(ムン・ジェイン)氏のインタビューと関連記事を掲載した。同紙は
「文在寅氏は自分自身を『米国の友人』と呼び、韓米同盟を韓国外交の
根幹だと言った」「それと同時に、
『韓国は米国にNO(ノー)と言うことを覚えるべきだ』とも言った」と
報じた。ところが、
文在寅氏側は12日、「『ノーと言うことを覚えるべきだ』と
発言したことはない」と言った。
するとニューヨーク・タイムズ側は「インタビューで言った言葉を
書いたのではなく、同氏がこのほど出した本で述べている言葉を
書いたものだ」と反論した。これと共に
「金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を北朝鮮の指導者だと
認めなければならない」という発言も問題になった。
ワシントンの外交消息筋は
「米国の官民では『進歩系性向が強い文在寅氏は北朝鮮に友好的であり、中国接近路線で行くのではないか』と見ている。
進歩系か保守系かに関係なく、米国の主要メディアが文在寅氏に関する
報道を増やしているのも、こうした懸念のためだ」と語った。

文在寅氏関連記事は、11日付ニューヨーク・タイムズの1面と9面に
分けて掲載された。
文在寅氏はインタビューで、「我々は北朝鮮住民を我が民族の一部として受け入れなければならず、いや応なく金正恩委員長を彼らの指導者として、そして我々の対話の相手として認めなければならない」
「トランプ大統領も私と同じ結論に到達することを望む」と述べた。
同氏はまた、終末高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備・展開について、「なぜこのように配備を急ぐのか理解できない」と語った。

政界では、このインタビューをきっかけに同氏の対米・対北朝鮮観に
対する論議が再び巻き起こった。政界関係者は
「米メディアが文在寅氏に対し関心を寄せているのは、THAAD批判や
開城工業団地再開などに関する同氏の複数の発言のためだ」と語った。
自由韓国党(前セヌリ党)所属の洪準杓(ホン・ジュンピョ)
慶尚南道知事は同日、「(文在寅氏の発言は)結局は左派を
結集させようという反米扇動に過ぎない」と、保守系「正しい政党」の
劉承ミン(ユ・スンミン)議員は「このような候補を大統領に選んだら、韓米関係は根幹から揺らぐだろう」と言った。
野党「国民の党」朴智元(パク・チウォン)代表は「(文在寅氏が)
14年前の参与政府時代に戻ろうとするのは、あってはならないことだ」と語った。

すると、文在寅氏側は12日のインタビューの録音記録を一部公開し、
「インタビューでこのような発言をしたことはない」と反論した。
録音記録によると、記者は今年1月に発売された同氏の対談集を取り上げ、「『韓国の外交官はあまりにも親米的で、米国を拒否することが
できない』と言ったが、どんな意味なのか」と質問している。
文在寅氏はこれに対して、韓米同盟の重要性に触れた上で、
「だが、その関係があまりにも一方的であってはならない」と
答えている。
ニューヨーク・タイムズ側は本紙の電話取材に、
「『ノー』という部分は文在寅氏の対談集から引用したものだ」
「記事はインタビューだけでなく、彼の思考・経歴のすべて
紹介したものだ」「(発言に)ない言葉を記事にしたわけではない」と
言った。
文在寅氏は対談集で「私も親米だが、今は米国の要求に対しても交渉し、『ノー』と言える外交が必要だ」と語っている。
文在寅氏も自ら弁明に乗り出した。
同氏はこの日、記者団に「金正男(キム・ジョンナム)氏殺害で
明らかになった凶悪で無慈悲な点は決して認められない。しかし、
我々は北朝鮮に圧力を加えて制裁するにしても、対話をするにしても、
その相手の実体としての金正恩委員長を認めざるを得ない」と説明した。

文在寅氏側は「間違った認識に基づく米メディアの報道には積極的に
弁明していきたい。執権初期に韓米関係がこじれては困る」と言った。
しかし、政界では文在寅氏が大統領に当選すれば、盧武鉉政権時の
韓米間の確執が再現されるのではとの懸念も出ている。
盧武鉉元大統領は2002年の大統領選挙時、
「反米だから何だというんだ」と発言、政権初期にもそうした
基本姿勢を崩さず、政府内では「韓米同盟派」と「自主派」が
衝突した。

鄭佑相(チョン・ウサン)記者 , 黄大振(ファン・デジン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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