2017年9月3日日曜日

中華の未来志向って何なんだ

この海兵隊が創設された時、日本との尖閣で緊張がかなりあった時分だ
ネットにかなり動画がアップされていたが、映画の撮影みたいだったが~
所詮、メンツの国、まずは見せかけ、さ程の訓練もしてないのだろう。

尖閣侵攻力さらに…中国、海兵隊を海軍直轄に格上げ 
台湾の報告書指摘

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【台北=田中靖人】台湾の国防部(国防省に相当)は2日までに、
中国の軍事力に関する年次報告を立法院(国会)に送付、
海軍陸戦隊(海兵隊)を南海艦隊の傘下から海軍直轄に格上げしたと
指摘した。
習近平国家主席が主導する軍改革の一環で、陸軍の関連部隊との連携も
強化しており、台湾や尖閣諸島(沖縄県石垣市)など
島嶼(とうしょ)への侵攻能力を高めていることがうかがえる。また、
2020年までに「台湾への全面作戦能力を完備する」計画を着実に
進めていることも改めて浮き彫りになった。

 ■横断的な運用可能に

報告書は8月末に非公開で立法院に送付され、産経新聞が2日までに
入手した。海兵隊は従来、担当海域別に3つある艦隊のうち、主に
南シナ海を担当する南海艦隊の下に2個旅団の存在が確認されていた。
報告書は、海兵隊が「全体的な運用拡大に資する」ため、各艦隊と
同列に昇格したと指摘。
管轄にとらわれず横断的に運用できるようになったとみられる。

この結果、海兵隊は東シナ海の尖閣諸島などにも投入される可能性が
裏付けられた。
新型の装備が次々と配備されている上、「陸軍の再編部隊との連携」も
指摘された。具体的にどの部隊かの記述はないが、
水陸両用師団とみられる。

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中国の水陸両用部隊の装備や訓練の強化は、米国防総省の6月の
年次報告書でも指摘されていたが、組織体系の変更が明らかになったのは初めて。

 ■遼寧は空母打撃群を形成

報告書はまた、中国初の空母「遼寧」が昨年末、台湾を事実上、
周回した際、台湾南部の防空識別圏(ADIZ)内に進入していたことも明らかにした。遼寧が空母打撃群を「ひそかに」編成し、航行中に
南シナ海などで随伴艦や艦載機と連携して実施した訓練では、
基本的な防空、対艦作戦能力を示したと分析。限定的な遠洋航海能力も
備えているとした。

今年7月に爆撃機、轟(H)6が台湾海峡の中間線に沿って飛行した
事例は「初の戦闘飛行だ」と指摘。台湾に対する軍事的な威嚇が
常態化している実態を強調した。また、
中距離弾道ミサイル(IRBM)の「東風(DF)26」を
対艦弾道ミサイルに分類。同じく対艦弾道ミサイルのDF21Dや
H6と並び、米軍の来援を遅らせる可能性があるとした。

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一方、台湾本島への侵攻能力については、軍事的な威嚇や海空域の
封鎖、ロケット軍によるミサイル攻撃の可能性は高いとしながらも、
大規模な上陸作戦能力は現時点で備わっておらず、可能性は低いと分析。将来はサイバー攻撃や、核を高高度の上空で爆発させる
「電磁パルス作戦」も選択肢に入ると指摘した。

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