2017年7月7日金曜日

今こそ正直になる時が来た=韓国

ほんと、矛盾した国、こんな風にまさに口で正論だと主張するような
記事を載せてもなんにもならない。
要は国民の基礎、国家の国力は国民の教育にある、1980年代、
太陽政策がもたらした教育界の腐敗・共産主義に汚染された教育界を
どうにかすべきだろう。

【中央時評】今こそ正直になる時が来た=韓国(1)
2017年07月05日14時51分 [中央日報/中央日報日本語版]

先日、コンピュータゲームを楽しんでいた息子から、誇らしい一方で、
同時にあきれるような話を聞いた。
各種コンピュータゲーム世界ランキングで韓国の選手が最高の地位を
占めているという。しかも、
その実力がどれくらい優れているかというと、ゲームの開発者が韓国の
選手がゲームをしている様子を見て

「ああ!そういうこともできるのか…」と感心するほどだという。

このような創造力と根性は韓国人の心理的特性、主体性に関連している。主体性が高い韓国人は自ら主人公になりたがるため、強い成就欲求と
それを達成する推進力、特に自ら判断して状況的困難と制約を克服する
思考力を有している。
このような欲望・根性・創造力は世界に類を見ない
経済発展の原動力だった。

だが、事実、このような韓国人の主体性は同時に規範や原則、法律を
自分勝手に超越できる能力も同時に与えた。
圧縮成長の過程で数多くの神話を見ると、当時存在した法律の弱点を
利用したり、ひどい時には法や規範を違反したりする事例が
含まれている。
大企業の事業家や政治家だけがそうしたのではなかった。多くの国民が
慣例という認識と無関心の中に、交通違反や違法駐車、節税(脱税?)、会社公金の私的使用(横領?)、接待、寸志(賄賂?)、
韓国式会食文化(セクハラ、売春?)、飲酒運転など各種大小の
法規違反に直・間接的に関与してきた。今の基準で考えるなら、すべて
罰金や監獄に行ってあまりあるものがひとつやふたつではなかった。

最近進められている人事聴聞会を見ると、このような韓国の素顔が
そのまま表れている。
今の常識であまりにも当然に見える大統領選挙公約
「5大不正排除」の基準を守れば通過できる長官候補がほとんどいない
ほどだ。
偽装転入、論文盗作、脱税、不動産投機など、その内容も多種多様で
広範囲にわたる。
国民は「長官候補という人間がどうしてあんなことを…」と
舌打ちしている。だが、
事実は圧縮成長の時代を経てきた既成世代は、その相当数がそのような
あきれたことを直接主導したり、手伝ったり、ほう助したり、
もみ消したりした過程に関与してきて、その一部が今になって
長官候補になったと見るのがより的を得ている。
国務委員内定者に対する人事聴聞会が2006年に始まったため、
長官候補が現在60歳なら、ほぼ50歳になるまでそのような
5大不正の問題性をまともに認識できず、約25年の社会生活を
送ってきたのだ。
そして彼らの中から選ばれし者が、今、長官候補になったのだ。

特に、現在の長官候補は太公望のような人間ではない。
家族の世話もせず、釣りをしながら座っていたところ、突然、
賢者を求めて土地から土地を巡っていた周の文王に見出され、宰相に
抜擢される、そのような神話はこれ以上存在しない。
既成世代は子どものころから立身出世して不憫な家族を
世話しなければならないという切迫感で勉強し、努力して各種試験や
競争に打ち勝ってきた戦士たちだ。
この戦士たちはもともと他の人々よりも欲も強く、負けず嫌いで能力も
高いため、何をすれば勝てるのか、よく心得ている人々だ。
ところが聴聞会が導入される前に、韓国社会がこの戦士に教えた戦いの
ルールは今のルールとは違った。
そのため、彼らは学んだ通りに競争し、今、彼らのうち競争で
勝ち残った者が聴聞会場に座っているのだ。

だからといって、決して現在問題になっている長官候補の過ちを
理解したり保護したりしようとするのではない。
もう少しはっきりと選択する時が来たということだ。
そのような競争を打ち勝ってきた戦士たちのうち、今の聴聞会の基準を
通過できる人がどれくらいいるだろうか。もし、
その数が主要職を充足するほどでないなら、果たしてどうするべきか。
その現実を青瓦台(チョンワデ、大統領府)は知っているだろう。
特に、今回の政権は相対的にクリーンだと自ら主張しているため、
彼らの周辺を見回してみると、韓国の現実がそっくりそのまま
見えるだろう。

選挙公約で5大不正排除をまるで実現するかのように叫び、今は
「十分に検証する時間がない」と弁解するのは困る。では時間をより
多く取ればそれでいいのか。
それなら時間を設けて他の人を探してみよと国会が聴聞報告書を
拒否しても、無視する理由は何か。
今回だけ見逃せば、第2次内閣の長官人事では5大不正のない
人事だけですべて充足すると約束できるのか。
そのような人材がいないと明らかにすれば、自分たちも過去の政権と
似てくるから認めたくないのか。でなければ、
未来に別の政権の聴聞会で自分たちもうまく乗り切らなくては
ならないから、今はごまかしてぐずぐずしているのか。
総合的に判断すればやはり「私だけは許される」のか。

公約も文在寅(ムン・ジェイン)大統領が掲げ、その公約を破るのも
大統領がしている。
今こそ正直になる時が来た。今すぐに大統領自ら、私たちの現実を
ありのまま国民に知らせ、私たちの過去・現在・未来に対する
社会的合意を引き出さなければならない。

  ホ・テギュン/高麗(コリョ)大心理学科教授

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