2017年9月21日木曜日

北朝鮮の譲歩引き出せるか,米国大統領の国連演説

米国大統領が国連で演説自体がめずらしいことではないのか~~、米国の
強い意志を示したことに世界の大使たちが、どよめいたと聞けば、北朝鮮
の大使が、途中退席したとか・・・
北の大使も演説するらしいが、かっての日本の様に脱退演説して、焦土の
道へと進むのか~~~??、だけど解らないと云うの現状だろう

北朝鮮の譲歩引き出せるか 
北の独裁体制“命の危機”で過去に2度譲歩

(1/2ページ)【北朝鮮核実験】

国連総会の一般討論で演説するトランプ米大統領=19日、
ニューヨークの国連本部(ゲッティ=共同)

「北朝鮮はすさまじい人権侵害を行っている!」。

国連演説でトランプ米大統領が横田めぐみさん(52)=
拉致当時(13)=拉致に言及し、北朝鮮を厳しく批判した。
軍事攻撃も辞さない姿勢を明確に示す米国指導者が“拉致”を
持ち出して糾弾したインパクトは大きく、北朝鮮の反発が
想定されるが、金正恩政権の出方は見通せない。

ただ、救う会会長の西岡力麗澤大客員教授は
「初の日朝首脳会談に至った2002年当時のような交渉の構図が
再現できれば、拉致問題で北朝鮮から譲歩が引き出せるかもしれない」と指摘する。

これまで核開発問題をめぐって北朝鮮が譲歩したのは2回。いずれも、
北朝鮮の政権が米軍の軍事的圧迫で存続の危機を自覚した結果だった。

最初は1994年、寧辺の原子炉でのプルトニウム生産が
発覚したときのことだ。当時は、
米国が核施設への攻撃を準備するなど、衝突が切迫していた。

2回目が、米国がテロとの戦いを展開していた2002年だった。
対テロ戦では既にアフガニスタンを攻撃。イラクもターゲットに
入れ始めていた。同年1月、
ブッシュ大統領が金正日政権を「悪の枢軸」と非難したことで
北朝鮮が本気になった。

当時官房長官だった福田康夫氏も12年、産経新聞の取材に、
ブッシュ発言から北朝鮮の態度が変わったと明かしている。

(2/2ページ)【北朝鮮核実験】

自ら攻撃対象となるかもしれない恐怖を感じた北朝鮮は、日本に
米国へのとりなしを求めてきていた。
日朝首脳会談はその流れの中の出来事だった。

西岡氏は「独裁者は命が危ういと判断したときだけ譲歩する。
米国の軍事攻撃の恐怖から逃れるため、対米支援の姿勢を示していた
日本をカードとして使ったのだろう。
小泉純一郎政権にすり寄り、譲歩したものだ」と分析する。

今回も、強い軍事圧力と強固に米国を支持する日本の姿勢-という
条件は一致している。
“02年型の譲歩”は、米国の軍事圧力に屈した北朝鮮が日本に対して
米国との取りなしを求める代わりに譲歩したケースだった。

めぐみさんの母、早紀江さん(81)は今回の演説に
「大きなチャンス」と期待を寄せる。

日本政府には圧力を維持する一方で、北朝鮮側から発信される
対話転換サインをぎりぎりまで探ることが求められそうだ。

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