2017年5月22日月曜日

】韓国特使の扱いが分かる2枚の写真

三跪九叩頭(さんききゅうこうとう)の礼,これはすべての国々が
そうしたでは無く、韓国・朝鮮人のみだ、
その証拠に迎恩門での中華使者を迎える為にもしただろう、清の太宗とは
「ヌルハチ」の事か、彼から明国攻めを手伝えと云われ、拒否し、そして
半島を45日間で制圧され、明国攻めの先鋒に使われ、ヌルハチの前で
忠誠を誓った、証が「三蹴九叩頭」の礼の義務だろう、1639年の
条約がそれだろう。
   
【萬物相】韓国特使の扱いが分かる2枚の写真

朝鮮王朝の第16代国王・仁祖(1595-1649)は清の太宗の足下で
三跪九叩頭(さんききゅうこうとう)の礼を行った。
これは3回ひざまずいて頭を下げ、そのたびに頭を地面にたたきつけるというものだ。当時、
清国皇帝の臣下は皇帝の前で誰もがこれをしなければならなかったと
いう。
他国からやって来た使節も同じだった。
これが外交問題となったのは、いわゆる「中華秩序」の外にあった
西洋諸国が中国と交流するようになってからだ。

1793年、イギリス国王ジョージ3世の親書を携えてきた英国の
外交使節に対し、中国はこの三跪九叩頭を行うよう求めた。
それから23年後に派遣された使節団も同じような求めを受けたことから、英国はたちまちその牙をむき、武力を前面に出して大陸に
攻め込み始めた。中国が外交使節に立ってあいさつを行う「立礼」を
認めたのは、英国によるこの砲艦外交に屈したからだ。

1883年には国王の親書を持って米国にやって来た朝鮮の外交使節の
様子を描いたイラストが現地の新聞に大きく報じられた。
使節は閔泳翊(ミン・ヨンイク)や洪英植(ホン・ヨンシク)など
朝鮮で絶大な力を誇っていた人々だが、彼らは事大を当然と思って
いたためか、米国大統領の執務室に入る前に膝をついて深々と頭を
下げる様子がイラストに描かれていた。
当時のアーサー大統領も戸惑ったようだ。握手をしようと
差し出そうとした右手を下げることもできず、困った表情で彼らを
見下ろしていた。
アーサー大統領は普段は礼などしなかったが、通常よりも深く腰を
曲げて丁重に使節団を迎えたという。

大した武力もなかった弱小国の朝鮮は、生き残るために
三跪九叩頭のような屈辱も拒絶しなかった。
朝鮮王朝時代初期、明に派遣されたある使臣は、王妃が逝去したため
明の太祖が下賜した服を着ず喪服を着たが、これが
「皇帝を侮辱した」と見なされ首をはねられた。
朝鮮はこのような屈辱を受けてもどうすることもできなかった。
もちろんこれは数百年も前の話だ。

一昨日の朝鮮日報に米国のトランプ大統領、
中国の習近平・国家主席が韓国から派遣された特使と共に撮影した
写真が掲載された。
1枚はトランプ大統領が一人座り、それ以外は横に立つ様子が
写っていた。
一方の習主席は4年前に韓国の特使と並んで座り対話を交わしたことが
あるが、今回の写真を見ると特使をテーブルの遠くに座らせていた。
財閥の会長に報告しに来た子会社の社長のような扱いだ。
米中首脳はいずれも個性的なキャラクターを持っている。
トランプ大統領については今更説明する必要もないし、習主席も徐々に
「皇帝」のまねをするようになったという。
特使は国を代表する立場にあるため、訪問先ではその国のトップと
並んで座るケースが多い。
ただ韓国がこのような問題に過敏に反応し過ぎるという指摘もある。
日本は国益のためなら大国に卑屈な態度をも意図的に演出する。
いずれにしてもこの2枚の写真が韓国外交の今後を予告するものに
ならないよう願いたい。

鮮于鉦(ソンウ・ジョン)論説委員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

0 件のコメント:

コメントを投稿