2017年6月16日金曜日

副首相兼教育部長官に指名された金相坤,盗用疑惑確信犯

2006年と云えばノムタン政権のころだろう、当然ムンタンもいたはず
それなのに、論文盗用した候補者推薦してる訳か、おそらく選挙事務所で
選挙応援したのだろうよ。
朴前大統領を蝋燭デモ弾劾し、罷免に追い込み民衆革命だ~~だ、
なんて騒いでいた去年のスローガンは何処にある、今の政権に
蟻の一穴でもろくにも崩れ去るのが今の政権だわ。

【社説】他人に厳しく自分に大甘、金相坤氏に良心はあるのか

副首相兼教育部(省に相当)長官に指名された金相坤(キム・サンゴン)元京畿道教育監(教育委員会の教育長に相当)は
全国教授労働組合委員長だった2006年7月、当時の
金秉準(キム・ビョンジュン)教育副首相を厳しく非難する声明を出した。当時、金秉準氏は論文の盗作や二重掲載などの疑惑が表面化していたが、これに金相坤氏は「彼(金秉準氏)は道徳的にも教育的にも学生の
教育を指揮監督し、大学教授の研究を後押しすべき教育副首相の資格は
すでに失っている」などと厳しく非難した。

金相坤氏はさらに「大統領府と与党の道徳心の欠如も指摘せざるを
得ない。
正当な要求には耳をふさぎ、自ら正しいと考えることは自慢し自閉に
なる集団の典型的な態度だ」などとも主張した。その上で
金相坤氏は「彼(金秉準氏)が大韓民国における教育政策のために
できる唯一のことは、一日も早く辞任することだ」と露骨に辞任を
要求した。
結果的に金秉準氏はそれから18日後に副首相を辞任した。

ところが今回、金相坤氏は自らの博士論文と修士論文のいずれも他人の
論文を盗用したとの疑惑が持ち上がっている。
博士論文は国内外の9種類の文献から44カ所を引きながら引用元を
明記しなかったため、ソウル大学研究真実性委員会から
「研究不適切行為」との指摘を受けていた。
修士論文に至ってはなんと130カ所で盗作の疑いが指摘されており、
ある部分では別の論文を完全に書き写していた。
それでも結果的に教授とはなったが、大学や研究所における30年の
在職期間中、それなりに知られた著作や論文は上記の博士論文と
修士論文を除けばわずか1本しかない。
このような人物が本当に「教授」などと呼べるのだろうか。

金秉準氏も論文の盗作疑惑が指摘されたが、その内容は金相坤氏ほど
深刻なものではない。しかも金秉準氏は金相坤氏と比較にならないほど
多くの論文を書いた研究者だ。
「泥棒は足がしびれる(気がとがめる者は自分からぼろを出す)」と
いうことわざがあり、また最近は
「自分がやればロマンス、他人がやれば不倫」という言葉もある。

聖書も「人を裁けばそのはかりで自分も裁かれる」と教えている。
11年前に教育副首相を厳しく裁き追及した金相坤氏が今これらの言葉を
思い起こせば、今の副首相兼教育部長官候補という立場には
一日たりともいられないはずだが、
金相坤氏にはその程度の良心もないのだろうか。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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