2017年11月3日金曜日

核戦争におびえる平壌市民

そりゃま、国内向けには何かはやるだろうが、北朝鮮では市民が
核さえ持てば、米国が譲歩し経済が回復し、豊かになれるとか
それが、政府の言う事と真逆、いつまで待てばいいのかと、それに
平壌にすむ市民は核戦争の恐怖におびえていると~~か

ミサイル施設に動き トランプ氏の日韓中歴訪を牽制か 
韓国情報機関が分析
 【ソウル=桜井紀雄】

韓国の情報機関、国家情報院は2日、北朝鮮の平壌にある
ミサイル研究施設で最近、活発な車両の動きが捕捉されたと国会で
明らかにした。
近く弾道ミサイルを発射する可能性がある。
トランプ米大統領の5日からの日韓中歴訪を前に、あえて動きを
見せつけることで牽制する狙いもうかがえる。

核実験と核弾頭の小型化に向け、年内にも北西部、寧辺の原子炉で
使用済み核燃料棒の再処理を進める可能性があるとも分析した。

北東部、豊渓里の核実験の坑道の一つは
「いつでも実験が可能な状態」で、
 別の坑道の掘削も再開したと説明。一方で、
9月に6回目の核実験を強行した坑道はその後、余波とみられる
周辺での4度の地震で損傷した恐れがあるとの見方を示した。

韓国の仮想通貨「ビットコイン」の取引所や銀行、証券会社を
標的にした北朝鮮の犯行とみられるハッキングも複数回捕捉。
北朝鮮の工作機関、偵察総局傘下の組織が主導し、
制裁強化でIT要員の海外派遣が難しくなる中、足がつきにくい
ビットコインの奪取を狙って情報収集していると指摘した。

また、金正恩政権が幹部に対する動向監視を強め、しばらく
途絶えていた粛清を再開したとも報告。ミサイル発射の祝賀行事を
1面に掲載しなかったとして、労働新聞社の幹部数人が
労働教化所送りにされたほか、平壌の高射砲部隊の幹部が
腐敗嫌疑で処刑されたとしている。

習近平氏の答礼を1面トップに掲載 「関係維持が本音」
内向き宣伝狙いか…中朝で続く探り合い

【ソウル=桜井紀雄】中国の習近平国家主席は1日、共産党総書記
再選に際して北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)
朝鮮労働党委員長が送った祝電に対し「心から謝意を表す」と
答礼する返信を金委員長宛てに送った。
朝鮮労働党機関紙、労働新聞は2日、習氏の返信を1面トップに
掲載。北朝鮮が国連制裁で孤立を深める中、習政権が金委員長を
尊重していると国内向けにアピールする狙いがみえる。

習氏は返信で「新たな情勢の下、中国側は(北)朝鮮側とともに
努力し、両党・両国の関係が持続的に、健全かつ安定的に
発展するよう推進する」と記した。
習政権は、国連安全保障理事会の対北制裁決議に賛成する一方で、
北朝鮮との関係をつなぎとめる意思を表明した形だ。

北朝鮮の貿易の9割を依存する中国が制裁を厳格に履行すれば、
経済的打撃は計り知れない。
金正恩政権は、中国の制裁参加に不満を示しつつも、
「中国は、本音では関係維持を望んでいる」と国内向けに喧伝する
必要があったようだ。

韓国紙、東亜日報によると、北朝鮮の9月の建国記念日や10月の
党創建日に各国首脳が送った祝電は昨年に比べ、3割以上減少。
エチオピアやインドネシア、カンボジアといった伝統的友好国も
祝電を控え、国際的孤立を印象づけた。

習政権は、党大会閉幕後にベトナムやラオスと特使の相互派遣を
行っている。
具体的な関係修復に向け、北朝鮮にも党高官を派遣するのか
注目される。

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